映画好きの国民はどこだろうか。ユネスコの資料を元に、年間に何回映画館に入場したかについて国際比較を行った図録を作成した。

 米国の5.20回を筆頭に、オーストラリア、ニュージーランドなど英語圏の国々に映画好きが多いことが分かる。

 米国は世界一の映画大国であり、こうした映画好きの国民を背景に、世界に米国産映画を輸出している。多くの国でアメリカ映画が躍進している点については図録8300参照。

 アジアでは、香港が最も映画好きであるが、インドも2.91回と多く、人口規模の大きさからインドが映画大国となっていることがうかがえる。

 日本は、1.14回とそれほど多くなく、45カ国中、27位となっている。

 なお、ここでは、ビデオやDVDによる映画鑑賞が入っていない点には留意が必要である。

 対象国は45カ国であり、具体的には、映画好きな順に、米国、オーストラリア、香港、ニュージーランド、カナダ、アイルランド、スペイン、インド、フランス、ノルウェー、英国、スイス、ベルギー、デンマーク、オーストリア、イタリア、ドイツ、スウェーデン、ポルトガル、フィンランド、ハンガリー、メキシコ、キプロス、ギリシャ、韓国、オランダ、日本、インドネシア、アルゼンチン、キューバ、チェコ、ポーランド、ベネズエラ、トルコ、コロンビア、イラン、ブラジル、ペルー、ブルガリア、エジプト、ロシア、オマーン、パキスタン、アルジェリア、マレーシアである。

(2007年1月25日収録)

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