石垣園芸では、化学肥料や農薬を一切使わない有機農法による”こだわり栽培”を 実践しています。「こだわりニュース」は、そんな私たちが作業を通じて感じたこと、栽培の状況、 直売情報、そして”こだわりのコラム”など盛りだくさんの内容でお届けします。 発行は月に1回ですが、時々号外も発行します。 どうぞお楽しみに! |
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-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- 石 垣 園 芸 の □□こだわりニュース□□ No.11 2005/11/12 -------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- ☆☆ ニュースによると、東京地方で「木枯らし1号」が吹いたそうです。 そういえば、このあいだは立冬でしたよね。いつの間にか秋が過ぎ冬に季節が変わりました。 年賀状もの発売され、今年もあとわずかという気にさせられる今日この頃です。 みなさんは、大丈夫ですか? −−−11月のわが家−−− ・ blueberryの畑は、防鳥対策でネットをすっぽりとかぶせてあります。 雪が降る前に、このネットを取り外します。いまその準備として、畑に生えた雑草を刈り取っています。 ・13日(日)は、娘の七五三です。カレンダー通りの七五三は難しいので、明日行うことにしています。 写真を撮って、その後神社へ参拝へ行きます。 子供の成長は、本当にあっという間だと云うことを実感しています。 −−−今月の作業−−− ・ 今月も、雑草と格闘中です。 9月に蒔いたカブ(2種類)・大根(2種類)・ロケット・からし菜・菜花・ニンニクと、先月蒔いた、ほうれん草とチンゲンサイは 順調に育っています。カブと、ロケット、からし菜、菜花は、すでに収穫をしており、特にロケット、からし菜、菜花は ほぼ品切れに近い状態となっています。あわててこのあいだ、ロケットとからし菜を追加で蒔きました。 ・ 来週末から、やつがしらの収穫を始めます。昨年よりも栽培量を増やしましたので、 昨年のように12月中旬に売り切れという状態にはならないと思います。 まだためし掘りをしていないので何とも言えませんが、株元を見る限りでは、昨年よりも出来は良さそうです。 直売の準備ができたら、”究極の直売http://www2.ttcn.ne.jp/~i-engei/chokubai.html”で告知します。 もちろん、野菜セットの中にも加えますよ。 ・ 刈り取った雑草を堆肥にする準備を始めています。刈り取った雑草をしばらくそのままにしておいて、乾いた頃を見計らって、 カッターを使って、細かくカットします。そこに”タネ”にする堆肥を混ぜて、2月頃まで少なくとも寝かせておきます。 できあがった堆肥を使って、春まき野菜のための”土作り”をします。 −−−こだわりのコラム9 〜ウソはいけない〜−−− ・どうも「無農薬・無化学肥料」とか「有機栽培」というと、思いっきり気合いを入れている方が多いように思います。 うちも「無農薬・無化学肥料の有機栽培」が農業の根幹になっていますが、あまり力みすぎると、どこかで疲れてしまうような 気がしています。 ・自分のところの農産物に付加価値を付けようと考えたとき、慣行栽培との差別化をはかるのは当然だと思います。 でも、気合いを入れて付加価値を無理矢理付けて長続きしますか?しないと思うのです。 ・私の理想は、さりげなく当然のように「無農薬・無化学肥料の有機栽培」をすることです。 この栽培法が日常の作業の中に自然にとけ込んでいなければ、ムリをしていると云うことになると思います。 ・農業における「ロハススタイル」として、この「無農薬・無化学肥料の有機栽培」を実践しているわが家は、焦らずゆっくりと自然の 流れの中で当たり前のように農作業をしています。日々感動と驚きの連続ですが、これはこれで楽しいです。 ・肩肘張った「無農薬・無化学肥料の有機栽培」ではなく、力をぬき”当たり前のことを、当たり前にする「無農薬・無化学肥料の有機 栽培」”のほうが楽しいですよ。 ・作物はそんなところに敏感に反応します。あくまでもおおらかに。そうすると美味しい作物ができます。 (11/7blogこだわりの農業http://blog.goo.ne.jp/ishigakiengei/より) ・わが家はこのような考えで”こだわり栽培”をしているのですが、最近近所で”無農薬”でも”無化学肥料”でもないのに、 ”無農薬””有機栽培”とうたって作物を販売している方がいるのです。別にここでその方の名前を挙げて懲らしめてやろうという 気は毛頭ありませんが、”無農薬・有機栽培”が脚光を浴びてきたからと云っても、ウソをついてはいけません。 万が一、これを信じて買われたからが”薬物アレルギー”の持ち主だったりしたら、場合によっては取り返しのつかないことになりま す。”食の生産”を担当している私たち農家がウソをついたら、消費者の方は何を信じたらよいのでしょうか? 利益を上げるためには、何をしても良いということはありません。ウソは絶対に許されるものではありません。 どこの世界にも、便乗をして一儲けを考えている輩が少なからずおりますが、やって良いことといけないことの区別くらいは、 せめてわきまえていただきたいと思います。まあ、私は「ああゆう事をしていればそのうち天罰が下る」と思っていますが。 −−−おしらせ−−− ☆宅急便をご利用ください。 究極の直売では、「代金引換」で現金のほか、クレジットカードやデビットカードの利用が出来るようになりました。 また、クレジットカードによるお支払いも出来るようになりました。http://www2.ttcn.ne.jp/~i-engei/chokubai.html ☆直売情報 現在次の野菜を直売しています。 1 有機栽培のハーブ「バジル」「ヒソップ」「ペパーミント」 2 カブ 3 下仁田ネギ 4 葉生姜 5 やつがしら(11/20〜) ※ほかに何があるかは、お楽しみです。 ぜーんぶ、無農薬・無化学肥料の有機農法で育てました。 直売は、毎週日曜日の8:00〜10:00 と 15:00〜17:00です。 土曜日とウイークデーは、夕方15:30〜17:00です。ただし、月曜・木曜はお休みです。 せっかくいらしても、開催していないと申し訳ないので、あらかじめ開催の確認をなさってからいらしてください。 開催日(時間)以外でも、事前に必要なものをお知らせいただければ用意をしておきます(予約)。 ☆農業体験しませんか? 家庭で種を播いたことがあってもなくても、興味のある方なら心配はいりません。 わが家の農業スタイルをぜひ体験してみてください。 週末だけのスローな生活もなかなかですよ! ■ご感想・ご質問・投稿などを募集しています。 i-engei@mx1.ttcn.ne.jp へお願い致します。 ------------石垣園芸のこだわりニュース------------------------------------------------------- ■発 行:石垣園芸 http://www2.ttcn.ne.jp/~i-engei/ ■発行者:石垣 勝 このメールマガジンは『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/ と『メルマ!』http://www.melma.com/を利用して発行しています。 配信中止はこちら『まぐまぐ!』http://www.mag2.com/m/0000150965.htm 『メ ル マ!』http://www.melma.com/mag/44/m00139744/ 発行者Webサイト: http://www2.ttcn.ne.jp/~i-engei/ ----------------------------------------------------------------------------------- |