当社で考えている原価公開とは、単に安く家を建てるということではなく、
「お客様のご希望の住宅をご希望のご予算でお造りする」
ということを目指したものです。

もちろん、100%の夢を叶えた住宅を、ご希望の金額で造ることはむずかしいと思います。
しかし、原価を公開することによって、建物のどこにいくらかかっているのかが明確になり、
お客様が納得の上で、予算配分をして、満足点の住宅を造り上げることは可能であると、
考えています。

また、ハウスメーカーやローコスト住宅系のビルダーでは、自社の標準仕様以外の工事は
出来ないか、とても割高になります。ましてや、お客様がご自分でインターネットや
ホームセンターなどで見つけた材料を使うことなど、ほとんど不可能です。

しかし、当社では使う材料の仕入れ値をオープンにしていますので、
金額を考慮して、お客様ご自身で探した材料等でも使用可能です。
ただし、プロの目で見て品質などに問題がある場合は、お断りすることもございます。

ハウスメーカーや工務店の工事原価は?
まず、お客様が住宅を建築する際に支払う工事代金は、下記のように分解できます。
工事代金は工事原価と粗利益を足したもです。また、工事代金に対する粗利益の割合を
粗利益率(単に粗利ともいう)といいます。

 工事代金=工事原価+粗利益
                粗利益=現場管理費+営業経費+一般管理費+利益

 工事原価  :工事に当たり、納材店や関連業者に支払う総額
 粗利益    :工事代金から工事原価を引いた金額
          また、粗利益率=粗利益/工事代金

 現場管理費:主に現場監督の人件費や交通費、現場に掛けている保険代など
 営業経費  :主に営業マンの人件費や交通費、広告宣伝費など
 一般管理費:主に事務管理部門の人件費、事務所の維持経費、福利厚生費など
 利益     :工事代金から上記を引いた残り、いわゆる経常利益

粗利益率は、ハウスメーカーで50%以上、中小工務店で20〜30%
と言われています。ですから、同じ2,000万円の住宅でも、工事原価はハウスメーカー
では1,000万円以下、工務店では1,400〜1,600万円
となります。
なお、一般的な建設業の場合、粗利益率25%以上が健全経営の目安と言われています。

一般に大量生産のハウスメーカーでは工務店より材料コストや施工コストが割安なため、
工事原価は安くなり、大量生産=大量受注するために営業経費(TVのCMや展示場など)に
多額の費用がかかります。そのため、このような違いが生じます。

それにしても、一般工務店に較べて、多くの利益を取っているのは明らかです。
また、大量受注・大量生産という事情からも、ハウスメーカーでは規格型の間取り・仕様が
主で、お客様のご希望を叶える自由度は小さくなります。

当社では、お客様の住まいの品質に影響しない営業経費や一般管理費を極力少なくし、
無料で行う作業と契約により有料で行う作業の範囲をはっきりとさせました。
特に、広告宣伝費は最小限(このホームページも外注ではなく手作りです)に、
また、お客様のご希望がない限り、訪問営業も行いません。
有償となる設計契約と建築契約は下記ようになります。

設計契約料の内訳
  地盤調査費      40,000円
  設計料         10,000円/坪(ただし、最低額は250,000円)
  建築確認申請費  280,000円〜(証紙代・検査費含む、規模によります)
       ※その他法令上の申請が必要な場合もあります。
  ローン取扱い     書類作成費など実費精算します。

建築契約の金額
建築契約料(=工事代金)は、下記のようになります。
  工事代金=工事原価見積り額+(工事原価×現場管理費・諸経費20%)
                           (ただし、最低額は200万円)

モデルケース
例えば、30坪の建物を新築される場合
  設計契約料=40,000円+10,000円×30坪+280,000円=620,000円

ここで、工事原価が1,200万円と算出された場合
  工事代金=1,200万円+(1,200万円×20%) = 1,440万円

お客様にお支払いいただく、設計と工事の総費用は1,502万円となります。
また、当社の粗利益は270万円、粗利益率は17,9%です。
(地盤調査費・建築確認申請費は外注費等の実費なので原価に含めます)
なお、これらの金額には消費税は含まれておりません。
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