中国結び検定と資料
 紐を結んで「中国の縁起の良い形や風習」を表現する工芸を中国結びといいます。

 中国結び以外にも、世界には様々な紐を結ぶ手工芸があり、日本では日本結び、韓国には韓国結び、西洋には西洋マクラメ結び等々よく見るとそれぞれの歴史に合った違いと特徴があります。
もちろん共通の形や現代的無国籍の表現もありますが、やはり各民族の伝統的風習を元にシンボル化したものには、特別な意味がこめられています。  

 しかしながら日本では、中国結びについての情報が非常に曖昧であり、結びの名前や種類について、一定の明確さをもって発表された資料はほとんどありません。

 「中国結び」と称しても、結び目の名前が日本結びや西洋マクラメ結びの名前になっていたり、紐を糸と呼んだり、結び芸を組み紐と混同している様子もよく見られます。

 また海外在住日本人対象の教室では、日本や西洋の結び芸の伝統的な表現をそのまま拝借し、区別なく混ぜたものを中国結びとしている教室も多く見られます(例えばお雛様や兜、クリスマスリース等。それらの形は明らかに中国の伝統文化ではありません。それぞれの専門書からの転用を知らないうちに教えられ、確認せずうのみにしたまま学ぶ側から教える側に立っているケースも見られます)。

 これらの要因から、本来の意味で中国結びとは言い難いものが、中国結びとされているケースが非常に多いのです。
そこで、私たちは中国結び協会を立ち上げ、基礎から中級、師範レベルにいたるまでの資料を、中国・台湾の先生方に協力していただきながら段階別にまとめる作業をしています。
 
 更に、これらの資料を元に、2013年から日本の東京で検定試験を行っています。
教室学習者に向け、知識技能を高めるための目標となるよう始めた試験ですが、一般の方でも希望があれば受験可能です。
合格者には当協会の認定証を発行しています。  

日本人だからと言って詳しく知らないままではもったいないと思います。
中国結びを詳しく知りたい方、しっかり覚えて着実に身に着けたいと考えている方への一助となれば幸いです。

2021年第9回検定試験中止のお知らせ2021年4月26日更新

今年度の試験は中止といたしました。次回予定などは2022年4月頃こちらでお知らせ予定です。

過去問などはこちらでも公開していますhttps://www.facebook.com/meirongjiezi/


*専門用語と記号について* 
 

準4級レベル資料
4級レベル資料
3級レベル資料
2級レベル資料
1級レベル資料 2022年更新予定
師範レベル資料 2023年更新予定
研究者レベル資料 2023年更新予定

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