(2005年7月13〜14日)
今年は東北地方で良い情報がなく、小国川か雄物川・桧木内川辺りを予定していたのですが、
無理なようなので協議の結果釣れているところという事で那珂川(久慈川が一番良いようなの
ですが遠征気分にならないので)にプチ遠征することに決定しました。
第一日目
今回は近くなので、朝はゆっくりの集合で楽です。
馬頭にいつものメンバーが集合して、いざ黒羽へ。
今回は以前にやったことのある、余笹川の合流点付近を攻めることにしました。
昨年は橋脚の工事中だったが、今年は橋が完成していました。
早々に準備をして始める。
二人は橋より下流へ、私ともう一人は橋の上流へ。
いち早く準備を済ました私は、狙いの瀬肩を釣りながら対岸へ渡る。
が、釣れない。良い石がゴロゴロしているのに。
対岸の瀬肩に少し深くなった所があり、いかにも釣れそう(私の読みでは)なのだが、粘ってみて
も釣れない。
対岸を仲間が釣りあがって、こちらも釣れそうな場所なのだが、やっぱりあたり無し。
上の早瀬を釣りあがってトロまで行って引き返す。
橋の真下に戻って段々の瀬になっている白泡の中にオモリをつけてぶっこんでみる。
何匹かは引き出せたが後が続かず、もっと下流へ移動。
そこには最初に入った仲間二人と、後からきた二人組みがやっていた。
その二人組みが結構釣っているという。
見ていると動かない。聞いたら最初に入ったまま動いていないとのこと。
その人の上流へ陣取って、しばし見学しながら釣る。
なるほど動かない。が、しかし、釣れるのである。
こっちは見学の身でありながらじっとしていられない。
上にいってみたり下に行ってみたり、対岸に渡ってみたりと落ち着きがないこと対照的である。
結果、私には釣れなくてお地蔵様には釣れるのです。
うーん、なかなか辛抱できないが、見習わなくては。(と思いつつも足はもぞもぞ、目はきょろきょろ
の私でした)
今日の宿は塩原なので、5時まで粘って上がる。
今夜の宿は「紀州鉄道ホテル」
この前の道路は何度も通っていて気になっていたホテルでしたが、やっと泊まることが出来ました。
落ち着いた雰囲気の大変良いホテルです。
4人でつつましく夕食をとって、酒の勢いで向かいの居酒屋に繰り出しましたが、いろいろ品数が豊富
な店で満足の一夜でした。
zzzzzzzz.......。
第2日目
今日は場所を変更して、那珂川は「馬洗い場」のちょっと下流。
何度も行っている場所ではあるが、護岸工事が済んで大分と瀬が変ってしまっている。
下流の平瀬から始める。
いつものことだがポツポツとしか掛からない。
救いは誰もが同じようにしか釣れないので、諦めもつく。
そんな中右岸の細い分流にいる二人のじいさんが、狭い範囲を上がったり下がったりしながら結構釣
っている。
ここでもあまり動かない辛抱のつりが良いようである。
真似して上流から釣り下がってみるが2尾掛けただけで最後尾まできてしまった。
この下流はすごい。
全部の水を一本にまとめて荒瀬となって「高岩」にぶち当たっている。
かねてから最後はここでやろうと決めていたので、2号のオモリを2個つけて沈める。(2号までしか持って
なかった)
荒瀬の中に大きな岩があって、この頭に止めたいのだが吹き上がってしまって少しも止まらない。
もっと大きなオモリでないとダメだが、残念ながら2号までしか持ってきてなかったので、ここは諦めて岩の
脇を引き上げたら直ぐに掛かった。
岩の頭は竿抜けになっていそうだが、こちらも竿抜けにしなければならず残念。
今度来るときはメタルとナマリの大玉を持ってこよおーっと。
その後も右岸を釣りあがってポツポツでジ・エンド。
今回はいかにに辛抱の釣りが大切かを学びました。
うーん、久慈川釣法では通用しないのか。
(って言っても、なかなか改められない僕ですが・・・・)