原付免許所有で、スクーターを好きな人なら一度は、70km以上で走って見たいと思いませんでしたか?
でも現実は、60kmちょっとが限度でしょう。
でも世の中には、チューニングを施し80km以上も可能なのです。
しかも外見から見てもノーマル姿のまさに、羊の皮を被った狼仕様の改造方法を紹介しましょう!
当時のスクーターは、専用の改造パーツが多種販売していました!
1.最高速を5km〜10km位までのUPなら、ハイスピードプーリーを付ければ、ほとんどがOKでした。
でもまだ、出て70km位、この位だとスズキのラブV、後のスズキのハイ兄弟と同等でした。
そこで、そんなハイパースクーターにアドバンテージを持たす為に
2.ハイギヤーを組む、ハイギヤーのみでも10km位は絶対!但しギヤーを高速化にするので、
当然加速が落ちる(馬力が少ないと)その場合は、信号ダッシュなどで置いて行かれる事が有る。
50〜60km位の走行中は、得意だけど。
ハイスピードプーリーと組み合わせれば、75kmは可能です。
ここまで速くすれば、ほぼ負け無しでしょうと、思うでしょうが!
実は有る程度ここまでの改造をした羊の皮をかぶった山羊が居るのです。
改造パーツが主流だった時代ですから。
次に外見ノーマル仕様の最終兵器、60ccボアUP!
これをする事によってトルクがUPして、出足の悪さが解消されます。
ここまで来ると、スタートから無敵の80kmも、ほぼ可能です。
ちなみに我が愛車JOG号は、85kmをマークしています。
昔、一般公道を走ってる時、同車種、パワーのあるライバルメーカーの
スクーターに最高速でブチ抜かれ悔しい思いをした事が有りませんか?
又、仲間同士で、最高速を競った事も有りませんか?
愛着が有れば有るほど負けると悔しいですよねぇー
そんな時代を駆けた我が思い入れの有るスクーターを紹介します。
昭和61年型 4.5PS(馬力)ヤマハ JOG(50cc)
最高速は、標準で65km位かなぁー当たりバイクなら、
ちなみにはずれバイクでも63km位は、出ると思う。
当たりバイクとは、最高速が60km以上確実に出るスクーターの事。
はずれバイクとは、どんなに頑張っても60km位が限度のスクーターの事。
カラーリングと、チャンプRSマフラーに変更しました。
JOGマフラーより、加速が良いです。
3種類の改造の組み合わせで、最高速のみならずタイプの違うマシーンが出来るのです!
ボアUP+ハイギヤー仕様で、ストレス無く75km以上。
ボアUP+ハイスピードプーリー仕様で、出足のアクセルワークのみで、ウイリー可能!
それでもって、何処へすっ飛んで行くか解らないじゃじゃ馬に変身して、
最高速75km位、尚かつ無敵の加速。
何故そこまでするかと言うと、最終的には、自己満足なのかもしれません。
何しろ走行中は、後ろから来るバイクをバックミラー越しに見て相手が全開で、
ムキになって、追い越そうとする瞬間に次元の違いを見せつける喜びを得るが為だと思う。
相手も、それなりの自信と、先に述べたハイパースクーター所有者は、俺のマシーンが
一番!JOG如きなど!!赤子の手を捻る程度と思っているので、格好の餌食でした。
又、逆に余裕かまして、バックミラー越しに覗いている奴も、
ジワジワ追い込むのが楽しかった!
大体最後は、空気抵抗を減らしたフォーム(戦闘フォーム)で追っかけて来るからね!!
楽しいもんです。
まぁー大体信号待ちで、マフラーから見えないエンジン周りをチェックしていますけど、
チャンバー、ビックキャブ(その他の改造、外見から解ってしまうのがデメリット)を
付けてないから不満そうに見ています。
最後に、私の餌食になった方々これが我が所有マシーンの全容です。
又、当コーナーをご覧の方、同じ様な改造を施していた方も
昔を思い出して頂けたでしょうか?
60kmしか出ない原チャリと言われるスクーターでも、それなりに速くなるのです。
以上です。