北紀行〜札幌・小樽・夕張

今回、高校時代の友人とともに北海道に行ってきました。
羽田空港10時25分発、「AIR DO (エア・ドゥ)」13便に乗船。5年ぶりの飛行機利用とともに初めての北海道に旅立ちました。この日は天気こそ良かったのに座席は翼の上だったので、窓から下の景色を眺めるのは困難でした。そして北海道の地に足をつける前に感じたこと、それは「寒い!」。さすが北海道。9月の終わりはもう寒いんですね。
空港からは、「快速エアポート」に乗車。車両はJR北海道781系特急形交流電車。通常は特急「ライラック」に使用されていますが、札幌〜新千歳空港間は快速として特別料金不要で乗れるのです。その気分のまま札幌で乗り換えて、721系に乗って小樽に直行。取りあえずバスで交通記念館まで行きました。帰りは歩いて、その足でテレビによく映る倉庫街まで行きました。あれだけのレンガの建物が並んでいると、昔にタイムスリップした感じがしますね。もう夕方だったためか運河の横の遊歩道はすでに電灯がついていて綺麗でした。ここで記念に写真を撮って、札幌のホテルに向かいました。ちなみに帰りの列車は731系区間快速いしかりライナーです。
翌日、朝食をドトールで済ましたあと、ホテル近くのレンタカー屋さんで車を借りました。今回手配してもらったのは、ホンダのシビックという車種で、アクセルを踏んでも静かなのが特徴です。ブレーキの効きが良すぎて、ちょっと扱いにくかったです。どこまで行ったかというと、夕張(JR石勝線・夕張駅の近く)にある石炭村というところです。札幌市内から60km以上ありました。ここでは、SL資料館(期待はずれ)や化石資料館(ここもあんまり…)もあるのですが、一番の目当ては石炭資料館です。石炭の種類や生産地、夕張地区の今昔から、実際に炭鉱に入ってみたりと体験もできるすばらしいところでした。ここだけ見にきたとしても、入館料は1500円はちょっと高すぎ。他の資料館の入館料とセットしかないというのは、利用者的には良くありませんね。
そうそう、道中の景色はさすが北海道と言わせるものでした。遠くの山の手前には広大な大地、そしてその真ん中を直線道路が横切っています。風がきつかったのが残念でしたが、天気もよく気分も最高でした。沿道ではすでに紅葉も始まっていて、現地の知り合いの話によると、このときすでに手稲地区では雪がちらついていたそうです。
最終日はお土産を買うのに忙しく、すすきのにある商店街「狸小路」をさまよっていました。大きさとしては板橋の大山商店街と吉祥寺を合わせたようなものでしょうか。お土産屋さんをはじめ、喫茶店(もちろんドトールも)やミスド、娯楽施設、八百屋さんなど一通りなんでもそろっています。なれれば楽しいところかもしれません。
そして新千歳空港15時ちょうど発のエア・ドゥ18便で北海道を後にしました。帰りは天気が悪かったので、とにかく機体がゆれました。あまり気分がいいものではありませんね。
こうして無事に東京羽田に着陸したところで、今回の北海道初旅行は幕を閉じました。
帰ってからは、北海道のよさを思い出しながら、生チョコや白い恋人を食べている今日この頃です。
今回同行者&協力者のなかじゅんさん、ありがとうございました。