韓国 渼沙里漕艇競技場
미사리조정경기장
ミサリ・チョジョンギョンギジャン
Misari Motorboat Racing Course

2015年03月05日 チャレンジ


日本の競艇場24ヶ所を回り終え、いよいよ世界にチャレンジ
世界といっても、ここ韓国の一カ所しか海外に競艇場は無いです

これでやっと競艇25場の世界踏破!


ソウルの繁華街で、たまたま知り合った金(キム)さんと話が出来ました
「ギャンブルは好きで、ソウル競馬場にはよく行ってる、しかし釜山だ済州島の競馬場は遠いのでネットで買う
競艇、競輪はやらないね!」・・と言ってた
韓国には現在、競馬場は(ソウル、釜山慶南、済州の3か所)もうすぐ永川競馬場も開場するとか・・・
競艇は(渼沙里の1か所)、競輪は(慶南昌原、釜山金井、光明競輪場の3か所)があり
なかでも競艇、競輪はマイナーなギャンブルのようだ

なぜ、このような情報を聞けたかって?
片言の日本語を話せる金(キム)さんと、下手な発音の英単語を並べる私との
ギャンブルに対する情熱が心をつなげたからであろう・・


これから韓国の競艇場(渼沙里漕艇競技場)にチャレンジされたい方をご案内します
もちろんハングル文字が読める方や英語に自信がある方、また競艇に興味が無い方には不要な情報です


日本から格安航空券を選ぶ前に
まず、競艇の開催日程の確認からです
1~2月は非開催、基本(特別開催を除き)水&木曜日の二日開催かと思います→公式開催日程

韓国の電車は日本よりわかりやすいです
駅番号と路線が色づけされた路線図をガイドブック等で用意して下さい



その地図に行きたい場所をマークしましょう
ホテル近くの駅や、行きたい観光地etc・・
競艇場はGoogleMapで553(上一洞)が一番近そうなので、そこからタクシーで競艇場に向かうルートに決めました
駅から無料送迎バスもありますが、約一時間に一本
また、その乗り場を聞くための韓国語は話せないし
都心を離れるほど私の発音の英単語も通じる自信もないので行きはタクシーでの選択です

タクシードライバーに見せる為に事前に準備した(↓)このプリントを持ち、宿泊ホテルの近くの駅から出発!



ちなみに宿泊先のホテル名を書いたメモも役に立ちました
日本のサイトでは有名ホテルと紹介されてた私の宿泊先もホテル名だけではドライバーが首をかしげてたので
ホテル名&住所&電話番号も書いたメモのほうが安心かと思います


1回用交通カード(普通の切符>駅購入)やT-money(プリペイド式交通カード>コンビニ購入)の選択は
旅の目的で選んで下さい
私は駅改札でその都度購入する一回用交通カードを選びました
券売機では英語や日本語表示の選択が出来ます
目的地を入力するか駅番号の入力で発券出来るので”駅番号”入力が簡単と思います
553(上一洞)を選び発券

ホームに降りると上り下りの乗り場が左右にあり
次の駅番号を見て、向かう方向の電車に乗って下さい
また、路線が交差する乗換駅では車内アナウンスで次の駅を伝える際に特別な音楽が流れます

5号線の553(上一洞)に向かうには548(江東)から二つに路線が分かれるのでご注意ください
私は(↓)このメモも用意してたので



路線が分かれる548(江東)の4~5駅手前で隣に座ってた人に路線図と上記メモを見せると
その方は周辺の人たちに大きな声で話しかけ4~5人が何やら韓国語で騒ぎ始めました
そして、その中のおばちゃんが近寄ってきて「三つ降りる・動かない・・・」と
どうやらP555(馬川)行きに乗ってたようで
3駅先の548(江東)で降りてそのホームで553(上一洞)行きに乗り換えろって言ってくれたのだろう
乗換駅に着く間際にも知らない人が来て、先ほどの会話を聞いてたらしく
ここ、ここと手招きしてくれた

親切な人が多く、10人に一人くらいは片言の日本語が話せる気がする


無事に終点553(上一洞)駅で降り、外に出るとハングル文字一色の世界
偶然?いたタクシーに乗り



を見せるとカーナビにセットしていざ出発
やはり
競艇場の場所をカーナビに入れる地元のタクシードライバーがいるということは
競艇をする人が少ない国かと思われる


約10分ほど走ったか、その匂いがする場所に着いた
ここから貴重な画像を紹介したい



なぜ



貴重な画像かというと





この辺りで警備員に呼び止められた

どうやら場内での撮影は禁止のようだ
インフォメーションで片言の日本語がしゃべれる女性に確認すると
お客の顔が映るからまずいらしい


日本と同じく、入り口に置かれている無料の出走表



第一レースは11:20から始まり



なんと



日本では最終レースは12Rなのに15Rもある(最終17:55



出走表はすべてハングル文字

一周600mの水面を6人で競うのは同じだが
当日?は1~5Rまで1,200m(つまり大時計から2周での勝負)、6~15Rは1,800m(日本と同じ3周勝負)だった
2,5,6,8,12,13,14,15の各レースに女子選手がそれぞれ1名入ってた

しかし、日本でも出走表をあまり詳しく見ない私にとっては不要の情報ばかり・・・
感を信じて1号艇から好きな角の4号艇を絡めて買ってみた

見る限り、番号通りの進入(進入固定?)である


予想通りに入りWin、そしてWin&またGET!!
なんと3レース連続して読み通りの展開
1000が3000に、そして3000が8,000、そして1,2000と・・・
このままいくと、韓国一番の資産家になれそうな気がした


考えると約1/10の貨幣価値のウォン、約100円が1,200円に変わっただけの事であった

一攫千金を狙い掛け金倍増
その瞬間から勝利の女神が去って行った


投票カードは一種類

   
ミサリ競艇場はここ↑にマークする
ちなみに左から
光明競輪、慶南昌原競輪場、
ミサリ競艇場
そして釜山金井競輪場の4ヶ所の共通投票カード
次は投票するレース番号

次は投票の式別
左から単勝、複勝、2連復、2連単、3連復の4種
↓は2連単にチェックしてます


次は選んだ選手、2連単の2→1ならこのマーク

一つの投票カードで3種類買えます
右の部分のマークは上から取り消し
ALL(総流し)&ALLです


最後に掛け金

は100ウオン単位、は1、000ウオン単位
黒は10,000ウオン単位です



第7Rで2連単(1→6)を10,000ウォン(約1,000円)で買った画像です

レース間隔は25分、反省する時間すらない
4R(12:35出走)から5R(13:15出走)の間は40分あり売り場窓口はカーテンで閉ざされる

朝、コーヒー一杯でのチャレンジ
食事でもとろうと場内に一か所ある食堂に行ったが
ハングル文字で書かれたメニューと金額
食べ物の想像すら出来ない

ガラス越しにお客の食べているものを覗くと皿の上にドライカレーのようなご飯と目玉焼き、野菜が乗っていた
その定食?を食べてる方を多く見かけた
食券を買ってカウンターで受け取るシステムのようだ
その列には20人ほど並んでいた

何をたのんだかもわからないハングル文字で書かれた食券を持ち
その列に並んで、食事を受け取る自信も無いので昼食は我慢することにした

場内は飲酒禁止
日本でも酒類持ち込み禁止とされている場が多いが
私は国内では持ち込んだ缶ビールを平気で飲む
しかし、今回は我慢した
また、ここでは酒類を飲んでる人の気配すら感じなかった


最終の15R(17:55発走)までいる気もなく
8Rの結果を見て競艇場を後にした

出入り口ゲートの近くにバス停があり553(上一洞)駅に向かう無料バスが来るそうで
一時間に一本のバスも、あと数分待ちのタイミング!


バスの運転手に(↓)これを見せたところ



今から行くよ!と話しているような顔をうかがえた

約10分ぐらいでバスは賑やかな交差点に止まった
窓から景色を眺めていた私に運転手が近づいてきて
”サンイルトン”と教えてくれた

運転手が声をかけてくれなければ、この交差点に地下鉄の乗り場があると気付かずに
そのままバスに乗っていただろう
来るときに降りた景色すら忘れている・・・


遅い昼食をとるために337(新沙駅)へと向かう電車の中で
ほとんど1,000ウォン札(約100円札)がぎっしり詰まった財布の中身を数えてみた
競艇場で38,000ウォンほど勝ったみたいだ


目指した焼き肉店プロカンジャンケジャンでビビンバ、ビール、カンジャンケジャン&サンナクチを注文
支払いは約180,000ウォンだった

一瞬で薄くなった財布を眺めながら
外貨を稼ぐ難しさを実感した


以上、ミサリ競艇場のレポートです