今回はちょっと鉄道中心になっています。
専門用語も少々飛び交っておりますが、そこのところはご了承ください。
マルーンの疾風・三都物語
「1号線から、特急河原町行き、ただいま発車いたします。」
阪急独特の発車案内放送とともにメロディが流れ、10時20分定刻に梅田駅を発車。
梅田から十三までの間は、大手民鉄の中でも阪急のみが持っている三複線が続きます。
そして、神戸線特急、宝塚線特急、神戸線特急が同時に梅田を発車し、十三まで併走するのです。
この区間を走るのは何年振りでしょうか。頭の中はもう興奮状態です!
そして、3列車ともほほ同時に十三駅に滑り込みました。
今回乗った車両は、阪急電鉄の看板列車である「6300系」という車両です。阪急電鉄のホームページでは車両解説がないので、ここで簡単に解説します。
・オールクロスシート車 (運転席後部除く)
・ブルーリボン賞受賞
など。
途中停車駅は、十三、茨木市、高槻市、桂、烏丸、河原町です。
昔は快足ぶりを存分に発揮していた阪急ですが、最近は対JRによってお客さんのニーズに答えたダイヤ改正を行った結果、停車駅が増えてしまいました。
淡路を通過してからスピードを増し、そのまま新幹線の横を並んで走り、山崎の戦いで有名な「天王山」でJRと競争するのです。昔はこの辺りでJRの長距離特急「つばめ」と新京阪鉄道のP6(デイ100系)との競争が有名ですが、多分ファン以外には分からないので、この場では割愛します。西院の手前で地下に入り、終点河原町に到着。久々の阪急乗車は1時間もしないうちに幕を閉じました。
そして次なるターゲットは京阪特急。小さいころに淀屋橋〜京橋を乗っただけなので、今回は出町柳から七条まで乗ってみました。普通、急行を見送って特急に乗り、わずかな区間であるものの堪能しました。なお、車両解説は京阪電鉄のホームページをご覧ください。
七条からJRの京都駅まで歩くこと数十分。生まれ変わった京都駅はかっこよかったです。まるで空港でした。そして新幹線に乗って東京へ。2日間の旅は終わりました。
最後になりましたが、初日は何をしていたかというと、法事のために姫路にいました。
その日は新大阪のビジネスホテルに泊まったのですが、姫路〜新大阪間で乗ったJRの新快速はさすがに速かったです。130km/h運転は気持ちよかったですね。このときに神戸を通り過ぎているのですね。
ちなみに、このホームページのサイト名「Maroon Express」のマルーンは、阪急電車の車体色であるマルーンから取っています。生まれたところ、育ったところ、その他いろいろと、自分にとって阪急電車とは馴染みのあるもの、そしてマルーンはなじみのあるカラーなのです。