テレマーク武者修行の旅

2003年2月12日〜15日

近ド@勝沼単独

  ワケあって、ホントなんと言うか・・・2週間ばかり
OFFという状況になった(ご想像にお任せしますが・・・)  
昼間っからいい年したオヤジがブラブラしているのは
世間体が悪い、といったオヤジなりの理由を付けて
 旅に出たいとカミサンに打診。すると意外にもOKのお言葉。
21日からはちゃんと社会復帰するので・・・

こんなコトがあっての「アテのない一人旅」である。
荷物は寝袋焼酎、そしてテレマークスキー
この時期に何日も雪と戯れるのは学生時代以来。




2/12 朝5時に家を出て浅間山西の車坂峠を目指す。
佐久からの快晴の浅間山。軽井沢方面の斜面は魅力的。
今日は外輪山の黒班山を予定。



快晴なのだが強風で黒班山断念。アサマ2000スキー場で
テレマークトレーニングに予定を変更する。写真は
スキー場からの黒班山。古い山スキーガイドに出ていたのだが
かなりの林間コースみたいだ。テレ初心者のオヤジは
断念して正解か?ゲレンデで革靴学生テレマーカーと出会い
無謀にも(?)安全な山滑り術を伝授する。


14時頃スキー場を後にして、密かに計画していた
「寅さん」に会いに行くもナゼか休館。
実はオヤジは大の寅さんファンである。


この日は「道の駅・みまき」(北御牧村)で車中泊。
併設の温泉施設より、明日の予定「根子岳」が見える。

ココは昨年の根子岳でも利用した所。入浴と晩メシが
セットで880円とリーズナブル。11時まで開いている。
広間でカラオケを楽しんでいたご老人方と意気投合し、
さあ飲め!さあ歌え!!」と楽しいひと時を過ごす。


2/13 根子岳を目指す。一人旅だと写真もこんなモン。
登路、麓の須坂市の山スキーヤーと一緒になり
おしゃべりしながら大休止もせずに2時間で登頂。
Kさんという方で、朝山を眺め好天の日に年10回程
登るらしい。実に羨ましい環境である。


根子岳頂上でKさんと記念写真。
とても一回り上(52歳)とは思えない体力の持ち主。

Kさんに撮ってもらった、この旅唯一の滑降写真。
頂上より6Kmのダウンヒル。ちょっとしたパウダーもあった。


下山後、下道で妙高へ移動。黒姫山や妙高がよく見えた。
昨晩の車中泊がこたえ(もう年だなぁー)1泊7000円の
ロッジに飛び込みネグラを確保。畳で飲む焼酎は美味い!
TVでの天気予報では、明日一日中雪。窓の外を見ると
すでに降り始めている。まあどうにでもなれ!
アテのない「一人旅」なんだから・・・


2/14 案の定の降雪。視界も悪い。こんな日に山に
入っちゃいけません。迷う事なく「赤倉山」を断念。
妙高池の平スキー場のAM券で自主トレ。
持ち主に似て(?)雪好きのカリブ君も大喜び(?)

午後、下道で再び「道の駅・みまき」へ移動。
昨晩の宿泊は大きな出費だったので今夜は
また車中泊。この晩はカラオケ連中がおらず淋しかった。


2/15 小諸より湯の丸峠に入り
山スキークラシックルートである湯の丸山を目指す。
この日もいい天気。昨日もそうだったらしい。妙高なんぞに
行かないで、晴天率の高いこの周辺で遊んでればよかった。
朝一のリフトでゲレンデトップに上がると目指す山頂が見えた。


2時間足らずで登頂。ぐるり360度の大展望。
登ってきた道を見下ろすと、ようやく沢山の
山スキーヤー・山ボーダー登って来たのが見える。
「一番乗り」は実に気持がイイ。

11時にはスキー場へ下山。
手持ちのカネも底をついてきたし、そろそろ帰るか。
下道でノンビリ4時間、オヤジの暴走は幕を閉じた。


こんなオヤジのワガママに理解を示してくれた最愛のカミサン、

ありがとうございました。また行かせてねって言ったら

さすがに今度は怒るよネ?ちゃんと社会復帰するから・・・・・


根子岳湯の丸山は「雪山滑降倶楽部」にもUPしてます


 

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