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| 国連機関による国際犯罪被害者調査の結果については、すでに、図録2788(犯罪率の国際比較)と図録2788c(主な犯罪の被害者率)について調査の概要とともにふれたところであるが、ここでは、同じ調査で取り上げられている接触型犯罪の3類型、すなわち強盗、暴行・恐喝、性犯罪についてのOECD諸国比較のグラフを掲げた(データはOECD Factbook 2009による)。 強盗については、OECD平均では、1.0%、すなわち過去1年間に100人に1人が被害にあっている勘定である。日本は0.2%、すわなち被害者は500人に1人と少なく、OECD諸国の中で最低である。上位2位はメキシコ、アイルランドであり、それぞれ、3.0%、2.2%と他の国よりかなり多くなっている。 暴行・恐喝については、アイスランドが最も高く、英国、ニュージーランド、アイルランド、米国と英語圏の国が多く上位となっている。日本は強盗と同じく、OECD諸国の中で最も犯罪被害者が少ない。 女性への性犯罪では、第1位はアイルランドであり、これに米国、スウェーデンが続いている。日本はOECD平均よりは低いが、強盗や暴行・恐喝と異なって最低ではなく、1.3%と相対的に高い比率となっている。女性は人口の半分であるので、女性だけ取った被害率は、2倍となる。すなわち100人に2.6人ほどは過去1年に被害にあっている勘定である。日本であると痴漢が多いと思われるが、アイルランド、米国などではどんな性犯罪が多いのであろうか。 調査対象は26カ国であり、強盗における犯罪被害率の低い順に、日本、イタリア、フィンランド、オーストリア、ドイツ、オランダ、米国、ルクセンブルク、フランス、スイス、ノルウェー、カナダ、アイスランド、ハンガリー、デンマーク、オーストラリア、ポルトガル、スウェーデン、ニュージーランド、ベルギー、スペイン、ポーランド、英国、ギリシャ、アイルランド、メキシコである。ただし、女性への性犯罪は、オーストラリアを含まない。 (2009年6月1日収録) |
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