中国みやげ 軍事VCDC



 第四回目は、人民解放軍の兵器紹介とおぼしき映像と、対外紛争の記録である。私としてはこれで終わりにしたかったのだが、予想以上に画像が多く、今回での完結は諦めている(笑)。

整列したF6

 滑走路に整列したF6戦闘機。別名MIG19(笑)。画面中央の一機のみ、機首レドームが無いことに注意。垂直尾翼先端が赤く塗られている。得意の「消失点までブツを並べてあたかも沢山あるようにしている構図」である。


F7正面

 F7戦闘機の正面。原型はおなじみのMIG21。


整列したF7

 整列したF7。背景が何も無いところが中国の国土の広さを感じさせる。


整列したA5

 整列したA5攻撃機。毎度おなじみの構図。


A5の正面

 正面から捉えたA5攻撃機。精悍の中にも間が抜けていて私好みである。


B6爆撃機

 B6爆撃機。TU16バジャーと云った方が話しが早い。現在も第一線で活躍しているため、航空博物館に行っても、この機体は無い(2000年1月)。1998年11月発行の「中国名機珍蔵」でさえもこの機体に関する記述は無い。逆にこのVCDにはB5(IL28)が出てこない(笑)。


出番を待つ機甲部隊

 カモフラージュネットの向こうで出番を待つ機甲部隊。


主力戦車

 型式名が出てこない(笑)。戦車雑誌のバックナンバーでも見て下さい。手元に資料が無いのである。戦車関係の本まで手が回らないのである(と開き直る)。


水陸両用戦車

 PT76系統の車両と思われる。軍事博物館で購入した「中国新型武器大展示」と云う本からも見捨てられている。


兵員輸送車

 これも型式不明(模型が無いと名前が覚えられないのである、とさらに開き直る)の装甲車。


渡河する戦車

戦車隊進軍!

 南方地方での映像と思われる。そのまま進むと多分ベトナムあたりに着くのだろう。


屹立する弾道弾

 発射態勢を取った弾道弾。


進む大艦隊!!

 「堂々波を蹴立てて艦隊は征く!」と云うところなのだが、大日本帝国連合艦隊の映像を一度見てしまうとねえ…。


緊急発進MIG15

 国籍不明機に対して緊急発進するMIG15戦闘機。


37ミリ機関砲発射!

 37ミリ機関砲発射の瞬間! 発射速度は想像通り遅い。


捕虜となった米国人操縦士

 「海空雄鷹団」の活躍で撃墜された米軍偵察機パイロット PHILIP SMITH氏落とされた機体が何かは不明。MIG15にやられたのかも正直な話怪しい。


昨日の敵は今日の友

 「昨日の敵は今日の友」そのまんまの映像。スミス氏と誰かさん(笑)。撃墜した操縦士なのか、尋問に当たった通訳なのか、中国語が解らないので不明。


印度軍と戦う解放軍

 話は中国印度紛争に移る。印度軍の戦車をものともせず突進する解放軍兵士。印度軍がM3軽戦車を使用していることが解る。蒋介石軍もこの戦車を使用していたからお手の物なのだろう。それにしても中印国境まで戦車を持ってくるだけエライ。


捕虜を連行する兵士

 印度軍兵士を連行する解放軍兵士。後方にヘリコプターが無ければ第二次大戦時の映像と云っても通用しそうである。ここで中印紛争が何年に起こった、と解説が付くと格好良いのだが、それが出来る状態で無いところが総督府の無能ぶりを象徴している(と開き直る)。


別れを惜しむ

 停戦成立後、解放軍医師と別れを惜しむ印度軍捕虜。まるで「映像の世紀」のラストのようである。しかしVCDはまだ若干の映像を残しているのである。
 待て、次回!!


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