2002年の日朝平壌宣言におけるミサイル発射実験の凍結合意にもかかわらず、2006年7月5日、北朝鮮は、周辺国に通告することなしに、テポドン2号を含む複数のミサイル発射実験を行った。

 前回、1998年の北朝鮮によるテポドン1号の発射実験以降の以下のような事件の経過によって、図にあるように、日本が戦争に巻き込まれる危険性について、国民の意識が高まってきている。

1998.8.31 北朝鮮テポドン1号発射実験
2001.9.11 米国における同時多発テロ
同年 米国の報復攻撃によるアフガニスタン・タリバン政権崩壊
同年 テロ特措法にもとづく自衛隊海外派遣
2003.3.20〜5.1 イラク戦争
同年 イラク特措法にもとづく自衛隊海外派遣

 1979年からのソ連軍のアフガニスタン侵攻も終結に近づき、87年には米ソで中距離核戦力(INF)全廃条約が調印されて以降、冷戦の終結を見た1990年代、1997年までは、「危険がある」という回答率は2割前後であったが、2000年には30%台、2003年には4割台にまで、同回答率は上昇してきている。 


(2006年7月6日収録)


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