ホントにこれが<40000おまけ>でいいのか??
単純に探し方がマズイ!と云うだけの話なのだろうが、<メイド写真>なのである。一般(つまり本屋で堂々立ち読みが出来る)書籍を漁ってしても、なかなか見つからないのである。
当初の予定では<東西メイド決戦>てなハッタリタイトルを付けて、東西メイド写真を紹介して、世のメイド愛好家(その中で本当に使用人を雇用出来る人は何人いるのだろうか?)諸氏の便宜を図るはずだったのである。しかし止めた。見つからないのである。
以下に紹介するのは「WITH LOVE THE EROTIC POSTCARD」(ERIK NORGAARD MACGIBBON&KEE)と云う本に掲載されていた<商品としての>メイド写真であるが、こんなショボイ写真しか見つからなかったのである。
サボッてないで仕事しろ!
と怒鳴りたくなるような<メイド>である…。世間様の期待するメイド像で無くてスミマセンねえ…。
この「エロハガキ」(超訳)、要するに19世紀末からのエロポストカードにおける、様々なモチーフを実例とともに紹介していると云う、ある種珍しい本なのであるが、そう云う<英国紳士夜の勉学>本においてですら、この程度のメイドなのである。
この本での認識は、メイド=使用人=弱者であるがゆえに、主人やその息子の餌食になりやすい存在と云う、しごく優等生なもので、私が一番知りたい、
何故メイド服に萌えるの?
と云う最も基本的な質問に対する答えは、まったく無いのである!辞書を引いてこんなに損をした気分になるのは久しぶりだ。
そう、単に従順な<ネエちゃん>で良いのであれば、別に<メイド服>など着ている必然性は無いのである!
実はメイド服の歴史、と云うのも調べてみよう、と本屋で服飾の歴史に関する本を立ち読みしてみたのだが、ここにもメイド服の歴史などと云う好事家向けページは無いのである。
個人的には、欧州山岳地帯の民族衣装がルーツなのではないかと思っている…。
と場をつないだところで、写真その2である。
読者諸氏の絶望のため息が聞こえるようで甚だ心苦しいのであるが、こんな写真しか無いのだから仕方あるまい!一家の主に手込めにされる可哀想な女性、と云うよりは、一家の主人を手玉に取るしたたかな職業婦人といった感じである…。