本年も読者諸氏の御健勝と御愛顧を御願い申上げます。
2005年1月1日「兵器生活」主筆 印度総督
昭和天皇(左)、秩父宮(右)
2005年の門出にふさわしい、気宇壮大なモノを探していたら、このような絵葉書が出てきたのである。写真の文字は
(左)摂政宮
御四歳
(右)秩父宮
御三歳
とある。よってこの絵葉書が大正10年11月以降のものであることがわかる。セットになっていた他のハガキには、「久邇宮良子女王殿下」のものもあるから、御成婚にあてこんだものの一つと思われる。秩父宮の御手を下方向に少しいったところに日本列島が赤く見える。
どんなに大きい地球儀でも、それが正しく作られている限り、日本の小ささを意識せずにはおられない。
と云うわけで良子殿下の写真も掲載しよう。
稲毛海岸汐干狩ノ良子女王殿下
新年早々ウソを書いても仕方ないので白状すると、これが絵葉書セットの最初の一枚でした(笑)。ただの風俗絵葉書かと思ってみたら、ご婚礼モノだったわけであります。
鑑賞のポイントは、「白足袋で潮干狩り」「腕時計」とあるが、一番決定的なところは不敬にあたるので書かない。