山行報告
1実施日(期間) 2005年10月21日〜10月23日
2山域 尾瀬
3コース 大清水〜三平峠〜尾瀬沼〜見晴〜燧ガ岳〜熊沢田代〜御池〜燧裏林道〜三条ノ滝〜平滑ノ滝〜見晴〜竜宮十字路〜ヨッピ橋〜東電小屋〜見晴〜尾瀬沼〜三平峠〜大清水
4山行形態 ハイキング
5参加者 黒澤
6概要
10月21日〜10月23日
 21日は、早朝は雲が多かったものの、その後は快晴に。素晴らしい青空をバックに燧ガ岳が美しい姿を見せていた。湿原は、すっかりと草が枯れ、寂しい限りだ。晩秋の尾瀬は、静寂だけが支配している。


    尾瀬沼と燧ガ岳           燧ガ岳山麓の紅葉         尾瀬ヶ原から見た燧ガ岳

 22日は、前線通過のため不安定な天気との予報。それでも、朝、燧が見えていたので燧ガ岳登山を決行。見晴新道をひたすら登る。山頂に達する頃には、すっかりガスに包まれ、残念ながら展望は皆無。おまけに寒くて休んでいられない。下山は、御池方面へ。熊沢田代、広沢田代を通り、御池に近づくあたりで雨が降り出す。燧裏林道は、所々小さな湿原を抜けてゆく。紅葉もまだ残っていて、秋を十分に堪能する。三条ノ滝は、ものすごい音を立てて水が落ちている。温泉小屋から暗くなり始めた尾瀬ヶ原を見晴へと向かう。見晴につく頃再び降り出した雨は、本格的な雨となった。


      熊沢田代             燧裏林道の上田代             平滑ノ滝

 23日未明に雷雲が近くを通過して行き、落雷の音で目が覚めた。雨はいつしか雪に。一夜明けて、辺りの景色は、冬景色に一変。今秋初めての降雪を見た尾瀬ヶ原を散策する。尾瀬沼への道もすっかり冬景色。クリスマスツリーがたくさんできていた。昨日に続きすっきりしない天気の尾瀬を後にし、登ってきた道を大清水へと下山した。


   雪の尾瀬ヶ原下田代         雪の尾瀬ヶ原中田代           雪の白砂湿原


   ナナカマドの赤い実         大江川湿原のダケカンバ       大江川湿原と大江川