2015年の平均寿命(0歳の平均余命)を都道府県別にみると、男では、滋賀、長野、京都の順となっている。女では、長野、岡山が同率1位、3位が島根の順となっている。 男女とも最も低い県は青森となっている(厚生労働省の都道府県別生命表)。

 個別の地域の順位推移については、図録7252(青森と沖縄の平均寿命の推移(戦前から))、図録7253(秋田・長野・福井・和歌山・滋賀の平均寿命(全国順位の推移))、図録7254(大都市圏の平均寿命(東京・愛知・大阪の平均寿命全国順位の推移))参照。

 大正末(1921〜25年)から現在までの都道府県の平均寿命分布の推移を見ると、以下の点が目立っている(原データはe-Stat「都道府県生命表」の「都道府県別平均寿命の年次推移」の表)。

1. 各地域で男女ともに平均寿命が大きく伸びている。
2. 地域間の平均寿命の差が大きく縮小した(大正末の分布に比べると現在の分布はほとんど団子状であり、地域差はなくなったといってもよい)。下図の通り、地域差の縮小は1970年頃までにほぼ終了した。米国では健康保険の加入率の違いや所得水準の違いにより州によって6〜7歳以上の差がある点については図録1700、図録1710参照。2000年から2010年にかけては女は差が縮小したが男はむしろ拡大し差が女の2倍ほどに開いたが、2015年には、再度、男女ともに地域格差が縮小し、男女の差も小さくなっている。
3. 男女差がひらいた。大正末では女の平均寿命の方が男より短い地域が存在した(福井、岐阜、広島など)。現在ではどの地域でも女性の方が平均寿命が長くなり、その差も大きくなった(図中の45度線から上へシフト)。


(2004年9月10日収録、2009年10月9日更新・グラフ形式変更、2013年2月28日更新、2017年12月17日更新)


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