チャーリーと14人のキッズ DADDY DAY CARE |
不景気で会社をクビに! だっつんでチャーリーは同僚フィルと男2人で保育園を開業したとたん希望者が集まる。 毎日が子供達とドタバタして切り盛りしていた。さらにはイヤーなオバンの同業者の妨害も! さらに同僚のマーヴィンが給料を届けに来るが成り行き上、手伝いをやらされる。 リアクションがテンコ盛りのコメディ。 フィル役のジェフ・ガーリンもデブキャラとしてかなりシーンを作っている。 子供が異様に出張ったり、悪巧みキャラや家庭・家族を強調するような うっとおしさを感じる描写も無い。(ゴキブリだけ) 子供達はごく自然に普通に遊んでいる感じの日常。 「アダムス・ファミリー」など色々な魔女役でも知られるアンジェリカ・ヒューストンが同業者役。 サイコやスタートレックのネタやらも飛び出し、 ブロッコリーマンやニンジンマンとエディ得意のコスプレネタも健在。 入園前見学かな父親達エキストラに日本人もいる。 なんか最終的に14人に増えてるし(汗) これといって何か目的を誇張したストーリーではなく非常に明るく綿飴のような軽い雰囲気。 ジェイミー役のエル・ファニングはダコタ・ファニングの妹。 (ジャケットに映っているネクタイ引っ張ってる金髪の子) 姉より若いうちから業界に入り込んでいるので有名すぎて煙たくならなければ期待大。 将来は競演もありえるか?。 特典はショートフィルム「アーリーブルーマー」オタマジャクシのCGアニメ。(セリフなし) クイズゲームもあるけどリモコン操作面倒でいらんなコレは(爆) 他にエンディング用NG集。6作品の予告編。PG−13指定の作品いれちゃダメよ(笑) メイキング集では子役達の趣味やホームビデオ映像、撮影風景。 俳優っぽくイスに座って語る姿が恐るべき天才?子役集団の実力を物語っている。 |
★
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ホーンテッドマンション THE HAUNTED MANSION |
屋敷を売りたいという話が飛び込む。 その日は家族旅行をするはずの日なのだがそれを蹴ってデカそーな仕事を優先。 ジム・エバースは妻と子を連れて出向いた先では不気味な執事が待ち受けていた。 なーんかヤバそうな事が起きる予感。もう逃げられない。 特別版だけど他になんかあったっけ? 怪しい執事と主人。風貌も性格も蛋白で「アダムス・ファミリー」ほどではないが。 ストーリー上の謎はさほど重要ではなく早々にバラして ジエットコースター並の幽霊屋敷ならではのアトラクションをメインにしている。 この作品ちょっと余所見をすると目が回るほど場面が進んでしまうので注意が必要(汗) 本編88分。何回か見てもやっぱり時間が短いのでかなり物足りない。 水晶のマダム・リオッタの吹替は木の実ナナ、 胸像のザ・シンギング・バスツの吹替はグッチ裕三 さすがに吹替は誰かと詮索して見ないからこれは気づかないなぁ で、なんでラストでこいつらを持ち帰ったのかな・・・確かにうるさいだけ(笑) みんな地獄に落ちろーって自分が落ちてるよオイ |
★★★
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プルート・ナッシュ THE ADVENTURES OF PLUTO NASH |
ナッシュは機転を利かせてまったく人気の無いオンボロ店を買取しオーナーになる。 しばらくして2人組が来て大金を出し店を買い取りたいと言い出すがナッシュは拒否。 そして店をぶっ壊され叩き出されるハメになった。 ナッシュはブルーノとディーナを連れ逃避行をして追手の狙いなど手掛りを探し真相に迫る。 カラーネオンがポイントの近未来街。 月面世界にハイウエイというシーンも奇妙な光景に映る。 物語はSFだからこそのユニークな物語ではないので捻りがなく何の変哲も無い。 宇宙服も着るしドンパチもあり喧嘩もあり色気もあり面白いロボットもありクローンだってありだ。 分けの分からんエイリアンや異星人は一切無し! SF世界のベガスな雰囲気を楽しむならコレしかない黙って見ろ。 食料や水より酸素の心配を(笑) |
★★★
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ドクター・ドリトル2 DR. DOLITTLE 2 |
動物達の中では話の分かる有名人になっており多くの動物達との言葉のやり取りも多い。 引き続き製作:ジョン・デイヴィスという事で映画としては物足りない。脚本も最悪。 前回は設定からして見れたが今回はドラマが間延びしすぎてイマイチ分からない部分が多い。 いつの間にか裁判をしていたりクマが独房に入ってたり ドリトル以外は脇役の人間達のシーンが唐突に出てきたりしていい加減だったり。 色々な物映してアテレコしていればいいという感じをさせてしまう。 動物達の無駄口な言葉使いの多用が拍車しておりまったく臨場感が無い。 これだけの材料をアメコミ仕立てで集中できる要素があればいいが作りはTVM並で散漫。 ファミリー向けとしているが面白くない”お下品トーク”も健在なのでおちょくってるだけである。 犬猫やネズミくらいなら可愛げがある。親しみの無い新参の動物が喋っているとあかん。 物語もシーン繋ぎもBGMもかみ合ってないので普通に何の話を見ていたか分からなくなる。 ケチの付け放題になってしまうが御愛嬌。 無駄に多いトークのせいで意外と見れるのが体ムズムズする。 難点はうっとおしく細切れになってるシーンが大して面白く無い。子供は寝てしまうだろう。 勘違いして凶暴な動物に襲われるのが関の山。 エンディングスタッフロールや最後にもセリフがあるのだが吹替えは無い。 特典にはメイキングでエディの芸能界入りから現在に至るまでの事や 色々なモノマネステージの貴重なシーンが収録されている。 子供が親に尋ねた場合とかそういうのも考えておちょくっている。 今回はドクタードリトルという感じがしなかったのでダメ。どこがファミリー向けなんだか(笑) 前回は虎で今回は熊・・・見た目リアルすぎて子供はうなされ泣く要素がある。 動物好きにも逆効果。なにかと口うるさい動物が嫌いになって蹴飛ばしたくなる。 アニメの「くまのプーさん」のほうがいいなぁ。 |
☆
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ドクター・ドリトル DR. DOLITTLE DOCTOR DOLITTLE |
原作:ヒュー・ロフティング 動物の話が分かる医者のドリトル先生。異色な設定。 製作:ジョン・デイヴィスという事で映画としては物足りない。 エディと動物達。アテレコトークに頼って乗り切っている。 期待していたのはこの程度ではない。物語をしっかり描く力強さがほしい。 ぬいぐるみミュージカルやTVコメディを見ていたほうがよっほどマシではないかとさえ思わせる。 TVMでみっちり作った方が散漫な分かり辛いものにならずに済んだ。 新作の「エラゴン/遺志を継ぐ者」でジョン・デイヴィスは久々の製作。 ブームにやや乗り遅れの感があるが夢のある作品であと一息の殻を破るかどうか注目している。 |
☆
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ホワイトハウス狂騒曲 THE DISTINGUISHED GENTLEMAN |
秘書と気持ちいー事をしていたジェフ・ジョンソン議員はマジに”逝って”しまう。 相変わらず悪い事で金儲けしていた詐欺師トーマスは ジョンソン議員の訃報ニュースを見て諭す母親の言葉にピンときて 3人の仲間を集め下院議員に立候補する。 華々しい政界デビューを果たしジョンソンの元秘書も雇われる。 彼の思惑は金儲けのはずだったが、精力的に活動するうちに良心に目覚める。 着々と人をお得意のトークで虜にし念願の舞台に立ち権力政治の裏事情を暴露する。 見ていてせいせいする気持ち良さ。最初と最後でノリの良いムード。 主人公は頭のキレる男で回転の速い判断力もある。 彼女ができるだけでなく色々な人と会う事でイッパシの男を目指す。 髪型もしっかり身だしなみも整えた役者達も清潔感が出ている。 大半は主人公中心にカメラを追っているのでとても見やすい作品に仕上がっている。 食事会の水もペリエのボトルが置いてあるのがちょっとした小道具で 何気なくラベルが見える位置にしてある。他にもデカイカニやら出てくる。 議員達がどういう建物で仕事しているかは分からない。 ホワイトハウスは出ないが見立てたロケもしているので違和感はそれほど無い。 はっきりいってNGなのでホワイトハウス前の庭先や中ではロケはできない。 メインの高圧電線の環境問題に力を注ぐあたり。 この問題の実際は被害者が出ているのに因果関係を示せない事が多い背景がある。 ネタにされやすいが電磁波の騒動は実際の話。 過去の学者の論文が不安を増長させて国に責任を求めるための材料になっていた。 後に送電線騒動で国立癌研究所とホワイトハウス科学事務局が乗り出し調査結果を出す。 映画顔負けの話が実際に起きた。 映画としてもエディの議員というキャラクターに頼った振り回し方をしていないのが良い。 脇役も役割が生きていてしっかりドラマの筋書きが出来ている。 一回コッキリなので意外と忘れがちだが声マネや変装もある。 |
★★
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ホーリーマン HOLY MAN |
TVショッピングを担当しているリッキーは僧侶”G”と出くわす。 彼はずっと付き纏うが一体誰なのか?何が目的なんだ? ”G”をTVショッピングに出したら爆発的人気になる。 珍しくエディがとっとと最初から出てこないで少し遅れて出る。(主役ちゃうんかい?) 大半はジェフ・ゴールドブラムのほうがセリフが多くマシンガントークのお株を奪っている。 ”G”がどのようなキャラなのか宙に浮いているまま展開が読み辛い。 愛想が良く不思議で神妙な性格。人前に出てきてあれこれ語る度に目立つ事になる。 洗脳でもするかのようにおっとりした口調でいつの間にか注目してしまう。 物語は無駄の多い退屈さと退屈させないギャップの波がある。 「視聴者が求めているのは”G”だ」この言葉は的をついてる。 番組を通して彼が主役となりどういう人なのか分かってくる。 「ザ・フライ」等の後なのでジェフもいいがそれだけではパンチがない。 その点キーマンとしてエディが力を借しているキャラがなければ何の変哲も無い。 ”G”は主役だけどリッキーとケイト2人の恋物語あくまで脇役に徹した本当の主役という存在感。 回りくどく間延びせずにもう少し派手さとスピーディに物語が運べば地味な退屈さもなかった。 撮影時期が夏のようなのでダラけちゃったかな。場面が飛び飛びで目が疲れるのが難点。 |
☆☆☆☆
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星の王子ニューヨークへ行く COMING TO AMERICA |
理想の花嫁を求めてニューヨークへやってきたアフリカのザムンダ王国の 王子アキームが巻き起こすドタバタコメディ いきなり花嫁候補がサンバ軍団で登場したり、ゴスペル歌いだす執事(笑) それが終わると後は真面目に物語が進む。 主人公の役柄は品格を重んじるのでトークも控えめ 嬉しさも隠し切れない性格で常に冷静に物事を見ている。 リサへの恋は実るのか、 家来のセミも御土産を持ち帰れるか? いつか正体がばれてしまうのは予想される いてもたってもいられない国王は王子の後を追ってきたさぁどうなる? 見所は流れの中にいくつもある。 バーガーショップのオーナーを存在感があるジョン・エイモスが演じているのもミソ。 ジャン・マイケル・ヴィンセントの「史上最大のスーパー・チャンピオン」や マークシンガーの「ミラクルマスター7つの大冒険」、「ロックアップ」、「ダイハード2」等。 機会があれば彼の存在のポイントを見てほしい。 ヌォっと画面に重量感ある体格が映るので分かると思う。 中盤の物語は平凡なのでかなり退屈してしまう場合がある。 作品はただのコメディ映画と記憶に残りがちだが路線は真面目なラブストーリー。 ライナーにはアキームとセミの吹替役の記述に入れ間違い。 |
★★
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ゴールデン・チャイルド THE GOLDEN CHILD |
奇跡を起こせるゴールデンチャイルドが悪の組織に連れ去られる。 チャンドラー・ジャレルは美女と出会い選ばれし者としてチベットへ飛ぶ。 行方不明の探し屋家業という主人公。いやぁ実に都合の良い設定です。 主人公は熱い男で正義感に溢れている。 キー・ナン役のシャーロット・ルイスが紅一点。大胆な回し蹴りが印象に残る。 ヴィクター・ウォンが目立ったのもこの作品の意表をつくキャラからだ。 悪役のボスを演じるチャールズ・ダンスは「ラスト・アクション・ヒーロー」でも悪役のボス、 魔物に変身しそうな威圧的な雰囲気がある。 煙草吸ってる妖しい蛇女(完全にガラガラ蛇だし竜とは思えないなぁ)、 悪玉のボスが悪魔化したりSFXに意外性がある。 アドベンチャー路線としては全体的な流れに統一感が薄く雑味を感じる。 簡単に言えば冒険度はあるが冒険物ではないという見方もできるのだ。 美女・試練・謎のアイテム・救出劇と揃っているが タイトルからいって子供が焦点になってるので冒険活劇をシリーズ化にできなかったのが残念。 終始救出劇なので基本路線はクライムアクションそのものと感じる事も出来る。 日本語吹替は無く字幕は小さく潰れているのが少し難点。 |
★★
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大逆転 TRADING PLACES |
毎日負傷兵を装ったフリして物乞いをするバレンタイン。 一方、ウイン・ソープをどん底にしたらどうなるか実験してゲームをする2人の大富豪。 こうしてバレンタインとソープの立場が入れ替わったが 1$のコマにされてたと知ったバレンタインはウィン・ソープと一緒に逆襲に出る。 イギリス紳士役者のデンホルム・エリオットと役所はしっかりおさえている。 ダン・エイクロイドが「トワイライトゾーン」に出た後ですね。 大逆転の後に「インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説」をしたけどまったく記憶に残らず。 「ゴーストバスターズ」だと主役3人の内の1人で印象に残りましたけどね。 88年の異色ラブコメの「花嫁はエイリアン」も気楽に見れるので好きです。 見た目も声もフケてますのでボキャブラリーな役や話で体当たりするのが印象に残ります。 彼の成功の秘訣ですね。 先物取引が舞台ですがこの発想はどこからきたんだろう舞台にするステータスもないし。 実際に失敗して鬱積したものがあったとしたら考えられるけど、 だとしたらストレス解消した人がいそうですねぇ原作者か脚本家あたりとか(笑) バレンタインやウィン・ソープがコロっと立場が逆転しても少し話がダラダラしてたしな。 なんの変哲も無いトコでおっぱい丸出しで意表を突くのも当時は有りね。 脚本には最初から設定するにはありえそうもないシチュエーションだし、 注文つけて書き直したとしても不思議じゃないね。(すると誰が?) 冷凍オレンジの銘柄ねぇ。 実際にはそんなものはないと思うなぁ解凍技術はヘボいし戻したらブヨブヨよ。 缶詰やジュース用には考えられるけど冷凍でもう加工品だから架空だろうね。 裏話があればウダウダ妄想しなくて済むんだろうけど映画だからこそできるフィクション。 TV用に短縮された部分があるので吹替はいくつか無い。 ※PIONEER DVD/LDコンパチブルプレーヤーDVL-919では不都合有り 免責事項の前に出る社名ロゴと、ラスト数分前からクレジットエンドまで映像の乱れが発生。 PS2確認では問題無し。 |
★★★
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サタデー・ナイト・ライブ コンプリートボックス |
1975年10月11日から現在に至る土曜の深夜の長寿バラエティ番組 「SATURDAY NIGHT LIVE」(NBC放映) <初回限定生産>同時発売の単品4タイトルを収納、SNLロゴ入りオリジナルTシャツ付き
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エディ・マーフィが出演している映画が全部コメディではないので勘違い無きように。 NGシーンも数多いのだろうが中々そういうボーナストラックは無い。あると良いね。 彼の最新作というと中々イメージしにくい面もある。 過去と最近の比較・TVっ子時代は過ぎてるが作品人気はTV放送で評価が出るのも重要な宣伝になってたため差が歴然と出る。 吹替での誇張も善し悪しがある。新作映画は吹替が無いため劇場ではピンとこないのが普通かもしれない。 ボリュームは増すため見るほうは楽。 エディ・マーフィ本人に過度に期待すると映画を見て楽しむ焦点がズレるため不意に笑う事がなくなってしまう。 これは映画通や評論家がドツボに落ち気づかない傾向の元。感受の所在が正しければ不意に笑う事ができる。 エディ・マーフィ=面白い笑わしてくれる。。。では無い。理屈抜きで単純な事だ。”考えるな感じればいい” キャラを活かすも殺すも輝かすも作品次第。後からセリフや細かいしぐさ・動作まで全て関る。 屁理屈やお世辞抜きで映画を楽しむべし。 |