その後の、白鶴酒造さんの対応について。

 私は、各蔵元がもっともっと消費者に正直であってほしいと思います。
蔵元は良い商品を確実に消費者に届ける責務が有ると思いますが、地方の小さい蔵や資本力では、限界があるのは自ずと知れていることです。良い商品を出すことでその責務の大部分は補われていると思いますが、しかし、”日本酒=大メーカー酒”と言うイメージがある以上、日本酒を牽引する大蔵元はその限りではなく、各蔵元の、強いては日本酒の代表としてその規範を示さなければならないと思います。良い商品を造ることは当たり前のことで、今更言うことではありませんが、その商品が最終消費者に渡るまで責任を持って、商品指導、商品管理をして、自らの商品に愛情をもって扱ってほしいのです。日本のビールメーカーでは常識的にどこもしていることだし、日本酒メーカーにそれが出来ないはずが無いと思います。
 
  日本酒の益々の発展を期待してやまない、私吟醸は心からそのように思うのです。
 
  いろいろ飲んできた吟醸酒でもピンキリですが、その都度良いときは電話、メールで感謝の意を表することは時々ありますが、直接クレームを出した事はありません。今回は全国鑑評会で今年も金賞を取るような実力も、名声もある日本を代表する蔵元だからこそ、その商品内容の悪さ、又消費者への対応の悪さが目立ちます。それ以上に日本酒の向上に向けて、蔵元の改善への努力と、熱意ある姿勢を、期待を持って、みなさんと一緒に見守りたいと思います。

 過激な発言ですが、小さい蔵元は商品管理が出来ていなければ、つぶれてもかまいません。それは良い蔵元だけが残ることを意味するからです。しかし、大蔵元がそれでは、日本酒そのものの、平均レベルが下がってしまうのです。大蔵元が頑張ってレベルアップを率先して下さい。
お願いです。

 前回の返信はあまりにも事務的で何の発展も、解決もついていないので、最終便のつもりで再度2便を出しました。

以下6月18日付メール全文を掲載。

 

 白鶴酒造株式会社
 お客様相談室 御中

 貴社益々ご隆昌のことお慶び申し上げます。
 私の苦言に対し早々のご返信ありがとうございます。

 ところで、私のホームページでは「大吟醸 原酒」の評価を3マイナスとしていま
 す。総合評価3−(マイナス)以下ではもう一度買うかと言えば、考えてしまう
 レベル。2ではタダで贈られても困ってしまうレベル。と評しています。この事
 について貴社では自社製品をここまで酷評されても悔しくないのですか、また、
 それを本気で調べる気がないのですか? 不思議でなりません。家の息子は「気
 がないところに言ってもしょうがないからやめよ」と、言いますが、日本酒を愛
 する私としては人ごとではないのです。言うことは言いますが、それへのアイデ
 アも出しているつもりです。

 改めて、貴社の姿勢を聞きたいと思います。

 1.貴社 お客様相談室ですが私への返信メールに執筆者のサインまたは署名があ
 りません。責任の所在がハッキリしません。言葉の上では大変礼儀正しくそつの
 ない文面になっていますが、ハッキリ言ってクレームを回避しただけのことで、
 何にも解決になっていません。

 2.重箱の隅をつつくようで申し訳有りませんが、返信の中で、”・・・など
 「保管上のご注意」を通常商品以上にお知らせするべきであったと・・・”と述
 べられていますが、貴社から見れば小売店はお客様かもしれませんが、私たち購
 入者から見れば、小売店は蔵元と一体のものであるはず、なのに小売店に対して
 のコメントが、「お」の字付きの表現とは、いかがなものですか? 何か貴社の
 体質を見る思いがします。と言うのは小売店に売り切ってしまえばそれで完了と
 言う姿勢が見え隠れします。

 3.一番重要なことなのですが。
  私の前回の苦言に対し本当に追跡調査をなさったのですか、それでの回答だった
 のですか?それにしては早すぎる回答だと思われますが。
 ”商品の状態がわかりかねますが、”と言う一文で片づけていますが、定型文の
 マニアル通りで何の解決も付けていない、言葉の逃げでしかないのでは?
 もしかしたら、私の勘違いでいわれのないクレームを貴社に出しているかもしれ
 ない事だってあり得るでしょう。その時は厳然と胸を張って、「お客様それは違
 います。当社で追跡調査したところ異常は全く認められず、・・・・」と言いな
 がら理由(証拠)を突きつければ良いではないですか。ただ頭を下げて、嵐の過
 ぎ去るのを待つだけでは両者にとって何の発展も進歩も無いのでは、ないですか。
  最低限、私にどこからいつ購入したのかを聞いてくれば解決の糸口はつかめた
 のではないでしょうか。その小売店には、同じ吟醸酒が複数本あったのですから、
 自分で飲んでみて私と同じ味わいの品質か、はたまた出荷時の品質を維持してい
 るかハッキリしたはず、それが酒の品質の向上にもなりひいては貴社の名声にも
 つながるものと思います。それさえ実行していれば”商品の状態がわかりかねま
 すが”、と言う台詞は無かったと思われます。
 本当に良い商品を消費者に提供しようと言う姿勢があるならば、ですが。”何な
 りとお申し付け下さい、”と、言葉で言っても、行動がなければ何の役にも立た
 ないのでは。
 まだ小売店の棚の上にあるこの吟醸酒は必ず次の善意の消費者が買い求め、私と
 同じ思いをするでしょう。貴社または貴酒に対し同じ様な悲しい気持ちを持つで
 しょう。信用を下げるだけです。

 4.クレームは大事な明日への宝の資料だと思いますがいかがですか。
 貴社 お客様相談室は口に苦い情報は握りつぶし、おいしい情報は社内に回覧して
 いるのではないですか。
  どうしてもこういう、慇懃な文面を見ていると、貴お客様相談室は車で例える
 とバンパーみたいで、社内を守るために有るようで、真の消費者の為の窓口とは
 思えないのです。いただけません。
 フロントガラスのように外の本当の情報を変化させずに、社内の各責任者に伝え
 なければ、真の お客様相談室となり得ないでしょう。

  苦言を長々と書いてきましたが、日本酒の発展と貴社の発展を心より願うもので
 す。

 −−−−−−−−−−−−−−−−−
 吟醸こと本名
 E−メール ginjo@mx4.ttcn.ne.jp
 URL http://www2.ttcn.ne.jp/~ginjo/
 〒XXXXX
  東京都XXXXXX-X-X-X
 TEL 03−3XXX-XXXX
 FAX 03−3XXX-XXXX
 −−−−−−−−−−−−−−−−−

◆返信または何らかのアクションが有れば、このページで続きを報告します。

◆6月22日、灘から電話をいただきました。
近い内に東京にお見えになって、私と会う約束が出来ました。結果ここで発表します。

◆近況;6月24日にお会いしました。詳しい内容は以下にまとめて、発表します。 

その内容について


<2000年4−6月版に移動>