大子弁川柳

大子弁(茨城弁)で川柳を詠んでみましょう。
俳句をと思ったのですが季語とかいろいろ難しい制約があるそうなので、川柳にしました。
(必ずしも大子弁が入っているとは限りませんが)
                                   【最終更新日2006年 1月26日】

    魚釣編    生活編    学校編


新作紹介

じっちさんが ばっぱさんの手を引く たっぺみち  

たっぺ(凍った道)はすべっから気を付けねげなんねぇぞ。なぁ、ばっぱさん。

下駄スケート 稲のかぶつで 青なじみ

あんましスピード出してっと、かぶつ(株)にひっかっかっぞぉ。

ふっかけて 氷漠に尚 雪景色

凍結した滝も綺麗だけんと、雪になったらもっと綺麗だぞ。
※ふっかけ(一時のさっと降る雪)

ゆびすこに あげし財布から ちょろまかす  

なんて罰当たりな! 恵比寿様もおこってっぺ。
※ゆびすこ(恵比寿講)

台風の オオガマシにて 竿仕舞い  

まだまだと思っていても、台風でオオガマシ(洪水)ではしゃーあんめぇ。

照り付けし 川面で木に化け 石に化け  

土用はじっと我慢で、泳がせねぇと釣れねえ。

カラスメに スイカの出来を 教えられ 

そろそろよかっぺと思っていたら、出来たやつから食われちゃったぁ。

墓掃除 カンメ・ブヨメの 大歓迎

ご無沙汰してたもんで、みんなで大歓迎だぁ。
※カンメ(蚊)、ブヨメ(蚋)

渓を出て 車のライトで 暗さ知り

真剣に釣っていたら、暗くなったのも解んめぇ。

初詣 鷲子山より 富士めっけ

天気がよければ、鷲子山の杉の間から富士山が見えっつぉ。

投稿作品紹介

大子町の清水さんより投稿を頂きました。 うーん、実に達人ですなぁ。

だめだっぺ 網をそごらで 鮎つれめぇ! 

最近はマナーの悪い人が多くなって、へたをすっとオトリメに網を掛けられちゃうべ

釣れねのは いづでもそごらの ガギのせい  

オトリ、ヨーシ! 糸、ヨーシ! ハリ、ヨーシ! ウデ、ヨーシ! なのにガキメらが・・・。

キャンプ場の ヤズらのせいで 鮎釣れね  

黄色い声はいいもんだっぺが、鮎めを蹴散らすのは止めてくんちょ。

魚釣編

遡上鮎 黒き帯の 一筆書き  

遡上鮎は前の鮎の通りに上るので、まるで一筆書きのようだ。

若鮎の 遡上や帯と 連なりし  

真黒の帯となって遡上する鮎を見たら、そりゃびっくりすっぺ。

若鮎の 群れ跳ぶ魚道や 岩崎堰  

魚道を一斉に跳ぶ鮎を見ていると、嬉しくなっちゃうべ。

若鮎の 跳ねし小川に 子ら遊ぶ  

5月になると久慈川の支流にも鮎が上ってくっぞ。

竿を立て 背びれの出るよな チャラ狙い  

盛夏は淵ごもりで瀬は釣れねぇ。チャラかトロが狙い目だ。

岩に立ち 壁を釣っぺと 鰐ガ淵  

瀬がダメなときはトロを釣っぺ。鰐ガ淵のドン深の壁が狙いだ。

解禁日 ヤマメはイクラで 俺おごうご  

解禁日は前日からイクラを用意して待っていんだけど、ヤマメにはイクラで俺はおごうご(漬物)で
オニギリだものやんなっちゃうよ

餌釣りの メヤスに向かって ライズかな  

丁寧に餌を流していんのにメヤス(目印)にばかり飛びついて、今度は毛ばりをメヤスに使うべ

アーゴの味 人もヤマメも 忘れけり  

ヤマメの最高の餌のアーゴ(カジカの卵)も、最近は人もヤマメも忘れてしまったみてえで
見向きもされなくなっちゃった。

アイソメと 山椒味噌とで 春の宴  

アイソメ(産卵期のウグイ)を焼いて山椒味噌をつけて、あと冷えたビールが有れば極楽。
 

桜咲き カエルメだらけの せんせっぱ  

丁度この時期になるとせんせっぱ(池)にどこからともなくガマガエルが集まって来て、毎朝数十匹
も捨てに行かなくちゃなんねぇ

水ぬるみ アイソ漁場に ジョリン音  

お彼岸になったらそろそろアイソ場を作っぺ
なかなかアイソメに気に入られるのを作るってのは、難しいべ

解禁日 決まって前の日 おおがまし  

6月のアユ釣りの解禁はまだしも、8月と9月の投網解禁は決まって前日に雨があり、濁っちまう。
鮎は生き延びられて丁度良いんだけんど、会社休んだ俺はどうすんだ?

下り鮎 ヤナでは熊手で 掻き集め  

やなでは新月の夜に出水があったらば、それこそ熊手で掻き集めないと間に合わないようになんだ。
んだから全部取ってしまわないように、川を全部堰き止めないようにしてあんぞ。

鮎さびて 今度今度の 竿仕舞い 

錆鮎が掛かるようになって「今度で竿仕舞いだ」と、言っても瀬付きをめっけたりすると
また仕舞ったはずの竿を持って川に行っちまうんだ。

オフシーズン 爪が窪むほど 針を巻き   

毎年解禁前には爪が窪むほどに針を巻いたのに、きまって使い切れないうちに竿仕舞いになっちまう。

瀬付き鮎 納屋さ仕舞った 竿をだし   

竿仕舞いをしたはずなのに、瀬付き鮎をめっけたら、もうじっとしては居られめぇ

投網打ち 掴んだ魚は ギンバチメ  

夜投網を打っているとめーないので、手探りで掴むんでギンバチメだと刺される。

オフシーズン 来年は見ろと タモこさぇ 

長いオフシーズンは来年の入れ掛かりを夢見て、道具作りに精だすべ。

尺鮎と 思って寄せりゃ 尺サイメ  

尺だと思って慎重に寄せて顔を見たら、サイメ(ニゴイ)の馬鹿面。がっかりだぁー。

まだまだ鮎 そろそろキノコの 彼岸前 

この時期は朝はキノコで、昼には鮎釣りで、夕方は最後の渓流と忙しかっぺ

晩げまで 川面に映す 影ひとつ  

釣り人が帰って静かになってからが、おらの出番だっぺ。

ゆんべから 川原で待ってた 解禁日  

解禁の為なら徹夜なんて、なんちゃねえべ。

梅雨あけて 角がほきだす 女房殿  

最初は寛大だった女房どのも、この頃から視線がきつくなってくっぺ。
時々は家庭サービスもお忘れねぇように!!

釣りたいな おっかけっこの あの鮎め  

盛んに追っている鮎はぜぇってぇ掛かる。静かにオトリを近づけてみっぺ。

至福なり 川辺で鮎で 生ビール  

うーん、これ以上のお膳立ては無かっぺ。

おおがまし 命を掛けて すくい網  

台風んときは出水に乗って下る鮎を狙うべ。現在は馬鹿待ちは禁止だけんと。

ゴロサマに カーボン仕舞えと 竹竿師  

雷にカーボン竿を立てては避雷針になっちまうべ。竹竿ならでぇじょうぶだ。

荒瀬でも ケケズメとまる 竿さばき  

竿がぶれるようでは鮎も掛かんねぇべ。オトリをきっちり底に沈めっぺ。

今日だけは 彼岸の中日 竿出さず  

彼岸だけは日ごろの殺生を悔い改めっぺ。おらの殺生はすくねえけど。

盂蘭盆会 先祖よ許せと 竿を出す  

お盆に竿を出すとは目連尊者も嘆いていっぺと思う。

夕立に 出水を待つや すくい網  

馬鹿待ちのすくい網は現在は禁止だけんと、場所にあたれば大漁になんぞ。

二連鮎 腰のタモ抜き 受けにけり  

最近キャッチングを覚えたんだけんど、おらの場合はそれ以前が問題だな。

コサ下の 竿抜け狙い 入れ掛かり  

釣りにくいところにはまっ黄色の野鮎がいっと。

さあ来いと ナマリをかまして 流芯に  

オトリが弱ってしまったら一発を期待して流芯で勝負すっぺ。

アカグサレ 足を滑らせ 竿を折り  

アカグサレはフェルトでも氷のようだ。渡渉には十分注意したほうがよかっぺ。

静けさに リールの音だけ トロ場かな  

瀬音も聞こえないトロ場では、リールの音だけしかしねえべ。

今年もまた 百合の花咲き ボウズかな  

百合の花が咲くと淵ごもりの季節で、上手下手がはっきりしっちまうんだな。

チリチリと 目印が舞う チャラ瀬かな  

チャラ瀬ではじっと待つことが大切だっぺ。オトリを逆上げしねえと掛かんねぞ。

夕まづめ 瀬尻で狙う 登り鮎  

8月は朝瀬・昼トロ・夕登りを実践すっぺ。短時間で良い釣りが出来っと。

ヒラを打つ あいつが釣りてえ 橋の上  

橋から見下ろすと大鮎がヒラを打ってんだけんとが、見える魚は釣れねえべ。

梅雨開けて 「ホーイホーイ」の 入れ掛かり  

梅雨明け一週間は、おらでも鮎釣りが上手くなったように錯覚する時期だっぺ。

「まっと右」 橋の上から 口で釣る  

これが釣りをやらない釣り人の醍醐味なんだなぁ。
こういう場所で釣っていると外野がうるさくて、釣りに集中できねえべ。

瀬ん中で 無理に引き抜き ホームラン  

瀬の中から抜くのは難しいべ。特に流れの向こう側からはホームランになっちまう。

解禁日 とっぱじめには 寄せて取る  

8ヶ月ぶりの一匹目だっぺ。抜くのが怖くて大事に大事に寄せてすくうべ。

鼻環を 持つ手が震える 解禁日  

待ちに待った解禁日だっぺ。オトリの感触を確かめながら、鼻環通す手が震えっちまうんだな。

ようわりで 作った仕掛けで 解禁日     

こういう夜なべ仕事なら、いくらやっても眠くなんねえべ。

やっと来た 掛かった鮎め 手っぱずし 

最近キャッチングを覚えたので、一匹目からやったら失敗しっちった。

大淵の ほっとれやまめに 紅葉落つ  

ホリに着いたヤマメは構うのは可哀想だっぺ。

かちかめの ヤス突き楽し 夏休み

今ではカジカも高級魚だっぺ。石のなくなった川にはカジカも住めなくなっちった。

ニガッペも ヒガイもイカリも 雑魚め釣り

他所から釣りに来た人の魚篭を覗いて「なんだ雑魚めか」と言ったら、
「ここの人は、ヤマメと鮎以外は全部雑魚めだもんなぁ」と言われた。

かちかめの 味を今では 忘れけり

昔は囲炉裏ひと巡り捕れたが、今では食べられるほど捕れねぇ。

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生活編

氷瀑を 見上げて鼻水 さがんぼう  

毎年の氷漠祭りは寒いべ。暖かくしていかねぇと鼻水凍っちまうぞ。

木の葉掃き ジンジバンバに 頬を染め 

子供のとき木の葉掃きについていって、ジンジバンバを見つけて皮をむいて
よーく観察をしては想像して悩ましかったなぁ。

山に雪 土手にはふきんじょ 顔を出し

寒い寒いと言っていても、いつのかひまに春が来ていたんだなぁ

節分や 山の神には 効果なし  

間違った振りをして豆をぶつけてみたけど、けろっとして効果なしだぁ

親子して 天然リンクで 青なじみ  

川の凍った所で親子して滑ったり転んだり、子供に帰ってハシャギまくっぺ。

アクショして 風邪か花粉か 迷いけり

春の風邪は花粉症と紛らわしくてわかんねえ。

イノシシと 早い者勝ち 初タケノコ  

頭が出る前に掘らないとイノシシに掘られっちゃう。競争だ。

小正月 ミズキに団子の 花が咲く  

小正月にはミズキ団子を飾っぺ。綺麗だぞ。

節分を 忘れし頃に 豆めっけ  

部屋を片付けていたら豆が出て来た。食べちゃった。

お彼岸の 仏壇に節分の 豆めっけ  

お面をかぶって逃げるのを子供がぶつけまくって、仏壇にまで豆が入っていたようだ。

夏休み 庭さスイカの 種飛ばし  

夏休みになると、縁側でスイカを食って、庭さスイカの種の飛ばしっこをしたっけなぁ

カキ氷 スイカ・とうみぎ 正露丸  

夏休みは水物の暴飲暴食だもんで直ぐに腹をこわして正露丸だっぺ

ライサマに 急いで逃げ込む カヤん中  

夕立で雷が鳴ると急いでカヤに逃げ込んで、そのまま眠っちゃたっけな。

二人暮し スイカ一個を 持て余し  

立派な10キロもあるスイカを貰ったっけ、二人じゃ食いきれねえし、冷蔵庫も満杯だ。

サクラの梢 花芽ついばむ ウソメかな  

峠道の桜並木の桜の木には、花芽をついばむウソメがいっぱい群れてっぺ

モチグサ摘み イヌメの散歩に 気を配り  

山菜摘みはイヌの散歩コースを避けねけなんねぇ。
特にモチグサは道っぱだに出ていんので、オシッコにも気を配らなきゃなんねぇ

タラボの芽 テンプラ胡麻和え 御付けの実  

やっぱタラボは山菜の王様だな、何にしてもうまかっぺ

春祭り アイソとタケノコ 笛の音  

アイソで煮付けたタケノコは美味いな、お祭りに丁度合うんだな。

青コゴミ 青虫と間違え ハシ止まる  

青コゴミはくるっと丸まっていてちょうど青虫みたいだな。
思わずハシを引っ込めちゃうよ。

ウルイッパ 馬めじゃあんめし てんこもり  

何ぼウルイッパが美味いって、山ほどあっては美味さも半分だ。

寺の沼 コトコンボメで 黒絨毯  

コトコンボでまっ黒になっていた沼も時期が来れば一匹もいなくなってしまうのが不思議だ。

茶摘み畑 手よりも口が ハズムなり  

みんなでお茶摘みをやってると、手で葉を摘むより口がハズんでしまいます。

あの山も 花粉症かや ハナだらけ  

やっと杉花粉が収まったと思ったら、今度は桜やら松やらの花粉に悩まされッぺ。

草刈りで 今年もバチメに 追われけり 

今年も去年と同じ所で刺されっちゃった。逃げんのが遅かった。

おごうごを あでごどもなく つんだされ     

田舎の人は何でも多い方がよかっぺと、うっかり手を出したらあでごどもなく載せられて
いんがみた。

次は俺 バンジージャンプで あどっちゃり  

下から見たときには大したことなかったんだけんと、いざ上から見たら飛べっこねえべ。

いじやける 出勤途中の ノロノロ車  

安全運転もいいけんと、少しは後ろのことも考えてくんねえと困っぺ

 

安心も 味の内だぞ 山キノコ    

心配しいしい食べたんでは、美味くもなんともねぇ

シシタケを 取った時には 裏さ干す  

シシタケは干したら匂いで分かっちゃうから、裏の方さ干さねけなんねぇ

足もとの シシタケ知らずに ふんのぼる  

シシタケはめっけづらいから、ふんのぼっても分かんねぇときがあんぞ

タマゴタケ 色と形で けっちらし  

タマゴタケは毒々しいので、良く蹴っ飛ばされています。もったいねぇー。

ゴロサマに いつしか寝入る 蚊帳の中  

雷が鳴ると蚊帳を吊るのも、今ではもう見られねえべ。

ケケズ取り 裏庭で待つ オニヤンマ  

オニヤンマは同じ所を行ったり来たりすんだ。待ち伏せして捕まえっぺ

どうしたっぺ 病院こねぇで 心配だ  

「病院にこねぇんでは具合が悪いんだっぺ。お見舞いに行くべ。

結婚式 半年後には おどめなす  

「近頃の若えもんは半年くれえで、おどめ出来んだってな」
「なあに、となりの嫁さんなんか3カ月だっちど」
「ほんならいいわ、おらげの馬鹿息子はおどめが出来てから結婚式だ」

こじはんに 出された焼き餅 歯が折れた  

囲炉裏で焼いた焼き餅は、ちょっとくらいではおっかけねえ。
周りの固いところは歯の弱い人は、舐めている他はねえべ。

ほおろった 免許を届けて 深い仲  

おらだったら免許証を拾ったら、まず写真と歳を見てから警察か直接届けるか決めるわな。

お代わりと つんだす茶碗は 三杯目  

育ち盛りの息子がいっと、米がはかいってしょうがねぇ

おらげでは 包丁切れねで 米きれる

うーん、味噌も醤油もきれたりして。切れない包丁では息が切れっちまうべ。

えんがみだ 水戸まで行ったら 定休日

確かめてから行けばよかったなぁー

ここだけと 逢う人全部に くっちゃべる

ここだけの話はすぐに広まっちゃう。誰にも言わないでは、私が言うから言わないでと言う意味だかんな。

二日酔い はあ飲まねぞは 晩げまで

俺は学習能力がねえのかな? 暗くなってくると我慢できねぇ。

たっぺ道 木の葉を背負って 命がけ

滑りやすいたっぺは、手ぶらで歩くのも危ねえぞ。

大掃除 隠したへそくり めっかさり

うーん、上手く隠したのに、残念。

ワープロで めめずののたくり 清書する

ワープロが出来たおかげで、手紙を書くのが苦じゃねくなったぞ。

「よかっぺよ 少しまけて」と 松坂屋

おいおい、デパートで値切るのは止めなよ、こっ恥ずかしい。

さるまたが ひっくりげっちょで 浮気バレ

おらではありません。念のため。

「おあげなんしょ」 すっけえおごうご てんこもり

うっかり手を出したら、てんこもり載せられてえんがみた。

よそいきは 値段見てから 試着室

いくらサイズがぴったりでも、財布のサイズに合わなければ着られねぇ。

地下足袋で さくくふんごみ 囲炉裏端

囲炉裏ならば靴を履いたままでも、ふんごんで暖ったまることが出来たっぺ。

「ああコワイ」 山を登って 崖っぷち

疲れたのか、恐ろしいのか分かんねぞ

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学校編

運動会 今日一日は 優等生  

授業中は普段下を向いてるオラだけど、今日だけは誰にもまげねぇぞ。

運動会 肩のワッペン 誇らしげ 

きょうびの運動会ではノートだの鉛筆だのはくんねぇで、ワッペンだけなんだってな。

手作りの 昼食楽し 運動会  

オラの運動会の思い出は、お昼のお稲荷さんと梨とバッチガミ鉄砲なんだな。

隣では 手作り弁当 うちコンビニ  

運動会はお昼が楽しみなんだけど、最近はコンビに弁当で済ます家庭も多いんだっちけね。

オクラホマ 次は彼女で 曲終わる 

普段話も出来ない彼女。手を握るチャンスだったのにぃ。 残念!!

綱引きで 三日寝込んで いんがみる  

本気はださねぇつもりだったけど、始まったら本気んなって筋肉痛で三日寝込んじまった。

夏休み 終わりて河童も ガキになり  

おらが子供だった頃は夏休みが終わって、河童だった子供らも子供の戻ってくっぺ。
最も今の子供らはゲームばっかりで河童は見られなくなっちゃったけど。

夏休み 終わりの三日は べそをかき 

いつも夏休みに入ったら宿題をすぐやっぺと思っていても、結局最後の三日に泣きながら
というパターンが卒業まで続いたッぺ。

夏休み 木工宿題 親子して  

宿題の木工工作は親の発表の場でもある。子供そっちのけでがんばっぺ

絵日記の 天気をネットで 調べけり  

最近は便利なインターネットがあるので、天気調べも楽だっぺ。

「あいしょうし」 負けてカバン 持たされる 

学校の帰りによく友達とやって、カバン持たされたっけな。

ガラス割り いってすけてと 草野球  

そういう家に限っておっかない爺さんなんかがいたりすんだな。
一人で行くのはおっかねぇべ。

0点でも いっこへいきな 受験生  

おらげの息子は0点とっても、いっこ平気な顔してんだもの、やんなっちゃうべ

おそこわく マラソンなんて 誰がやる 

冬の体育はマラソンなんで、やだったなぁー

早朝に 木を蹴っ飛ばす 夏休み  

最近の子供はオニムシ捕りには山に行かないで、夜電気の下に行ってんだっちど。

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皆さんも川柳(俳句ならば尚結構です)を詠んでみましょう。
出来ましたら是非お知らせください。kougyoan@mx5.ttcn.ne.jp

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