日本画家平山郁夫さんと夫人の美知子さんが収集してきたシルクロ−ドにまつわるコレクションの展示館「八ヶ岳シルクロードミュージアム」が1999年夏JR小海線甲斐小泉駅前に開館した。毎年決めたテーマにそった作品が展示される。
1999年 「シルクロードの絆」
2000年 「カシミール毛織錦展」
2001年 「シルクロードの女神と貴婦人たち」
2002年 「シルクロ−ドの土と形」
2003年 「海のシルクロード−インドネシアの更紗
と工芸品」
2004年 「シルクロードの土器・陶器」
開館した年1999年は開館記念展として1年間開館。2000年は夏期6ヶ月間位開館されたが、9月に入ると訪れる人も少なく、2001年、2002年、20003年は夏の間の2ヶ月間ちょっと位しか開館していなく、2004年は春に2ケ月しか開館していないのが残念であった。
水曜日休館 入館料/600円
(JR小海線「甲斐小泉」駅下車、徒歩1分
.0551-32-6781)
すぐ近くに陶芸教室の建物も建築され、体験
を含め陶芸が出来る設備を持ち合わせている。
平山郁夫シルクロード美術館 1999年夏に「八ヶ岳シルクロードミュージアム」として開館した平山郁夫夫妻のコレクションを展示する美術館が 2004年夏、財団法人「平山郁夫シルクロード美術館」として開館した。今までの「八ヶ岳シルクロードミュージアム」と甲斐小泉駅へ通ずる道の反対側に2階建ての建物を建て、これを本館にし、八ヶ岳シルクロードミュージアムの建物は別館とした。 平山郁夫画伯はシルクロード文化の理解と普及に資することを願って収蔵品の一部、9003点を財団法人・平山郁夫シルクロード美術館に寄贈し、それを展示する施設として「平山郁夫シルクロード美術館」が建設された。
開館を記念する「平山郁夫の絵画とシルクロードの遺産」展では、画伯の大作「流水無間断(奥入瀬渓谷)」、「平成洛中洛外図」をはじめ、ガンダーラ彫刻、ペルシアの銀器、ギリシア陶器、アレクサンドロス大王のコインなど、館蔵品から厳選された名品110余展が展示されています。幾多の歴史を目撃し、古代ロマンを育んだ道・シルクロード、文化の一端に触れることが出来るよう、平山郁夫作品のみならず、9,000点にのぼる収蔵品の数々を順次見ることが出来る。
408-0031 山梨県北杜市長坂町小荒間2000-6
JR小海線 甲斐小泉駅 駅前
TEL : 0551(32)0225/FAX:
0551(32)0226
(2004・9・1)
2005年の展示 「平山郁夫の絵画とアフガニスタンの至宝」
〜流出文化財を守れ〜
会期 2005年7月9日(土) 〜 12月11日(日)
(2005・7・1)
2007年の展示 「インドの染織」
「平山郁夫のスケッチ帖の旅 −インドを描く−」
「求法高僧東帰図」
会期 2007年3月11日(日)〜7月8日(日)
「シルクロードのガラス」
「神峰黄山雲海図 大シルクロードシリーズ」
「欧州写生絵巻 −イタリア・フィレンツェ編−」
会期 2007年7月15日(日)〜12月16日(日)
(2007・12・2)
平成19年秋に着工した増築工事が平成20年7月に終わり、新館が完成した。新館のオープンと同時に別館はギャラリーとして無料公開し、平山郁夫氏の作品とシルクロードで発掘された文化財のレプリカなどを展示し販売もすることになった。
2008年の展示 新館完成記念
「平山郁夫と大いなるシルクロード」 北京発 パリ経由の新作展
会期 2008年7月13日(日)〜12月15日(月)
(2008・11・2)
2009年の展示 新館一周年記念企画展
「ガンダーラ −仏教のふるさと−
会期 2009年7月5日(日)〜2010年3月14日(日)
休館 火曜日と12月28日(月)〜12月31日(木)
(2009・8・10)
平山郁夫シルクロード美術館HP
http://www.silkroad-museum.jp/