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大阪市難波の雑居ビル個室ビデオ店で、2008年10月1日未明、自暴自棄となった宿泊の男が自室で放火し、当人は怖くなって逃げたものの店内の通路が袋小路になっていたため逃げ遅れた15人の客が死亡した(のちさらに1人死亡)。
ここでは戦後の主な大規模火災によって犠牲となった死者数をグラフにした。
戦後しばらくは百貨店やホテルなどで多数の犠牲者を生んだ火災が発生していたが、近年では、防火施設が未整備で防火意識も希薄な雑居ビル等での火災が目立っている。
これまでの主な大規模火災
| 年月日 |
場所 |
死者
(人) |
概要 |
1955年
2月17日 |
横浜市のカトリック修道院 |
99 |
聖母の園付属養老院を焼失 |
1963年
8月22日 |
東京・池袋の西武百貨店 |
7 |
マッチの火が消毒液に引火 |
1969年
2月5日 |
福島県郡山市の磐光ホテル |
31 |
舞踏師の小道具にストーブの火が引火 |
1972年
5月13日 |
大阪市の千日デパート |
118 |
2〜4階の800uを焼失 |
1973年
11月29日 |
熊本市の大洋デパート |
104 |
たばこの火が段ボールに引火したらしい |
1980年
11月20日 |
栃木県の川治プリンスホテル |
45 |
作業員のアセチレンガスが建物に引火 |
1982年
2月8日 |
東京・永田町のホテルニュージャパン |
33 |
9階の客の寝たばこから出火 |
1986年
2月11日 |
静岡県のホテル大東館 |
24 |
前日夜、誤作動した火災報知器を放置 |
1987年
6月6日 |
東京都東村山市の特養ホーム松寿園 |
17 |
職員が誤作動した非常ベルのスイッチを切る |
1990年
3月18日 |
兵庫県の長崎屋尼崎店 |
15 |
商品やゴミ袋で防火扉が閉まらず |
1999年
5月23日 |
横浜市のマージャン店 |
7 |
男がガソリンをまいて放火 |
1999年
7月30日 |
大阪豊中市のアパート |
9 |
2階建て576uを全焼 |
2000年
1月4日 |
静岡県下田市の新聞販売店 |
7 |
配達員がバイクの給油中に引火 |
2000年
3月2日 |
神戸市のテレホンクラブ |
4 |
男らが火炎瓶を投げ込んで放火 |
2000年
6月11日 |
宇都宮市の宝石店 |
6 |
男がガソリンをまいて放火 |
2001年
5月5日 |
千葉県四街道市の土木作業員宿舎 |
11 |
2階建て約500uを全焼 |
2001年
5月8日 |
青森県の武富士弘前支店 |
5 |
男がガソリンをまいて放火 |
2001年
9月1日 |
新宿歌舞伎町雑居ビル |
44 |
放火の疑い。障害物で防火扉しまらず |
2007年
1月20日 |
兵庫県宝塚市のカラオケボックス |
3 |
1階厨房で女性従業員が揚げ物調理中目を離したすきに出火 |
2008年
10月1日 |
大阪市難波の雑居ビル個室ビデオ店 |
16 |
自暴自棄となった宿泊の男が自室で放火 |
(資料)毎日新聞2008.10.1夕刊ほか
(2008年10月2日収録)
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