作成している本人もあきれ果てている長期特別企画も今回が最終回である。日本国内で同VCDが購入可能と云うことが判明した今、この連載の歴史的意義も失われようとしている。とはいえ、依然そのへんのCD屋で販売しているものでも無いので、最後の力を振り絞っての御奉公をすることにする。
前回「ここで止めておけば良かったのに」の続きがこれ(笑)。こう云う映像で締めようとするから誤解を生むのである。まあ当事者の事情も理解できないでは無いし、兵器ファンへのサービスとしておこう。
兵士が鉄兜を被っているところから、80年代に入ってからの映像と思われる。
得意技の「消失点攻撃」である。
中国にもアクロバットチームはあったのである。北京でオリンピックがあれば、お約束の「五輪スモーク」にお目にかかれるかもしれない。演目に「星印を描く」技があるかは定かでは無い。
戦車の行列。天安門前でのパレードは有名であるが、参加車両がどこで出番を待っているのかを考えると眠れなくなる(笑)。国慶節前に北京市内のどこかで待機しているはずなのだが…。
これで本編はおしまいである。この後のエンディングでは、解放軍を讃える歌が流れてくる。
歌詞を覚えて日中友好に役立てたい奇特な御仁のために、以下の画像を掲載する。
知っている人にはおなじみの天安門広場におけるイベントである。悲しいかな私はライブで見たことが無い。
八一の旗で一巻の終わりである。教育TVの「海外ドキュメンタリー」で放映される見込みは期待出来ないことは云うまでも無いが、万が一放映される暁には、是非とも視聴されんことを希望する。
このVCDを中国軍拡の一環と見るか、国民への解放軍宣伝と見るかは各人の自由である。総督府は「こう云うモノもある」と云う視点で紹介したに過ぎない。吾人は兵器ファンではあるが、戦争及び個人の自由を侵害する目論見に対しては、断固として反抗するものであることを末尾ではあるが、付け加えておく。
「兵器生活」主催者である総督及び総督府の主義主張に関しては、「公報」及び他のコンテンツを参照されたい。