8000記念おまけ

雑誌裏表紙広告撰(笑)

 広告ネタと云うのは非常に魅力的なのだが、世間に研究書籍が色々と流布しているので、とりあえず現物まんまを掲載するにとどめる。とはいえ、航空雑誌からの広告図版の紹介例はあまり見た事が無いので、読者諸賢にとっても有益なのではないかと思う。

 例によって画像サイズは大きめである。こればかりは御容赦いただきたい。

「飛行日本」昭和18年11月号


「航空朝日」昭和17年9月号


「航空朝日」昭和18年5月号

 この「近代兵器科学館」と云う場所が非常に気になっている。「飛行日本」誌昭和18年8月号の広告にいわく、

 一億必見の恒久施設 高度の科学性・興味深き解説・豊富なる内容 

 内容の一部 1.成層圏室、2.ゲッチンゲン型風洞、3.実物発動機動的断面、4.新鋭戦闘機内部公開、5.将来の科学防空都市、6.将来の防空工場、7.航空士適性検査場、8.近代兵器科学戦大パノラマ、9.航空母艦断面大模型、10.実物戦車の解説、11.実物装軌車の動的断面、12.潜水艦の浮沈模型、13.実戦参加落下傘、14.七米潜望鏡、15.東京帝大航空研究所旋回腕の模型、16.青少年落下傘塔

 現用兵器・大東亜戦争戦利品大展観

 うう…見たい!そう云えばかつては東京原宿にも「海軍館」なる展示館があったと聞くが、この手の軍事博物館そのものを扱った研究と云うものを私は知らない。