電電公社版(コロムビア)
入手記念特別コーナー 
(2002/3/16)



富田靖子さんのテレカの記念すべき第1号をついに入手。オークションで15,000円。
ただし、上部に水色のインクの汚れあり。

このテレカは、コロムビアからプロモーション用として
主に報道関係者に配られたもので、発行枚数は1000枚限定。
作成年月は不明ですが、デビュー直後と思われます。

このテレカは富田靖子さんのテレカというよりは、
電電公社のフリーカード110−174ということに価値があり、
この分野のコレクターが手放さないため、めったに市場にでてきません。

フリーカードとは、依頼者がデザインを決めてNTTが作成するカードで、
その電電公社版は約200種類しか発行されていません。
その大半が企業のPRもので、タレントそのもののPR用というのは限られており、
この110−174以外では、
一時30万円の値段がついたといわれる110−119斉藤由貴の「卒業」だけです。

その他、タレントものでは、
110−28  松本伊予(東レ)
110−30  斉藤慶子(パナファックス)
110−133 松田聖子(グリコポッキー)
110−148 伊藤麻衣子(カルピスソーダ)
110−171 小林麻美(free&free)
などがあります。

 

テレコレ誌86年11月号にテレカにまつわる富田さんの特集ページがありますので、紹介します。

     

 

以下はインタビュー部分の抜粋です。

Q1  靖子ちゃんは、自分のテレホンカードって、持ってるの?

靖子 ハイ。コロムビアのとケンウッドのと2種類でてるんですけど、コロンビアのだけ。
    途中まで使ってるんだけど、大切にとってあるの。
    今に自分の子供が生まれて大きくなったら、
    「お母さんはこんなことしてたのよ」って、
    みせてあげたいと思って。
    ケンウッドのは、でてるのも知らなかったんですよ。

Q2  いつもは、どんなカードもってるのかな?

靖子 かわいいキティちゃんの、って言いたいんですけど、
    ホントはお父さんや下宿先のお兄さんからもらった
    会社のカードが多いいんです(笑)。
    それに私ってそそっかしくてお財布よくなくしちゃうんですよね。
    だからお金はたくさん入れないし、テレホンカードも1枚だけ。
    それを使っちゃってから、新しいのを使い出すの。

Q3 電話をかけるのって、どんな時が多い?

靖子 も、圧倒的に仕事の連絡。
    それと私って長電話をしないタイプで、友人にかける時も
    「何時に会おうね」って要件だけ伝えて、
    あとは会った時に思い切りおしゃべりするんです。
    だから、10円玉の持ちあわせがなくて100円玉を
    入れなきゃならない時って、もう、すごく勇気がいるの。
    その点、テレホンカードって便利ですよね。

Q4 じゃ、最後に、今、テレホンカードを集めてる?

靖子 ウーン、私の場合、いただいちゃうケースは多いけど、
    自分で集めるってとこまではいっていないんです。
    でも、テレホンカードっていろんなデザインがあって楽しいですね。

 

時代を感じさせるインタビューですね。
富田さん、今でもこのカード持ってるのかな?


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