東京大学(東大)合格者数の高校別データは、世間の大きな関心を呼ぶランキングのひとつである。ここでは、1960年以降の5〜12年おきの20位までのランキング推移をグラフにした。(最新年は図録3858参照)

 長期推移としては私立の躍進が目立っている。1960年に20校中私立は3校にすぎず残りは国公立であったが、2005年には、逆に、国公立は3校にすぎず、残りは総て私立となっている。

 特に公立高校の合格者数は激減した。1965年までは都立日比谷高校がトップ合格者数を誇っていたが、東京都における1967年の学校群制度(各地区数校をまとめた学校群への高校入試−進学高校は無作為振り分け)の実施により、一気に地位を低下させた。公立高校は2005年には20位までには姿を消している。

 ところが、その後、2011年には国公立が5校と再度増加した。公立も愛知の県立岡崎高校と埼玉の県立浦和高校がはいっている。

 この他、ラサールが1993年に2位、武蔵が1975年・81年に9位だったのが、現在はどちらも20位より下位となっているといった、学校ごとの長期的な盛衰もある。女子校の桜蔭が徐々に順位を上昇させ、2011年には麻布を抜いて4位となっているのも、時代の変遷を感じさせる変化である。

 対象となった高校は、62校。順不同で、愛光、立川、青山、旭丘、麻布、上野、浦和、栄光、開成、学芸大付、岐阜、桐蔭、桐朋、久留米大付、小石川、甲陽学院、駒場東邦、小山台、桜蔭、湘南、新宿、巣鴨、聖光学院、高松、立川、千葉、千葉一、筑波大駒場、筑波大付、戸山、長野、灘、西、日比谷、広島学院、広大付、富士、松本深志、武蔵、洛南、ラサール、両国、栄光学園、海城、開成、学芸大付、桐蔭学園、桐朋、東大寺学園、駒場東邦、桜蔭、渋谷教育学園幕張、女子学院、聖光学院、巣鴨、筑波大付(東教大付)、筑波大付駒場(東教大駒場)、東海、灘、武蔵、麻布、洛南である。

(2007年3月12日収録、4月4日05年原資料変更、2011年3月26日更新、4月7日更新)

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