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| 個人の思い出であるが、かつて学生運動が盛んな1970年代に世界各国の離婚率の統計を見て米国とソ連が世界の中で最も高い国であることを知ってにわかに悟った気になったことがある。すなわち、世界の中で対立しているように見えて、米国とソ連はその他の諸国と異なり、同じように革命的な民族ではないか。普通の国は結婚という習慣に拘泥しているのに、米ソはともにはるか文明史上の先を行っており、私の当時の感じ方では、ともに英雄的な国であると思ったのである。 こうした記憶を現状でもう一度確かめてみるため世界各国の離婚率を図録にしてみた。対象国は、62カ国、高い順にロシア、ベラルーシ、米国、ウクライナ、キューバ、チェコ、韓国、ベルギー、オーストラリア、デンマーク、フィンランド、エチオピア、ニュージーランド、英国、オーストリア、ハンガリー、ドイツ、スウェーデン、ルクセンブルク、カナダ、オランダ、日本、ノルウェー、スイス、カザフスタン、香港、フランス、アイスランド、ポルトガル、スロバキア、イスラエル、クウェート、キプロス、ルーマニア、ブルガリア、バーレーン、シンガポール、ポーランド、エジプト、ドミニカ共和国、スロベニア、カタール、スペイン、中国、ギリシャ、チュニジア、アラブ首長国連邦、ベネズエラ、南アフリカ、イラン、セルビア・モンテネグロ、サウジアラビア、シリア、エクアドル、イタリア、ウズベキスタン、ブラジル、メキシコ、トルコ、エルサルバドル、チリ、グアテマラである。 やはり米国とロシア、ベラルーシ、ウクライナといった旧ソ連諸国が世界の中でも高い離婚率となっている。キューバ、チェコといった(旧)社会主義国もこれら諸国に次いで離婚率が高い。 日本は第22位とかつてより離婚率が上昇したとはいえ世界の中ではそう高い水準ではない。 なお、隣国の韓国は離婚率が上昇しており、この図では世界第7位とアジアの中で最高の離婚率となっている。中国は0.95と低いが近年はもっと高い数字が中国当局によって発表されているようである。 世界の中でも離婚率が低いのはラテンアメリカ諸国やイタリアなどカソリック諸国である。 (2004年11月26日収録、2005年9月24日更新) |
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