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| 個人の思い出であるが、かつて学生運動が盛んな1970年代に世界各国の離婚率の統計を見て米国とソ連が世界の中で最も高い国であることを知ってにわかに悟った気になったことがある。すなわち、世界の中で対立しているように見えて、米国とソ連はその他の諸国と異なり、同じように革命的な民族ではないか。普通の国は結婚という習慣に拘泥しているのに、米ソはともにはるか文明史上の先を行っており、私の当時の感じ方では、ともに英雄的な国であると思ったのである。 こうした記憶を現状でもう一度確かめてみるため世界各国の離婚率を図録にしてみた。対象国は、46カ国、高い順にロシア、ウクライナ、ベラルーシ、米国、キューバ、チェコ、スペイン、ベルギー、韓国、スイス、デンマーク 、オーストリア、ハンガリー、フィンランド、英国、ポルトガル、カザフスタン、スウェーデン、スロバキア、ドイツ、オーストラリア、カナダ、フランス 、ヨルダン、ブルガリア、日本、オランダ、イスラエル、ドミニカ共和国、ポーランド、ルーマニア、中国、イラン、キルギス、ギリシャ、セルビア、アゼルバイジャン、イタリア、タジキスタン、メキシコ、ウズベキスタン、エルサルバドル、リビア、ベトナム、チリ、グアテマラである。 やはり米国とロシア、ウクライナ、ベラルーシといった旧ソ連諸国が世界の中でも高い離婚率となっている。キューバ、チェコといった(旧)社会主義国もこれら諸国に次いで離婚率が高い。 日本は第26位とかつてより離婚率が上昇したとはいえ世界の中ではそう高い水準ではない。 なお、隣国の韓国は離婚率が上昇しており、この図では世界第9位とアジアの中で最高の離婚率となっている。中国は1.6となお低いが1998年の0.95と比較すると上昇傾向にあるようである。 世界の中でも離婚率が低いのはラテンアメリカ諸国やイタリアなどカソリック諸国である。ただしスペインは2.8と世界第7位であり、2000年の0.98から急上昇しており社会変化が著しいようである(なお図録1171にスペインの移民人口の急拡大を見ている)。 主要国の離婚率の推移については、図録9120参照。 (2004年11月26日収録、2005年9月24日更新、2010年12月6日更新) |
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