東北紀行

さて、お待ちかねの旅行記第一弾「東北紀行」です。
 <第1日目>
8月14日晴れ、東京10:12発Maxあさひ313号新潟行きに乗車。
これから600Km近くにも及ぶ長旅の始まりです。
それにしても今日は暑い。久しぶりの真夏日だからでしょうか。新幹線ホームですでに汗が…。
新幹線は自由席なので当たり前のように満席。でも30分前から並んだので、しっかりと2階席窓側をゲット!
眺めいいです。大宮過ぎたあたりから急に緑が多くなります。しかしそれも高崎までです。
上越新幹線は別名「地下鉄新幹線」と呼ばれるだけあって、ここからはトンネルが多いのです。
だから高崎を過ぎると真っ暗で暇なんですよね。なので、こうしてパソコンをしているわけです。
途中停車駅は、上野、大宮、高崎、越後湯沢、長岡、燕三条、そして新潟でした。
越後湯沢に着くと、乗客もだいぶ少なくなります。北陸方面の旅行者が多いのでしょうか。
そういえば、僕はまだ北陸地方には行ったことがありません。一度行ってみなくてはいけませんね。
そうこうしているうちにも新潟に到着。東京を出て約2時間。東京並に暑いです……。
新潟乗換えは10分弱、急いで階段を降りると、在来線ホームには上沼垂色の485系が到着済み。
しかしすでに車内は混んでいます。それどころか痛恨の立席ときた!!車内は冷房が効いているのにもかかわらず、デッキ(ドアがあるところです)はすでに蒸し風呂状態。
特急の立席なんて小学校以来かなぁ。やっぱり夏は指定席券が必要です。
そして、ここから特急いなほ号に乗って羽越本線を北上するわけです。
途中停車駅は、豊栄、新発田、中条、坂町、村上、府屋、あつみ温泉、鶴岡、余目、酒田、遊佐、象潟、仁賀保、羽後本荘、秋田。
一時は鶴岡まで続くと予想していた立席も村上で解消。お兄さん、隣の席ありがとうございました。
3時間近く日本海沿いを走り抜けます。そういうわけで沿線には大きな駅以外のところには何もありません。買ってきた小説も読み尽くしてしまいました。暇です。携帯もローミングエリアに入ってしまい、Eメール、ウェブ機能が使えないのです。しょうがないので、またパソコンを打っていたり……
でも、あれやこれやで無事に到着。疲れました。今日はもう休みます。
 <第4日目>
8月17日、今日も嫌なくらいすばらしいお天気です。涼むために秋田に来たのに、これでは東京にいるのと変わりません。暇を持て余したので秋田市内まで出かけることにしました。普通電車(701系・詳細はJR東日本のホームページまで)に揺られること1時間、日本海を眺めながらひたすらボーっとしています。なぜ東北に来てまでロングシートに座らないといけないのか、どうして夏なのに手動でドアを開けなくてはならないのかと疑問が多々あるのですが、生まれ変わった秋田駅を期待して我慢することにしましょう。海きれいです。目の前に座っていた女の子3人組。話の内容から高校3年だと分かりましたが、東京に行きたいというようなことをずっと行っていました。でも、さすが秋田小町ですね。回り見ても9割近くが黒髪、そして肌が白くて健康的。あまり書くとヤバくなるので、ここでおしまい。
さて、その秋田駅ですが、秋田新幹線の開業とともに駅舎から何からすべて改築されました。改築後の利用は今日が初めてです。そこでドトールを探すことにしましたが、秋田県には秋田市内の2店舗しか存在しないことが判明。そのうちの「秋田トピコ店」は、秋田駅のすぐに横にあったので、2時間(居すぎました)ほどくつろぎました。さっそく「ぶらり旅」に追加してあります。2時間ほどして帰りました。
昨日から秋田で「World Games 2001」が始まったために、駅周辺は賑わっていました。
 <第6日目>
8月19日、今日は親戚の家にお邪魔しに行く。
同じく701系普通電車に乗って南下。今日は運転席の後ろに乗って運転台からの景色を眺めることにした。面白いですよー。単線になったり複線になったり、途中では100km/hで走ったり……。
今日は天気もよく雲ひとつない。なので海がとってもきれい!水平線もはっきりくっきりで印象的。鳥海山もきれいな姿をお披露目してくれました。。
夜は空一面の星空を眺めながらビールを一口。今にも降ってきそうな星空です。
 <最終日>
秋田発、特急いなほ14号新潟行き。来ました、リニューアル車3000番台。車内のLED案内表示機に感動しつつ自由席に駆け込む。さすがに混んでいませんでした。何もすることがないのでひたすら寝ていましたが、海側に座ってしまったために日差しが暑かったです。山形県に入ってからだろうか、徐々に車内が込んでいき、いつのまにか満席に。新潟に定刻どおり到着。出発終着のオルゴールは鉄道唱歌ではなく、3000番台オリジナルのものと思われるものが流れて新潟に到着。ここで新幹線に乗り換えるのですが、ホームにいたのはオリジナルの200系。12両なのでリニューアル車でないことはわかってはいたけど、隣のホームに留まっているのをみると、なんか残念でした。自由席はガラ空きで、余裕の窓側。しかし、長岡、越後湯沢で北陸方面からの乗り換え客が大量に乗車。立ち席客が出る始末となりました。
帰りに新橋の小料理屋でお酒を飲んで打ち上げた今回の旅行。明日から、またバイト生活。が、でもすぐに東京を離れるのですが。