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プロフィール:
津川律子(つがわ・りつこ)
日本大学 文理学部 心理学科 助教授
東京都武蔵野市出身 女性
TEL:03-3329-1151(内5000)
FAX:03-5317-9427(津川宛と明記してください)
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専門:
一般的な言い方をすると、プロの心理カウンセラーです。
ごく普通に社会生活を営んでいるレベルの方から、重篤な精神障害の方まで、幅広い範囲の方々に、心理学を学問背景として、心理的援助をさせて頂くことを生業としています。 そのなかで、あえて絞れば、抑うつや自殺の心理に特に関心を寄せています。
心理検査も好きで、現在、日本版WAIS-IIIの臨床研究コーディネーターをしていますし、包括システムによるロールシャッハ・テストという最新システムの翻訳本を出したばかりです。
また、ずっと主に医療分野で仕事をしてきましたので、臨床チームにおける心理職のモデル作りや、未来を担う若い心理士が安心して仕事ができる環境作りにも腐心しています。その意味で、心理職の歴史や海外の心理資格にも関心があります。
略歴:
過去ではなく、「現在」の活動の一部を挙げます
(学会)日本精神衛生学会常任理事、包括システムによる日本ロールシャッハ学会全国区理事など
(職能団体)日本臨床心理士会全国区代議員など
(研究)東京大学医学部精神保健学教室客員研究員など
業績:
自分で最近の力作だと思っているものは、『講座 臨床心理学6 社会臨床心理学』(霜山晴彦・丹野義彦編、東京大学出版会)のなかに書いた「医療・保健領域における活動モデル」(2002)です。
メッセージ:
最近、心理カウンセラーになりたいという高校生が多いようです。しかし、心理的な対人援助を職業として行っていくということは、小手先で出来るものではありません。心理カウンセリングは、ただ話をフンフン聞いていれば済むはずもありません。
本気で心理学(psychology)を基礎から学び、長期に渡って訓練を受け続ける気持ちがある学生さんに一人でも二人でも会えることをいつも念じています。
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