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| 厚生労働省によって行われたホームレス調査(実際は市区町村職員が巡回目視によって調査実施)による人数推移を掲げた。最新年次の結果はここ。 全国の人数は2003年の25,296人以降、徐々に減少してきている。2011年には、半数以下の10,890人となっている。都道府県別・政令都市別の結果は図録7348参照。 これは格差や貧困が増えているという流布している考え方とは相容れない結果である。 男女別では男が圧倒的である。男女不明が多いのも目視調査であるからだろう。 ![]() 主要な都市の増減を見ると、東京、大阪といった主要都市、及び多くの都市で減少傾向が続いている。横浜では逆に増加している。 生活場所の変化としては、都市公園の減少が目立っている。各生活場所で人数が減少している。都市公園から追いやられ、河川敷に向かうというような状況はないようだ。 ホームレスの生活実態については、主要市の2000人前後のホームレスに対して個別面接調査が行われた(2007年)。以下はその結果である。 ■生活実態調査の概要(厚生労働省HPより) 1 年齢の状況 ○ 平均年齢 57.5歳(55.9歳) 2003年調査より1.6歳上昇 ○ 年齢階層 ・40〜49歳 10.6% (14.7%) ・50〜54歳 15.9% (22.0%) ・55〜59歳 26.8% (23.4%) ・60〜64歳 21.2% (20.3%) 2 路上での生活 (1)路上生活の形態 ○ 生活している場所が定まっている者は84.4%(84.1%) ○ 生活場所 ・公 園 35.9% (48.9%) ・河川敷 31.8% (17.5%) ・道 路 11.1% (12.6%) (2)路上生活の期間 ○ 今回の路上生活の期間 ・「10年以上」 15.6% ( 6.7%) ・「5年以上10年未満」 25.8% (17.3%) ・「3年以上 5年未満」 18.9% (19.7%) ・「1年以上 3年未満」 16.8% (25.6%) → 「5年以上」の者が41.4%(24.0%)となっている (3)仕事と収入の状況 ○ 仕事をしている者は70.4%(64.7%) → 主な内訳は「廃品回収」が75.5%(73.3%)と最も多い ○ 仕事による収入月額 ・「1〜 3万円未満」 29.8% (35.2%) ・「3〜 5万円未満」 25.1% (18.9%) ・「5〜10万円未満」 21.5% (13.5%) → 仕事をしている者の平均収入は、約4万円 3 路上生活までのいきさつ (1)路上生活の直前の職業と雇用形態 ○ 職業 ・「建設作業従事者」(土木工、現場片付け等) 29.5% (34.2%) ・「建設技能従事者」(大工、配管工等) 18.3% (19.9%) ・「生産工程・製造作業者」 12.2% (10.3%) → 建設業関係者が約5割を占める ○ 雇用形態 ・「常勤職員・従事者(正社員)」 43.2% (39.8%) ・「日雇」 26.2% (36.1%) (2)路上生活に至った理由 ・「仕事が減った」 31.4%(35.6%) ・「倒産・失業」 26.6%(32.9%) ・「病気・けが・高齢で仕事ができなくなった」 21.0%(18.8%) 4 健康状態 ○ 身体の不調を訴えている者 50.2%(48.4%) → このうち治療等を受けていない者 65.8%(68.4%) 5 福祉制度 ○「巡回相談員に会ったことがある者」 62.3% →「会ったことがあり相談した者」 35.9% ○「シェルターを知っている者」 61.9% →「知っており利用したことがある者」 13.1% ○「自立支援センターを知っている者」 66.3% →「知っており利用したことがある者」 9.1% ○「生活保護を受給したことのある者」 24.3% (24.5%) 6 自立について ○ 今後どのような生活を望むか ・「きちんと就職して働きたい」という者 35.9%(49.7%) ・「今のままでいい」という者 18.4%(13.1%) ○ 求職活動状況 ・「求職活動をしている」者 19.6%(32.0%) ・「今も求職活動をしていないし、今後も求職活動 をする予定はない」という者 59.8%(42.0%) (2007年4月9日収録、2010年3月29日更新、地域別結果を分離独立し図録7348へ、2011年4月25日更新) |
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