終了したシンポジウム
 
 

2017年10月7日

公開シンポジウム「日本語の自動詞・他動詞を考える」


日時  2017年10月7日(土)13:00~18:00

場所  日本女子大学目白キャンパス八十年館851教室


【講演】日本語の自動詞、他動詞習得ルートとそれに適した指導方法

  県立広島大学中石ゆうこ 


【発表】

辞書における自動詞他動詞/国立国語研究所山崎誠 

母語話者の自動詞他動詞の使用状況/京都教育大学中俣尚己 

作文タスクによる自他の分布について/早稲田大学李在鎬 

初級教科書中の文型の中に埋もれている自動詞他動詞/日本女子大学江田すみれ 

知覚動詞の自他と自発構文の動詞との違いについて/岡山大学内丸裕佳子,朝日大学加藤恵梨 

中国語母語話者に対する漢語自他動詞の教授実践と習得の調査/東洋大学ほか 堀恵子 

日本語文法項目用例データベース『はごろも』デモンストレーション



2016年12月24日(土)13時~17時

公開シンポジウム「現場の疑問と研究をつなぐ」


日時  2016年12月24日(土)13時~17時

場所  日本女子大学目白キャンパス八十年館5階851教室


【テーマ1】日本語教育において必要な文法研究とは何か   

・発題者1(庵功雄・一橋大学国際教育センター教授) 30分 

含:事前に参加者から寄せられた意見の披露とそれに対する発題者のコメント

・指定討論者1(村上佳恵:学習院女子大学非常勤講師)20分 

・指定討論者に対する発題者1からのコメント(庵)10分


【テーマ2】文法研究をどのように日本語教育に活かせるか?-『日本語記述文法1~7』を例に-

・発題者2(前田直子:学習院大学文学部教授) 30分 発表スライド

  含:事前に参加者から寄せられた意見の披露とそれに対する発題者のコメント

・指定討論者2(太田陽子:一橋大学国際教育センター准教授)20分 

・指定討論者に対する発題者2からのコメント(前田)10分 

・聴衆との意見交換 10分


「機能語用例文データベース『はごろも』」のデモンストレーション




2015年12月26日(土)13時~17時半

公開シンポジウム「知っていること」と「使えること」をつなぐ


日時: 13:00−17:30

場所:日本女子大学 百年館207教室

日本女子大学学術交流・日本女子大学大学院文学研究科主催

日本語文法項目用例文データベース『はごろも』研究会共催


発表

連体修飾節内の「ル」と「テイル」について

―「たばこをすっている人もすっている権利があります」を例に―

    江田すみれ  日本女子大学

名詞述語文「N1はN2だ」の習得調査―ねじれ文の誤用を中心に

    砂川有里子 筑波大学・国立国語研究所

「文脈化」という視点 ―初級教科書の再検討―

    太田陽子 一橋大学

日本語教師研修における文法授業の役割

―課題遂行を重視した授業デザインを目指して―

清水まさ子、山本実佳、木田真理  国際交流基金日本語国際センター




2015年12月12日(土)公開シンポジウム「コーパス研究を踏まえた新しい日本語教育にむけてー」

日時: 13:00−17:30

場所:東洋大学白山キャンパス 6号館6321教室

【発表者】

中俣尚己(京都教育大学)「真正性のある接触場面コーパスが明らかにする学習者と母語話者の発話の違い」

内丸裕佳子(岡山大学)「原因・理由を表す表現をめぐって」

建石 始(神戸女学院大学)「時を表す表現をめぐって」

堀恵子(東洋大学・筑波大学)「機能語用例データベース「はごろも」を日本語教育に活かす」

「機能語用例データベース「はごろも」の使い方

【司会】山崎誠(国立国語研究所




2014年12月20日(土) 公開シンポジウム「コーパス研究を踏まえた新しい日本語教育にむけてー何を活かすか,どう活かすかー」


日時: 13:00−17:30

場所:日本女子大学 百年館207教室

日本女子大学学術交流・日本女子大学大学院文学研究科主催

日本語文法項目用例文データベース『はごろも』研究会共催


発表:

「「つもり(だ)」をめぐって―意志表現の指導の観点から―」高梨信乃 (神戸大学)

「「ようになる」と「てくる」―学習者の誤用を減らすために―」江田すみれ(日本女子大学)

「コーパス研究を教育現場に活かすための課題―日本語の受身を例として―」増田真理子(東京大学)

「学習者に必要な文法項目はなにか―「はごろも」文法表の用例収集作業から見えてきた項目―」堀恵子(東洋大学・筑波大学)





2013年12月 公開シンポジウム「談話研究から文法教育へ」

■登壇者

石黒圭(一橋大学国際教育センター教授)

「談話研究からみた話し方教育への示唆― 学習者はディスコースマーカーをどのように身につけるのか―」

仁科喜久子(東京工業大学名誉教授) 

「誤用分析からみた作文指導への示唆」


■指定討論者

砂川有里子(筑波大学人文社会系教授)


■主催

日本語文法項目用例文データベース『はごろも』研究会

堀恵子(東洋大学・筑波大学留学生センター) 江田すみれ(日本女子大学文学部)   

科研費基盤研究(A)「 汎用的日本語学習辞書開発データベース構築とその基盤形成のため の研究」(研究代表者:砂川有里子 筑波大学人文社会系)




2013年2月 公開シンポジウム

「習った表現・見落としている表現を見直す

−文法、対照研究、語用論、習得の視点から−」


日時:2013年2月23日(土) 13:30~17:30

会場:日本女子大学百年館低層棟302教室

日本女子大学学術交流企画・日本女子大学大学院文学研究科主催

日本語文法項目用例文データベース『はごろも』研究会共催


❀発表

1  江田 すみれ(日本女子大学)

「「ていた」の用法-「ている」の知識を応用するだけでは十分でない「ていた」の使い方について-」

2  牧原 功(群馬大学)

「配慮表現として用いられる初級文法項目の運用と習得」

3  蓮沼 昭子 スライド修正版 蓮沼昭子 付録資料(創価大学)

「順接と逆接の境界-テモ節に外国語の順接表現が使用される場合を例に-」

4  堀 恵子(東洋大学・筑波大学)

「条件形式を含む前置き表現の習得について-学習者と母語話者のコーパス調査から-」


2012年3月3日(土) シンポジウム「webでつながる日本語教育」(日本女子大学親泉山館)

内容 【趣旨】
webを通して日本語教育に応用できるツールが続々構築され,日々更新されて,より豊かな形に進化しつつある。シンポジウムでは,これまでに構築された web上のシステムと,今後利用可能となる新たなシステムを紹介し,さらにwebでつながることによってこそできる言語教育への応用,教師支援,学習者支 援の可能性について考えていきたい。

【スケジュール】
13:00 開会
13:10-13:50  山崎誠(国立国語研究所)「ウェブ版『現代日本語書き言葉均衡コーパス』検索ツールの紹介」
13:50-14:30  李在鎬(筑波大学)「日本語学習者作文コーパスについて」
14:30-15:10  川村よし子(東京国際大学)「『リーディング・チュウ太』を用いた教材作成」
15:10-15:30 休憩
15:30-16:10  砂川有里子(筑波大学)「日本語学習辞書科研の紹介と経過報告」
16:10-16:50  堀恵子(東洋大学・筑波大学)「文法項目検索システム「はごろも」の文法リスト作成」
16:50-17:30 江田すみれ(日本女子大学)「文法項目検索システム「はごろも」を使った応用研究」
17:30-17:40 休憩
17:40-18:00 全体討議,質疑応答
18:00 閉会


備考 「日本語文法項目用例文データベース『はごろも』」研究会は,科学研究費補助金基盤研究(C)「日本語教育のためのコーパスに基づく文法項目データベース構築と検索システムの公開」課題番号:22520538,(代表:堀恵子)の助成を受けています。


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