日本人が摂取する塩分摂取量は40年にわたて減り続け、2013年から一人一日当り10gを下回るに至っている(図録2173)。

 それでは、どんな食品から塩分を摂取しているのかを調べてみよう。図には、主要な食品群からどれだけの塩分を摂取してるかをあらわした。さらに細かい分類の個別食品からの塩分摂取については図録2172参照。

 塩分のほとんどは調味料に含まれている。2015年の塩分摂取量の総数9.68gのうち、調味料から6.49g、67.0%の塩分が摂取されているのである。

 調味料の内訳としては、単品としては、しょうゆ、塩、味噌が大きい。調味料としての塩そのものからは1.27gと13.1%を摂取している。

 しかし、もっとも多いのは、めんつゆ、ケチャップ、ドレッシング、カレールウなどを含む「その他の調味料」である。

 調味料以外では、穀類が最も多くなっており、中でもパン類(菓子パンを除く)が0.45gと最も多い。菓子パンや菓子類に含まれるケーキ・ペストリー類も含めると麺類以外の小麦粉製品が0.52gにも達する。

 塩分というと、漬物や塩干魚介類のイメージが強いが、それらは、今や、パン類に次ぐ第2位、第3位の塩分食品であるに過ぎない。

 参考のために、下に、どのようにして塩分摂取量が把握されるのかを理解するために、「国民健康・栄養調査」で使用されている「食物摂取状況調査票」を掲げた。この調査票から明らかとなる食品摂取量に食品成分表をあてはめ、塩分を含めた栄養摂取量が計算されるのである。

 家庭で作る料理は、食材の食品と調味料とがすべて記載されるが、調理済み食品や外食は、「ハンバーガー」や「焼き肉定食」といった品目名のみが記され、別途、それらに使われている標準的な食材と調味料が計上され、それらを合わせて集計した食品の摂取量から含有塩分量が把握されていることが分かる。


(2017年7月5・6日収録)


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