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| 2011年1月17日東京スカイツリーの高さが559メートルに達し、カナダ・トロントのCNタワー(553メートル)を超え、自立式電波塔として世界2位となったと報じられた(同日の読売新聞など)。 イスラム教巡礼者を中心に1,300万人が訪れるサウジアラビアのメッカでは、ラスベガス並みのアメニティ設備を有するクロック・ロイヤル・タワー・ホテルが2010年に開業予定である。高さは591メートルとブルジュ・ハリファには及ばないもののカーバ神殿を見下ろすこのタワーは世界最大の時計台(ビッグベンの6倍以上)を有し、塔の天辺には黄金の三日月が輝くこととなる。このホテルはアブラジ・アルバイト複合都市構想の一部に過ぎない。この複合都市は7つの巨大なタワー、150万uのフロアスペース、2つのヘリポート、巨大なショッピングモール、3万人の礼拝者を受け入れる礼拝所を有し、米国の2つの巨大ビルディング、ペンタゴンとラスベガスのパラッツオホテルを合わせた大きさとなる(The Economist June 26th 2010)。 2010年1月、アラブ首長国連邦(UAE)ドバイに2004年に建設が開始されていた世界一の高層ビル約160階建ての「ブルジュ・ハリファ」が完成、4日に完成式典が開かれた。高さは828メートル、これまでの最高層だった台湾の「TAIPEI101」や最高のタワーであったトロントの「CNタワー」を大幅に上回った。「ブルジュ」はアラビア語で「塔」を意味し、経済危機のドバイ首長国を支援したハリファUAE大統領の名を冠した。「政府系企業のエマールが開発、韓国のサムソングループなどが建設を請け負い、日本の日立プラントテクノロジーも空調を担当した。」09年11月に表面化した政府系企業の信用不安を景気とする「ドバイ・ショック」の余波の中、「計800億ドルとされるドバイ政府と政府系企業の債務返済の見通しは立っていない。」(東京新聞2010.1.5) 東京都墨田区押上・業平橋地区に高さが世界一となる東京スカイツリー(2008年6月10日名称発表)が2012年春の開業を目指し建設中である。浅草と近くなので、相乗効果で、東京東部の新しい観光拠点となることも期待されている。 2009年10月16日、このタワー完成時の高さを当初の610メートルから634メー トルに変更するとの発表があった。読売新聞2009.10.16によれば「中国・広州で今年末に完成予定のテレビ塔(610メートル)が、カナダ・トロン トのCNタワー(553メートル)を抜き、ワイヤなどで支える必要のない自立式の 電波塔としては世界一の高さとなるため、...「2012年春の開業時に世界一と 言えるようにしたい」と、設計変更に踏み切った」とのこと。なお、634メートルに決まった背景には東武鉄道グループのトップが武蔵(六三四)高校出身であるからという有力情報もある。ただし、その後、この点については、634メートルの根拠として「武蔵の国」に立地しているからというやや苦しい説明が公表された。 ここでは、これらのタワーを含め、世界の主なタワーの高さをグラフにした。タワー(塔)であるから縦の棒グラフが適当であるが、案外、こんなグラフは描かれていないようだ。 対象となった既存のタワーは42、高い順に所在都市名とともに掲げると、ブルジュ・ハリファ(ドバイ)、広州タワー(広州)、CNタワー(トロント)、オスタンキノタワー(モスクワ)、TAIPEI101(台北)、オリエンタルパールタワー(上海)、ペトロナスツインタワー(クアラルンプール)、ジョンハンコックセンター(シカゴ)、エンパイアステートビル(ニューヨーク)、マナラKLタワー(クアラルンプール)、世界貿易センター(倒壊)(ニューヨーク)、天津タワー(天津)、セントラルラジオ&テレビタワー(北京)、タシケントタワー(タシケント・ウズベキスタン)、ベルリンタワー(ベルリン)、マカオタワー(マカオ)、東京タワー(東京)、スカイタワー(オークランド・ニュージーランド)、タリンテレビタワー(タリン・エストニア)、エッフェル塔(パリ)、AMPタワー(シドニー)、横浜ランドマークタワー(横浜)、バルセロナタワー(バルセロナ)、リアルトタワー(メルボルン)、ドナウテルム(ウィーン)、ソウルタワー(ソウル)、福岡タワー(福岡)、プラハテレビタワー(プラハ)、ユーロマスト(ロッテルダム)、名古屋テレビ塔(名古屋)、オリンピックタワー(モントリオール)、空中庭園展望台(大阪)、プレイパークゴールドタワー(宇多津)、ブラックプールタワー(ブラックプール・英国)、海峡ゆめタワー(下関)、さっぽろテレビ塔(札幌)、ツインアーチ138(一宮)、東山スカイタワー(名古屋)、京都タワー(京都)、千葉ポートタワー(千葉)、通天閣(大阪)、ピサの斜塔(ピサ)である。 木曽川のほとりに十字に架かる2本のアーチからなるツインアーチ138は、国営木曽川三川公園138タワーパークのメーン施設(1995年完成)であり、アーチ式タワーとして米国ミズーリ州セントルイス市にある放物線型の「ゲートウェイアーチ」(192メートル)に次ぎ、世界2位の高さという(東京新聞「わが町日本一(愛知県一宮市)」2011年7月24日)。 図に併載した国宝及び重文の仏塔は、高い順に、東寺(教王護国寺)五重塔(京都市南区)、根来寺大塔(和歌山県岩出市)、薬師寺東塔(奈良市)、法隆寺五重塔(奈良県斑鳩町)、安楽寺八角三重塔(長野県上田市)、談山神社十三重塔(奈良県桜井市)である。
(2006年11月27日収録、2008年6月9日仏塔追加、2009年10月17日東京スカイツリー高さ変更、2010年1月5日更新、5月31日プレイパークゴールドタワー名称修正、7月14日サウジのタワー、ペトロナスツインタワー、世界貿易センター追加、2011年1月17日更新、2月9日コラム追加、7月24日ツインアーチ138コメント追加) |
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