OECD諸国の男女別喫煙率を掲げた。

 喫煙率は国によって大きく異なる。男性の喫煙率は最低のスウェーデン15.0%から最高のギリシャ46.3%、女性の場合は最低のメキシコ6.5%からギリシャ33.5%まで大きな幅がある。

 日本は男性の喫煙率は低下し、女性の喫煙率は年齢毎に見ると若い女性を中心に高まる傾向にある(図録2210参照)が、国際比較上は、男性の場合41.3%と第5位の高さであるにに対して、女性は12.1%とメキシコ、韓国、ポルトガル、トルコに次ぐ低い値となっている。

 国々の男女別喫煙率を鳥瞰すると、喫煙率の高い国ほど、男女の喫煙率格差が大きいという傾向がみとめられる。

 喫煙率の低い国はスウェーデンの他は米国、オーストラリア、カナダ、ニュージーランドといったアングルサクソン諸国が目立っている。

 男女の違いでは、スウェーデンでは男女が逆転、ノルウェイやデンマークでは男女同率となっている。男性の喫煙率の対女性倍率の高い国は以下の通りである。

男性の喫煙率の対女性倍率
順位 国名 男/女
1 韓国 6.33
2 トルコ 3.78
3 メキシコ 3.32
4 日本 3.02
5 ポルトガル 2.47

 喫煙率の高い国としてはギリシャ、トルコ、メキシコなど途上国や日本、韓国といった東アジア諸国が目立っているが目立っており、いずれも男女差が大きく、特に、儒教の影響もあるのであろうが、韓国と日本の男女差は大きい。

 図録2210に示した日本の動向の延長で将来を予想するとすれば、日韓も、スウェーデンなどのように全体として低く男女差の小さいという構造へ近づいていくと思われる。

 対象国34か国は、男性の喫煙率の低い順に、スウェーデン、アイスランド、米国、オーストラリア、カナダ、ノルウェー、ニュージーランド、デンマーク、ルクセンブルク、メキシコ、フィンランド、英国、スロベニア、スイス、ベルギー、ドイツ、スロバキア、ポルトガル、オーストリア、イスラエル、イタリア、チェコ、フランス、アイルランド、スペイン、ハンガリー、オランダ、チリ、ポーランド、日本、エストニア、トルコ、韓国、ギリシャである。

(2007年9月10日収録、2011年10月14日更新)

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