太飛竜
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 某太獣アップロード板に発表した爺ちゃん竜。名は『天出撫翁(アマノイヅナオー)』。
体長約150m(顔を前に伸ばした状態で、鼻先から肛門まで。尾は自在に伸び縮みできるので除く)。
一旦離陸すると太陽の日差しをエネルギーとして高空を延々と飛び続け、その間、雲を食べて水分を補給し、また高速飛行中に放尿すると雲ができるという、人類とはちょっとスケールの違う存在。羽ばたいて飛ぶのではなく、翼の上下面に電場を作り、電場で周辺の大気を後ろに押し出す事で翼の上下に気圧差を生み出して揚力を得ています。また、雷雲を食べて電気をそのまま取り込む事もします。

 鉢巻とかふんどしとかは、爺さんを竜神として崇める人々が奉納した物って設定。
日照りに苦しむ村人が、『竜神にふんどしを納めると日照りが止む』と夢のお告げに聞いて実行したら、竜神の尿が上手い具合に散って(<ふんどしの中に放尿してるわけね)雲が出来やすくなり、日照りが収まったそうな。めでたしめでたし。
とか、そんな昔ばなし的なノリで。

 でも爺さんの正体は、文明崩壊後の未来でも無人で高空を周回飛行し続ける、燃料の給油を必要としない巨大ソーラープレーンの付喪神なのだ。「飛行機」なるものを知らない人が、飛行機雲や消滅飛行機雲を見たとしたら「竜(か何か)が雲を出した/食べた」と想像するんじゃないかなって想って。外見のイメージソースは「機動戦士Zガンダム」のアウドムラだったりして。(巨大ソーラープレーンって点は「未来少年コナン」のギガント、雲海の上を飛ぶのは「ウルトラマン80」のスペースマミーが元ネタ。)