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 (246) YK8−B 型
       保土ヶ谷の柿 案

 用途     雷撃、爆撃、偵察
 発動機    YK−2 BS 液冷倒立V型600馬力 2基
 型式     中翼単葉水上機
 乗員     2〜3名
 最大速度  400粁/時
 巡航速度  360粁/時
 上昇限度  7000米
 上昇時間  4000米まで10分00秒
 航続距離  1500〜2000粁
 全幅     18.00米
 全長     11.00米
 全高      4.00米
 全備重量   6500瓩
 武装     可動機関銃 1挺
         固定機関銃 2挺

 「空」 昭和15年7月


石田 一郎の批評

 発動機が小さ過ぎたり浮舟が細過ぎたり、各部寸法の割合がよく取れていない様だ。
 浮舟の後半には飛行艇の様な反り上がりを附せなければならぬ。でないと滑水状態に入った場合、後半が没する為脱水が出来なくなる。
 この様な水上機の場合こそ相反転のコントラプロペラを用い脚高を低める様にしたいものだ。

 「空」 昭和15年8月
  


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