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                                  しょうけんさん作成

 木曜組曲

 2002年公開。管理人は01年に「みちのくミステリー映画祭」にて先行観賞しました。その時はタイトルがまだ『蝶の棲む家』だったんですけどね。以下はそのレポートです。

2001/10/20 ミステリー映画祭上映会レポート

 場所となった岩手県盛岡市の中劇2はキャパ約190。前売券が140枚近く売れ当日券も立ち見が出るほどの超満員。僕は前売券を購入し3時半ごろ映画館へ行ったので一番前の席を確保できました(ごめんね、へりおすさん)。それでは、写真と共にトミタ発言と僕の感想をお読みください。
司会の方に紹介され富田さん登場。

>司会「盛岡ははじめてですか?」
>富田
「はい、もしかしたら映画のキャンペーンで来たことあるかもしれないけど、おそらくはじめてだと思います。」

しょうけん感想メモ
 おいおいやっぱり忘れてるよ。実は富田さん盛岡ははじめてではない。歌のキャンペーンで10代の頃1度訪れているのだ。このことは行きたかったが行けなかったという僕の高校生時代の思い出として確かに記憶されている。
「前にも来たことあるよ。」と声をかければ必ずや「いつ?いつ?」と富田さんに話し掛けられただろうに、、、。あぁ、神様僕にもう少し勇気を与えてください。
>司会「『さびしんぼう』のころから全然お変わりありませんが何か特別なことでもしていらっしゃいますか?エステとか?」
>富田
「エステは敷居が高そうで、、、」
>司会「肌も綺麗だし(観客に向かって)皆さんもこの辺まで近寄って見に来たらいい。」
>富田
「(誉められて)汗出てきちゃった。
しょうけん感想メモ
 司会の方そんなこと言ったらホントに近寄っちゃうよ。と思いつつそんな勇気はない、、、。あぁ、神様僕にもう少し勇気を与えてください。
>富田「実は今の髪型が幼稚園の時の髪型とおんなじなんです。写真見ると何だか全然成長していないようで、、、」
しょうけん感想メモ
 「ボム」や「今日から明日香」、NHKでも紹介されたファンなら1度は見たことのあるアノ幼稚園の写真。ホントに変わってないんだよねぇ。
司会の方の質問に対して
>富田
「いや(下を向き)、いや?(宙を見つめ)、
いや〜(司会の方を見る)」
>観客(笑)

別な質問には
>富田
「う〜ん、どうでしょう?(司会の方を見る)」
しょうけん感想メモ
 やっぱり出た!「いや、いや、いや?」
その場にいる観客には面白いんだけどコレって話があと続かないんだよな。よっ司会者泣かせ!
「う〜ん、どうでしょう?」も富田さんの口癖。「長嶋かよ!」ってツッコミいれたかった。
>司会「何か書いたりとかはなさらないんですか?」
>富田
「何かを何もないところから立ち上げる作業は私にはできない。そういうのは無理だなぁ。」
>司会「でもその代わり演技力という才能を神様から授かった、、、。」
>富田
「”演じるのが好き!”という気持ちは神様から授かったのかな。これだけは感謝しますね。」
しょうけん感想メモ
 ”立ち上げる”のところで手を上下に動かしてジェスチャーしてた。司会の方と富田さんの位置が中途半端で富田さんは横向いている事が多かったのがなんとも残念。
映画について(プチネタバレあり!注意!)

>司会「大物女優さんばかりで現場は火花散ってましたか?」
>富田
「いや〜そんなことないですよ。和気あいあいとしてました。でも浅丘ルリ子さんは凄い!」
>司会「紙食べたりして(笑)」
>富田
「私もちょっと食べました(笑)。監督も食べてた。皆さん、原稿用紙はおいしいですよ!(意味深)」
しょうけん感想メモ
 この発言からも相当浅丘ルリ子さんに興味があることが分かった。”しんゆり映画祭”に飛び入りしたのも分かる。
実際このシーンの浅丘さんはかなり怖い。ここは原作を超えたシーンでしょう。
 最後に「ラスト20分はものすごいです!私はあんまり出てないんだけど。」と言って帰られました。以上しょうけんのレポートでした。おそまつ!



                                 しょうけんさん作成

           BU・SU

 富田さんの第5作目の映画です。
監督は市川準さん。超売れっ子CMディレクターの初監督作品という触れこみでした。ポスター等では思いっきり笑っている富田さんですが、本編では最後しか笑っていません。「BU・SU」は本当に良い映画で、10年以上経った今でも上映されたりしていますが、高校生だった僕はアイドルとしての富田さんを見に行ったのに全然違う映画を見せられたようでがっかりした記憶が有ります。この映画の素晴らしさに気づいたのはだいぶ経ってからLDで見直した時でした。

 下はアクトレスさんの掲示板にも書き込みした僕のトークショーレポート完全版です。
00年6月10日 BU・SU上映&トークショーご報告
 会場はシネマ下北沢でキャパ50。当日は朝11:00から整理券を配るということでしたが11:00の時点で集まったのは5人だけ。少々がっかりしながらもその場で知り合ったワタナベさん、田波さんと映画話で盛り上がったりしてました。
 夜9:00ごろ再び下北沢に集結、整理券順に入場ということで一番前をGET!!会場は最終的には補助席が出るほどの超満員でした。20分ほど遅れで上映が始まりましたが,「この後,本当に目の前に富田さんが現れるのか」と思うと、とてもじゃないけど映画には集中できず緊張しっぱなしでした。

 その後上映も終わり、いよいよトークショーのはじまりです。司会の方、市川監督が入場し最後に富田さん入場!服装は白い薄手のブラウスにジーンズというラフなものでしたが、全身から女優オーラが漂っていて、僕は「おぉ!」と一言発するのみでした。富田さんは僕の目の前を通って席につきました。僕の席との距離は1〜2メートル。こんなにすぐ近くでお目にかかれるなんてもう二度とないでしょう。ジーッと見つめちゃいました。

 トークは司会の方と市川監督が中心で、富田さんは振られるとそれに答えるという感じでした。「市川準さんは今までの監督さんとは違っていましたか?」という問いには「(速攻で)違う!違う!(上を見て考えるように)チガウ、、、。(下を見てつぶやくように)チガウ、、、。」とチガウを連発したり、「13年経っての感慨はありますか?」という問いには「いやいや、まだまだ(当時の記憶が)ナマナマしくて、ナマナマしくて(感慨どころではない。)」とナマナマ言ってました。監督は富田さんと久しぶりに会って「大人になったなあ」とおっしゃっていましたが、「18歳から31歳になったんだからそりゃ大人にもなるって」とツッコミたかったのは僕だけではないでしょう。
 
 それからカットされたシーンに関しての質問に富田さんが「すべてを見せるのが良いとは限らない」とはっきり主張していたのが印象に残りました。また監督は演出上、富田さんを孤独にさせるため、富田さんと話をしないようにスタッフや共演者に命令していたそうです。「おかげで広岡さん(ブス仲間(と監督が仰った!))と「カノン」見に行った時久しぶりに会ったのに話して良いものかどうか迷った。」と富田さん言ってました。
 
 この映画には萩原聖人さんもクラスメイト役で出演していました。当時富田さんに「いつか大きくなっておまえを抜いてやる!!」といってたそうで、今でも交流があるそうです。富田さんは萩原さんのことを「マサト」と呼んでいたのではじめはビックリしました。友人だったのですね。
 BUSUは「ロッキー」のような企画の映画だったそうなのですが、市川監督に決まってから、かなり脚本も変わったようです。その点にいろいろクレームも有ったらしいのですが、富田さんは「私と監督は同じ方向を向いている。だからBUSUの進む道はこれでいい。」と思っていたそうです。
 監督は原さんの主題歌にも反対だったようで、この話の時ばかりは富田さんも同じアミューズ仲間なのでバツが悪そうでした。ただ監督も「今日改めて見たらこれはこれで映画に合っている。」とも仰っていました。

 といったところでいろいろ書きましたが、結局、生富田さんは大変美しく、司会の方の発言中も僕はジーッと富田さんを見ながら、「この時間が永遠に続けばいいのに」と一人考えていたのでした。その場で購入した『市川準研究1ブス特集』は当時のスタッフのインタビューもあり、ファン必見ですよ。それからワタナベさん、田波さんお世話になりました。おかげで一人で行ったのにそれ以上に楽しめました。またいつかお会いしましょう。