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水道橋〜神保町〜神田(千代田区)
大学やバイトの関係で訪れる機会の多い神田神神保町。神田といえば昔から古本の街として有名ですが、近くに大学が多いためか音楽関係やスポーツ関係のお店も多くあります。歩こうと思って歩かないと新しい発見はできません。新設の「各駅停車ぶらり旅」第一回は水道橋〜神保町〜神田地区をお届けします。
本題に入る前に、今回のルートを簡単に説明します。
水道橋〜神保町〜水道橋〜駿河台〜御茶ノ水〜小川町〜淡路町〜須田町〜神田
・水道橋駅西口〜神保町駅
JRのコンビニ「NEW DAYS」を後ろに南に歩きます。こちらはメインの通りではないのでしょうか。ドトールの他にはチェーン店のようなお店が見当たりません。どちらかと言えばオフィス街というところですが、中型のビルが隙間なく並んでいます。特に何もないのでひたすら歩いていると、左手にスタバを発見。コーヒーの香りが外にまで広がっています。落ち着いた雰囲気のお店でした。さらに南に歩くと、右手に専修大学が現れます。その先に出てくるのは専大前交差点。ここで靖国通りと交差します。ここにはドトールとサンクスのほかにてんやがあります。目の前に見える黒いビルは毎日新聞本社。
・水道橋駅東口〜神保町駅
白山通りを南へ歩きます。駅を後にして右手にマクドナルド、ロッテリア、サンマルクカフェ、ドトールといったチェーン店が続きます。左手には日本大学法学部、そのあと右手に日大経済学部のホテルのような校舎が現れます。この白山通りは交通量が非常に多く、大型車もよく通ります。先日、駅のガードに大型車の積荷が引っかかったらしく、辺りに散乱していました。さらに進むと、松屋・吉野家が見えてきますが、同時にレコード屋とビデオ屋・雑誌中心の本屋さんが増えてきます。要するに、小さなお店がたくさんあるということです。中でも面白いのがテーブルゲームのお店です。いろんなゲームが置いてあるので、見ているだけでも結構面白かったです。遊ぶともっと楽しいのでしょう。目の前に靖国通りが出てくると神保町交差点。駅の入り口は、すぐ隣です。
・神保町駅〜御茶ノ水駅御茶ノ水橋口
右手に本屋さん、左手にはドトール・薬屋さんといった商店街が並んでいます。この形になったのはちゃんと理由があってあるんです。本が傷むのを防ぐため、南からの直射日光が当たらないように本屋さんの入り口が北に向いているからなんです。大きい本屋さんとしては書泉グランデと三省堂本店でしょうか。この2店があれば、間違いなく目当ての本はあることでしょう。書泉ブックマートから先は、本屋さんはなくなり、銀行とスポーツ用品店が並び、にぎやかさは収まります。書泉ブックマートのある交差点を左折し、明大通りを進みましょう。両側には音楽関係のお店でいっぱいになります。一番多いのはギターを扱っているお店です。しばらくすると、左手に明治大学の象徴である「リバティータワー」の入り口が出てきます。入試のときに中に入ったことがあるのですが、エスカレーターがあり、とにかく綺麗で、まるでオフィスビルそのものでした。学生がいなければ大学というイメージはどこにもありません。少し歩くと左手にピンク色のワゴン車が停まっている時があります。ここでは昔懐かしのあげぱんを販売しています。5種類の味で1個100円。ピンク色の給食当番の白衣を着た何となく可愛い女性が元気よく売っています。左手にマクドナルド、ミスドがでてきて、スクランブル交差点に来たら目の前は御茶ノ水橋です。橋の向こうには順天堂大学と東京医科歯科大学が見えます。丸ノ内線の御茶ノ水駅も橋の向こうです。はっきり言って、乗り換えに不便です。
・御茶ノ水駅聖橋口〜小川町駅・淡路町駅
駅前には商店街や飲食店街が並びます。吉野家・ファーストキッチン・KFCの他、サンクレールの中にはドトール・ミスド・マクドナルドがあります。他にも食べるところはいろいろあります。丸善もあるので、本屋文房具も買うことが出来ます。また聖橋という名前は湯島聖堂とニコライ堂を結んでいることからつけられたそうです。南に歩いて左手には日立製作所本社、右手には日大理工学部があります。噂のニューヨーカーズカフェも隣にあります。この辺りは駿河台と呼ばれているのですが、静岡の駿河と関係があるのかは知りません。この通りも賑わいがなく、オフィス通りとして機能しているようです。左手にドトールが見えればもう小川町。再び靖国通りと交差して明るさも増します。ここで左折して靖国通りを歩けば、次の交差点が淡路町。地下鉄の乗換駅となっているように、距離的には目と鼻の先です。どちらの交差点もオフィス街の中の交差点というイメージしかありません。淡路町の交差点ではドトールとスタバが対角線上にあるのですが、明らかにスタバの方が大きいです。ここを左折すれば秋葉原中央通りに入りますが、今回は行かずに右折します。
・淡路町駅〜神田駅
東京と御茶ノ水の間にあるためか、オフィス街のイメージもあまりありません。小型ビルの連立地帯と言った方がわかりやすいでしょうか。同じような光景がひたすら続きます。休日になると人も車もなくなって静かです。途中ドトール神田須田町店の前を通りましたが、もちろん閉店していました。そんなこんなで気がつけば神田駅。少しだけにぎやかさが戻ってきました。
と、こんな感じでぶらりと回ってみました。いつも歩いているところも、ゆっくりと見れば新しい発見があるもの。今回は南北に抜ける2本の大通りは片方が商店が並んでにぎやかだと思えば、もう片方はビルが並んで静かであることがわかりました。今回はJR中央線の南側のみで湯島・秋葉原のほうへは行きませんでしたが、また別の形で「地区散策」をしてみようかと思っています。