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2004年
5月3日 世界の中心で、愛をさけぶ 片山恭一 2001年4月20日

  だいぶ前から話題に上がっていた本です。この度やっと読みました。亡くなった恋人との思い出を丁寧に綴った物語です。「喪失感」から始まる魂の彷徨の物語とあります。なるほど、みずみずしいタッチであっというまに読み終えました。 私は基本的に物語で泣かない(泣けない)タイプですがちょっとグッときました。とはいえ、評価が「優」じゃないのは途中のせりふがあまりにもくさいと思ってしまったんで、、、。「アキのいない世界」とか、「とにかく、早くアキと結婚したいよ」などなど。、、、、もう年なんでしょうか、、、。
  映画では原作のラストにちょこっと出てきた現在の恋人が大きなウェイトを占めるらしいのでちょっと楽しみです。


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2004年
5月12日 少年計数機
―池袋ウエストゲートパーク〈2〉
石田衣良 2002年5月10日

 数年前にTVドラマになった小説です。TVとは結構細かいところが変わっていてその辺も楽しいです。マコトの1人称で語られるんですが、シャープでとてもぞくぞくします。ストーリーを簡単に説明すると一応ライターのマコトがトラブルに巻き込まれ持ち前の頭と行動力で解決していくストーリーで、池袋のギャング「Gボーイズ」やヤクザなどが絡んできます。4章構成でバラエティに富んでいて読みやすいです。でもこれを読むと池袋を歩くのが少し怖くなりますね。「池袋版不夜城」といったところでしょうか。面白いんでお勧めです。


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2004年
6月4日 サッカー監督という仕事(文庫版) 湯浅健二 2004年6月1日

  よくサイトを見させていただいている湯浅健二さんの本です。2000年度ミズノスポーツライター賞を受賞した作品の文庫化です。私は初めて読みました。
  内容はというとドイツでコーチ業について学び読売クラブでコーチなどを務めたこともあり、非常に「プロコーチからの視点」で語られています。ここに書いてあるのは「チームとして約束事の重要性」「個人を活かすためのチーム一人一人の無駄な走り」それを踏まえたうえでの「積極的なチャレンジ」です。本当に基本なんですがその基本の重要性がわかりやすく説明されています。ぜひこの本を読んで欲しい監督に選手と一杯います。トルシエに関しては褒めすぎのような気がしますが、非常に興味深く読みました。実は私自身、昔この人の書くものは「守備」「守備」ばっかりで正直あまり好きではなかったんですが、読み進んでいくうちにかなり納得していました。サッカーに興味のある方にはお勧めです。
  ついでにJ2に落ちた頃のレッズの様子が書いてあるんですが、、、


今の柏レイソルと被ってて怖いです!!!他人事とは思えなくて!!!


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2004年
6月23日 暗黒童話(文庫版) 乙一 2004年5月25日

  最近あちこちで聞く乙一さんの作品です。私は初めて手にしました。失明し記憶を無くした少女が移植された左目に込められた記憶に誘われ見知らぬ町に行く。そこには、不思議な力を持った殺人鬼が、、、、というストーリーです。途中に入る犯人の回想や悲しい鴉の話など趣向に富んでて面白いです。また、最後の大どんでん返し(読めますけど)からのストーリー展開はぐいぐい引き込まれます。とはいえ、後から読み返すとおかしなシーンがあったり、殺人鬼の正体が見え見えの点、最後の主人公の少女の結末などちょっと納得いかない点があったんで「可」にしました。


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7月4日 「DEATH NOTE 」2巻 大場 つぐみ
/小畑 健
2004年7月7日

  以前、屋根裏部屋でお勧めした「DEATH NOTE 」2巻が出ました。死神のノートを手にした月が、自分を、「殺人鬼キラ」を追うFBIを殺害。ついに探偵「L」がその姿を表わす。
  この巻では、月の狂気が増してきます、正確には完全にブレーキが利きません。といいますか、、、、




怖っ!!

元の持ち主の死神以上にデスノートを使いこなし、容赦の無さも凄いです。
特に死に行く相手にわざわざ正体を見せる底意地の悪さ、子供じみた虚栄心は月の壊れっぷりを良く表わしていて面白いです(おい!)
また遂に登場したL。微妙な容姿なんですが、その頭脳で着々と「キラ」包囲網を敷いていきます。やたらと甘いものを食べてますが。
それから、死神リュークのボケとツッコミが非常にいい具合になってます。しかし死神がまだ普通に見えるのは少年漫画としてどうなんでしょう?
そんなわけで(?)今後がますます楽しみな作品です。


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7月8日 なぜベストを尽くさないのか 上田次郎 2004年7月12日

  TVドラマ「トリック」の上田次郎教授の天才的人生哲学!!あなたの人生の書となるでしょう!!!




んな訳無いだろ!!!(切れる)


まぁあれですよ。「トリック」好きなんでわざわざ予約して買ったんですよ。ええ。




論外だ!!こんな本!!!

なんか全然面白くないんですよ。一応中身は上田次郎の人生哲学だそうですが、、、、




笑えない!!


はっきり言って



つまんない!!!


勘弁してください。一応「なぜベス相談室」は少しは笑えたんですが、それ以外は、読む必要が無いです。一応「トリック」好きなんで評価は「2」ですが、本来「返品」クラスです。読んでて辛かった。前作の「超天才マジシャン山田奈緒子の全部まるっとお見通しだ!」もつまんなかったし、嫌な予感はしてたんですが。、、、いいです。今度から少し疑ってから、買うことにします(人間不信)。


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2004年
7月12日 龍時03−04 野沢尚 2004年7月10日

  単身スペインに渡った無名の日本人「リュウジ」。ユースで結果を出し、スペインリーグでサブながらも、レアルマドリードなどの強豪と戦う「リュウジ」が五輪代表に選出され、アテネの地を踏む。しかし、五輪代表チームの監督は、リュウジの個性には受け入れられない「組織サッカー」。その中でのチームメイトの言葉。「お前は殺されるために日本に戻されたんだ、、、」。
  珍しいサッカー小説ですね。選手、チーム名など実名で綴られていて、ジーコの方法論についての批判などもあり、なかなかに興味深いです。本書が3巻目でギリシャ五輪が舞台になっているんですが、なんと、OA枠で、、、




明神が入ってます!!


しかも、チームで




キャプテン!!!!


もうこれだけで柏レイソルサポーターなら十分なのに、作品内で




おいしい役をやってます!!!


もうおなか一杯ですよ。まぁ




現実は置いといて(遠い目)


まぁそれは置いといても、面白い小説ですし、サッカーに興味のある方にお勧めです。ただ、もう続編が読めないと思うと大変悲しいですね。本当に、、、。


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9月4日 DEATH NOTE 3巻 大場 つぐみ
/小畑 健
2004年9月8日

  週刊少年ジャンプで連載中の漫画です。死神のノートを手に入れた月と探偵Lの対決なんですが、今回でいよいよ、月とLの直接対決が始まります。とにかく漫画の割に、




やたら字数が多いんですが。


お互いに相手の裏をかくために繰り出される手がかなり楽しいです!!特に今まで優勢だった月が押される様はとても、




楽しいです!!(注 月が主人公)


ともかく予想のつかない展開でお勧めです。また周りの人物がいい味出してて面白いです。




特に死神が!!(なんか変)


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9月12日 骨音
池袋ウェストゲートパーク3(文庫版) 
石田衣良 2004年9月10日

  ドラマにもなった「池袋ウエストゲートパーク」の原作ですね。大分違いますが。トラブルシューター、マコトが池袋のトラブルを解決する話です。この度、文庫版になったので早速買いました。1話完結で4章ありますので、さくさく読めて、




後を引きます!!


そういえば、「骨音」の章は「池袋ウエストゲートバーク」のTVスペシャルにもなったんですが、そのTVスペシャル、




酷い出来でした!!


私は「西一番街テイクアウト」の章が好きですね。後はやはり登場人物の魅力ですね。特にマコトは悩みながらも前に進んでいくので、とても感情移入して読めます。早く第4弾の「電子の星」も文庫化して欲しいですね。ハードカバーだとなかなか読めないんで。


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10月1日 吸血鬼ドラキュラ 菊池秀行/B・ストーカー原作 2004年9月15日

  もはや有名すぎる「吸血鬼ドラキュラ」の原点を伝奇作家の菊池秀行が新たに書き直したものです。もともとこういった分野の話に興味があり、いい機会なんで買いました。
  内容はトランシルヴァニア地方の山奥の居城に住む貴族に英国の若き不動産が向かう所から始まりました。ストーリー的にもなかなか凝っていて、2つの事件が繋がって行きます。昔ながらの十字架やニンニクなどで対抗するなどこれが原点だと思うと感慨深いですね。ただ、登場人物の魅力に欠けてしまっているため、それほど盛り上がることなく終わってしまいました。吸血鬼ドラキュラもそれに対抗するヘルシング教授も今ひとつ深みを感じられません。他の登場人物も同様でなんとももったいないなと思います。今ひとつ時代の背景も感じられなかったし。とはいえ、恐らく原点とは違い、非常に読みやすくなっていますので、興味のある方は読んでみても良いかも知れません。


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11月7日 DEATH NOTE 4巻 本/大場 つぐみ
小畑 健
2004年11月9日

  早くもDEATH NOTEの第4巻です。週刊連載している作品だけあって、2ヵ月間隔で発行されるのはいいですね。第4巻では、第2のキラがその姿を表わし、Lや夜神月に新たなる脅威が、といった所です。またまた今回も字数が半端ではないですね。いや緊張感のある展開で、Lと月の駆け引きに第2のキラである少女の暴走が入ってきて、物語がうまくかき回されています。今回は、序盤は月の危機。後半はLの危機。それをどのように回避するか、多少強引な所もありますが、スピードある展開でぐいぐい読ませてくれます。密度が凄いんですよね。よく少年漫画だと、戦いのシーンでコミックス1巻分ぐらい軽く使い展開が遅くいらいらするものもありますが、出し惜しみせず、一気に進んでいくのがいいですね。お勧めです。ちなみに、ネタバレありの感想はこちらです。ツッコミ全快ですのでよろしければ、ご覧下さい。


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11月24日 U−31 2巻 本/吉原 基貴
網本 将也
2004年12月22日

  前に別のコーナーでお勧めしたこともある「U−31」の2巻です。ちなみに、この巻で、最終巻になります。ええ、




打ち切られました、、、


その為、このコミックス、大きな本屋さんではないと売ってません。近くの本屋に見つからず、販売日を間違えたかと思いました。置いてないんですもん。こんなに熱い漫画が。
  内容は非常に熱いです。レギュラーを獲ったものの怪我による若手の台頭。優勝争いの過熱と、転落。どんなに活躍しても開けない日本代表への道。欧州でここ数年問題になっているドーピングに手を出した、かつての友。たった、1巻でここまで、熱い漫画もそうは無いと思います。現実と微妙に、というか、かなりリンクしている部分もあり、そういった意味でも、楽しめます。ただ、打ち切りなので、最後がかなり端折られてしまい、本来しっかり描かれるべきものが、簡単な説明だけで終わってしまっているのが、




本当にもったいない!!


いや、本当に熱いんですよ。優勝争いの後の会話や、主人公の所属するジェム市原監督の語る「日本人のサッカー」などなど


どっかの代表監督に読んで貰いたい!


この巻で終わってしまうのが悲しいですね。漫画ならではの派手なプレーなどはありません。

それだからこそ、良質なサッカー漫画だったと思います。全2巻ですので、もし、興味をもたれた方はぜひどうぞ。


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