2014年7月16〜18日

義経橋 今回は日本海側の河川を予定していたのですが、出発間際になって前線が上昇。
日本海側は雨の予報。
内陸は何とか大丈夫そうなので今回も小国川に決定。
いつものことですが雨は覚悟の釣行です。

7月16日 第一日目

朝3時過ぎに出発。いつものコースでいつものメンバーを拾って高速には5時半に乗る。
途中国見でスタミナ定食でガッツリ朝食。(おいおい朝からかよ)
遠征中はBMIの数値は忘れることにしている、後が大変なのだが・・・
東根ICから13号線を北上して途中スーパーで食料品等を調達して小国川には10時半到着。
オトリを購入して一ノ関で川見。「いるいるッ」
ちゃらのさんポイントにはうじゃうじゃと。
川を見ながら上流に車を進めて、いつもの場所が空いていたので車を止めて準備をし、早お昼を食べて11時開始。
弱い雨が降っているので合羽を着てのスタートだ。

車を止めた前に4人で並んで竿を出す。
割石下流側に移動しながらまず私が最初に柳の枝を釣る。
「あちゃーッ」今年は釣らないつもりだったのに最初にやっちゃった。
水中糸をはずして空中糸を柳の枝からするすると回収して再セットアップ
気を取り直して4人の一番下の場所で始める。
ある程度やったら下流の割石の荒瀬をやる予定でここに陣取る。
ポツポツと釣れて下の瀬の頭まで来て、下の瀬は二人がやっているのをチラチラ見ていたがあまり釣れてはいなそうなので、下の瀬は諦めて上流に移動。


ここで始めて上流組の状況を聞いたら「釣れているよ」と言う。
下流の釣り人を見ていたのであまり状況はよくないと思っていたのだがトロ瀬では好調だったようだ。
「あせるぜッ」汗;
一番釣れていると言う正やんの下に入れさせてもらってにわか泳がせ師に変身。
竿を立てて泳がないオトリを何とかなだめて沖へ出すが時すでに遅く掛からない。
正やんはずっと同じところでやっていて順調に掛けている。
頑張って終了の4時までやってやっとの11尾。
正やん24尾、師匠は20尾、角さん15尾。お約束のラスだ。
久々の鮎釣りで張り切っていたのに残念。

正やんの話では「最初瀬が良くて後半瀬脇が良かった」そう。
おいらは最初ゆるい流れから初めて瀬に移ろうとしたのが失敗だったようだ。
周りを良く見ていればと反省。
この日は始まって2時間くらいは暑くて合羽の中は汗ダラダラ。
その後気温が下がって後半はその汗が冷えてブルブル。
体が冷えて風邪をひきそうなのでよく体を拭いて終了。

いつものお宿には5時。
ウェーダー等濡れた物は干させて頂いて、アンダー類は洗濯しようとしたら、なんと洗濯乾燥をやってくれるという。
ラッキー、これでゆっくりお風呂に入れる。
「さくく」お願いして部屋でくつろいで風呂に。
夜は生ビールと地酒・料理に舌鼓を打ち、口三味線を奏で、太鼓腹をなでながら宴会はしめやかに滞りなく終了し、ご就寝となられたのでしたZZZzzzz。。。。

「グゥ〜、グゥ〜、グゥ〜」「誰だ?眠れねぇ〜ぞッ!」
おいらは気がつかなかった(っておいらか?ゴメンネ、ゴメンネ〜ッ)

7月17日 第二日目

朝、目が覚めたらお約束の雨。
ま、予報通りなのでゆっくり朝風呂を浴びて朝食会場へ。
今日は最上川の上流白鷹あたりでやる予定で、あまり急がないのでいろいろと味見をして「また太っちゃう」などとのたまわって満腹し、準備を済ませていざ出発しようとしたらおいらのアンダー類が無い。
「?」
ホテルで忘れるはずは無いのでもしかしてと車の後部ドアを開けて探したら、袋に入って隅に在るじゃないですか。
「あちゃーッ」
幸い替えは持っていたのでよかったが、こんなところでまたポカをやってしまった。

朝に情報を取ったら最上川も寒河江川もメコン川状態みたい。
しょうがない今日も小国川にお世話になるほかはないだろうと言うことになって、下山さんの所で天然オトリと情報を仕入れる。
「本流が濁っているので小国川にどんどん遡上している。下流がいいだろう」というので行ってみる。
しかし「いつ何処でスイッチが入るかは鮎に聞いてみないと分からない」とか。

最上と舟形では天気が違って晴れ間も見えてきた。
富長橋まで行ってみてたがあまり芳しくはなさそうなので、協議の結果2匹目の泥鰌を狙うことにする。
結局始まったのは11時。昨日と同じ。
現地にいても始める時間は変わらない。もったいないが慌てない慌てない。

各自思い思いの場所に散らばる。
割石おいらは今日は昨日のやり残した下流の瀬へまっしぐら。
誰もやっていない。しめしめ。
オトリが元気なので瀬の頭からいきなりの流芯を攻めてみる。
ところが、しばらくは反応なし。
誰もやっていないと喜んでいる場合ではないのだが、ここはお約束の場所で一度は竿を出さなければ気がすまない所。
瀬の頭から瀬尻まで丹念に探ってたったの2尾。トホホである。
通りで誰もやってないわけだ。

上流に戻ってほかのメンバーに聞いたら今日はだめだと言う。
昨日れ釣れた場所は全然だそう。釣り返しは利かないみたい。
そんな中師匠だけは瀬頭のカガミで順調に掛けている。
ん〜、今日はトロか。
たまらずに対岸にお邪魔してにわか泳がせ師に変身して慎重に泳がせる。
下手な泳がせ師にもポツポツとは来てはくれる。
一時ザーッと雨が来て止めようかなと思っていたらだんだんと小降りになって止んでくれた。
何とか4時まで粘って8尾。今日はツ抜けならずの8尾。
師匠18尾、角さん17尾、正やん15。二日続けてのラス。とほほである。
よくよく小国の鮎に嫌われてしまった。

「瀬のスイッチはいつ入るんだ?えッ、小国川さんよッ!」
・・・『昨日入ったッぺ(小国川の鮎)』(なんで茨城弁なんだ?)
「生意気を言って、もーしわけありませんッ」

明日も他の川には行けないので、明日は上流の鵜杉でやろうと下見に行ってみる。
砂利工場の先がポイントなのだが私有地なので、恐る恐る事務所にお伺いを立てる
「明日来ますのでよろしいですか?」
「どうぞどうぞ」の二つ返事。
すごくいい人で良かった。
川はすごく良い。各自明日の入川場所を心に決めて、ホテルに戻る。

今日も昨日と同じで連泊。
フロントでは「お待ちしていました」の笑顔。
「お待たせしていました」と挨拶して、昨日と同じに干し物と洗濯物をお願いして風呂と、夜の宴会part2へと続くのでした。
たらふく頂いて今日は腹ごなしに夜のそぞろ歩きに出かけたが、スナックと寿司以外に何も無くて、歩みを止めることなく戻って来てご就寝。ZZZZZzzzzz。。。。。
「グォ〜」先に寝たもん勝ちだもんね。。。

7月18日 第3日目

予報では午後3時から雨でそれまでは持ちそうなので、朝食は一番に駆けつけて平らげ、いざ鵜杉へ。
今日はいつもより早く8時半にはスタート。(こうでなくっちゃ)

おいらと正やんは大横川合流点の直ぐ上流の瀬へ。
師匠と角さんは下流の平瀬へ。
鵜杉ちょっと深みのある瀬の流芯から始めたら今日は昨日までと打って変わって順調に掛かる。
今日は朝食で梅干を食べなかったのが良かったみたいだ。
昨日までは動いて失敗したので今日は動かないことに決めて耐える。
本当は上流と下流に人がいて動けなかったのだが。
幸い釣り返しが利いて、最初曳き釣りで掛かって、次に竿を立てて泳がせて掛かって、またオモリで沈めて掛かる。
狭い場所で入れ掛りは無かったものの、丹念に探って楽しめました。
直ぐ上でやっていた地元と思しき二人組みも順調に掛けていた。
この二人組みは準備をしている時に後から来たのだが、ササッサーと鮮やかに準備を済ませてまっしぐらにこの場所を陣取った。
場所を分かっているみたいなので、おいらはその直ぐ下に入ったのだがそれが良かったようだ。
ただ、おいらの直ぐ上の人が掛ける度に流れに乗せて下がってきて、退いてやらないと取り込めないので、本当はもう少し釣り上がりたかったのだが諦めてあまり動かないで頑張りました。
ほとんど動かないで終了の1時までには17尾が釣れてオイラには上出来上出来。
しかも型が良かった。チビ鮎は1尾だけ。

鵜杉下流直ぐ下の正やんも前半は余りか掛からなかったものの、後半はつぼにはまって一時入れ掛かって17尾。
この場所は二人がやっていたのだが、釣れなかったのか昼には帰ってしまった場所。
二人のやり残した向こう側の筋が良くて竿抜けになっていたようだ。
途中監視員の方が来て「どうですか?ここは型が良いでしょう」と言っていました。
ここは大きな石が沈んでいて深みがありすごく気に入りました。
次の時には強く推薦しましょう!
昼には雨もポツポツと降ってきて1時には少し強くなってきましたので潔く終了。
下流組はあまり釣れなかったよう(数えないで袋に入れて締めちゃいました。後で聞いたらツ抜けならずだそう)
急いで撤収して1時半には出発。

途中尾花沢で板そばを食べていつもの直売所で名産のスイカを買って、高速をひた走りで那須には6時半着。
黒磯で夕食兼打ち上げをやって今年もお開きとなりました。

今年もお約束の雨には祟られましたが、十分リフレッシュにはなりました。
楽しかったぁ〜!来年は何処にしようかなぁ〜。

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