吐 竜 の 滝

JR小海線の甲斐大泉の駅を須玉方面に少し下り、標識に従って左折すると清里高原道路に
入っていきます。途中川俣渓谷に架かる八ヶ岳高原大橋(長さ490m,高さ110m)の上からの
眺めは素晴らしく、北には森の先に八ヶ岳(赤岳、権現岳)、南には富士山、南西には南アル
プス(甲斐駒ヶ岳、北岳、鳳凰三山)、真下には川俣渓谷が見えます。橋の両側に駐車場が
ありますが、清里側の駐車場は橋のすぐそばです。橋には北側に歩道がありますから景色を
見ながら歩いて渡ることが出来ます。


   
         八ヶ岳高原大橋          八ヶ岳高原大橋より眺めた八ヶ岳山麓


八ヶ岳高原大橋の下、川俣渓谷の東沢に吐竜の滝があります。甲斐大泉側から入っていくと
車で約15分位で専用駐車場に着きますが、清里高原大橋の清里側、小海線をまたぐ手前で
下りて行くと5分位で駐車場につきます。駐車場から遊歩道を10分くらい歩くと上に小海線の
鉄橋が見えます。その先の小さな橋を渡ると水の落ちる音が聞こえ、滝が見えてきます。
遊歩道のあちこちでは三脚を据えて写真を撮る人、絵を描く人、ハイキングの人がいます。
吐竜の滝の名前は、竜が水を吐くように清水が岩の上を流れ落ちるところから付いたと言われ
ています。


  
         小海線鉄橋                      吐竜の滝

  
          吐竜の滝                     川俣川東沢渓谷


                                             (2005・11・14)