クォーツ時計修理に挑戦!!
高校時代にデザインが気に入って購入した腕時計カシオAG-33W。 でもアナログ側の針が少しづつ遅れてしまいます。更に電池切れ。 そこで今回破壊をを覚悟で時計を分解してみます。 |
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結構外観もくたびれてます。 でも高校時代の思い出が詰まった時計。 まずは裏のねじを外します。 |
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アナログの場合、巻き芯を取らないとムーブメントを取り出せません。 巻き芯の取り方は左図の押しドリを上から押しながら竜頭を引き出すと外せます。 決して力任せに引き抜いては行けません。絶対壊れます。 |
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外したムーブメント。 |
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アナログ部の受け部分を外します。 ピンセットはプラスティックの物を使用すること。 以前タグホイヤーのムーブメント(壊れていた物)を分解した際に金属製のピンセットを使用したところ全部ピンセットにくっついてしまい元に戻すのに大変苦労しました。 |
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今回外した軸受け部。 左上の点々がネジです。 めんぼうの大きさからネジの大きさを判断してください。 赤くなった部分(軸)にシリコングリスを塗布してめんぼうでふき取ります。 |
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ケースの内側も掃除して先ほどの逆手順で組み付けます。 | ||
今度は綺麗に掃除します。 まずは歯磨き粉を塗り付け歯ブラシで磨きま〜す。 仕上げはおと〜さ〜ん♪。 アレ? |
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またまためんぼう登場。 綺麗にふき取ります。 |
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取りづらい個所は爪楊枝を使用。 シーハーハー。 |
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結構綺麗になりました。 | ||
その後・・・・・・・ (1週間経過) なんとアナログ部、きちんと動作するようになりました。デジタル部とアナログ部の時間がぴたりと一致。 感動!!&奇跡です。 |
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時計を分解される方へ ・ほこりがなるべくはいらない箇所で作業をすること。 ・湿気が高い個所で行わないこと。 ・あらかじめパッキン類を用意しておくこと。 ・力任せに部品を外さないこと。 ・ピンセットはプラスティック製の物を使用すること。 ・軸部分は事前に写真を取っておくと元に戻すときの位置が確認しやすいです。 ・自信が無い場合は分解しないこと。 |
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くどいですが、ここに記載した事項を実行される場合は、あくまでも個人の責任で行ってください。 また、これによる故障、破損等が発生した場合も当方は一切責任を負いかねます。 |
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