マカオ タイパ競馬場
2002年11月26日 チャレンジ

香港を足場としてマカオ競馬場に向かった、香港内の地下鉄は非常に判りやすいのでここでの紹介は省略する。
香港島の地下鉄上環(ショウワン)駅からマカオ行きのボート(TURBO JET>噴射飛航)9時15分発に乗船した。

下の画像は当日の船期表で、チャレンジされる方は再確認が必要。




私が乗船したのは火曜日、平日130HK$(香港ドル)が行きの料金であった。
当日のレートは1HK$=約15.7円なので2,000円位であるが、週末および休日や夜間の料金は少し割高である。
時間帯によって便数は少ないが、ほぼ24時間運航している。
マカオへの出入国にはパスポートが必要となるので忘れないで用意してほしい
約1時間でマカオに着く




(マカオ港内で撮影したボート)

当日の競馬開催はナイターレース(1Rのスタート時間は19:35分)、スタートまでマカオ見物でもしようかと早めに入国したが
私の興味をそそる場所がな〜んにも無い・・・
船着場で購入した競馬新聞も




見方がまったく判らずに、私にとって時間つぶしの材料とはならなかった・・・
上の出走表で、たとえば1Rの10番の下にRの背番号を着けた深禄という馬が存在するが、これはなんだろう?
2RにはR馬が2頭も存在する
この出走表で判るのは、スタート時間と距離、そして勝負服の色だけではないか
コレだけの情報で勝ち馬予想をしろというのか・・・

スタート時間と距離は
1場 7:35 1300米
2場 8:05 1600米
3場 8:25 1050米
4場 8:50 1300米
5場 9:20 1050米
6場 9:50 1600米
7場 10:20 1050米
8場 10:50 1300米
9場 11:20 1500米
10場 11:45 1300米
である、ちなみに9場には背番号?R馬は存在しない




もてあました時間の使い道をさまよいながら、早めに昼食兼夕食を済ませ競馬場までタクシーで向かう

日本と比べ、タクシー料金は安い、初乗り10HK$(約150円)で20HK$もあればマカオ内の行きたい場所に行けると思う。




つきあたりがマカオ競馬場である、やたら路上駐車の車は目立つが、、、この場所でも人通りも少なく興味をそそる店も発見できなかった。
時々見かける人々は元ポルトガル領であった為か、すこし顔つきが違う
むこうも不審な顔で眺めてくるが、ま、お互い様であろう。。

午後3時過ぎだというのに多くの人々はどこで何をしているのか???
(ちなみにカジノは11:45〜23:45)




19:00ごろの開門時間を待ちわびていざ場内へとチャレンジ
観光客は向かって右のゲートから無料で入れる
が、
入場の再、警備員が近づいてきて携帯電話をロッカーに預かると言う
この意味がいまだ判らない??

担保なのか場内で使うな(もちろんアンテナなど立ってない)の意味なのか?
言葉の通じない世界でもめても仕方ないので、指示に従いロッカーキーを受け取る


いよいよレースにチャレンジである
マカオの貨幣はパタカ=MOP$であるが、香港ドルで購入出来るし、配当金も香港ドルで支払われるので入場前の両替は必要ない




1Rスタート時間になると何処から沸いてきたのか??先ほどまの街中では想像も出来ない人・人・人、、、
ちょうど中国人の観光団体客が入ったようで、その歓声は日本のG1など比でない

思わずその場を逃げ出したくなった・・・

コースは右回り、内にダートコース、外芝コース
パドックは画像左側にある

購入の最小単位は10HK$、左のようにマークして購入場所に出すと裏に印字(感熱?)されて発券される
ちなみにサンプルは第3レースで4番、1番、5番の日本でいえば3連単を購入した券である。


【以下、6種のマークカードの記入説明】
ちなみに枠番は無く、全て馬番での発売です


■獨羸(WIN):1着のみ>単勝
■位置(PLACE):3着まで>複勝
■連羸(QUINELLA):1,2着>馬番連複
■位置Q(QUINELLA PLACE):1〜3着に入る2頭を当てる>日本に無い
を購入するマークカードです。
サンプルでは上列で5R、次に単勝の獨羸(W)をマーク、そして3列目は掛け金(サンプルでは40HK$をマーク)、そして馬の番号(8番を選んでみました)、複勝は同様、2列目の位置(P)をマークし、あとは同様のマークです。ちなみに同じ馬で同じ金額で単勝、複勝ともに購入する場合は2列目の獨羸(W)位置(P)の両方にマークします。馬番連複は2列目の連羸(Q)にマークし、一番下の1〜14の数字から2頭選びます。位置Q(QUINELLA PLACE)は2列目(QP)にマークし一番下に選んだ馬2頭をマークします。複数点の購入は下段1、2、3の欄に同様のマーク方法です。
このマークカードにて
■ながし
■ボックス
も購入できます。
*流し(連複で軸馬から数点流す)はサンプルの上から3番目と4番目のサンプルのマークの間に(BANKER ONLY)という1〜14までの番号が記されたスペースがあります、そこに軸馬をチェック、そして流す相手は一番下(SELECTIONS)の場所の数字から相手馬を複数点選びます。
*ボックス(複数馬選んでの連複)はサンプルの上から3番目と4番目のマークの間の(BANKER ONLY)という1〜14までの番号が記されたスペースに選んだ馬全てをマークし、一番下の(SELECTIONS)のスペースは使いません。
■單式(SINGLE):1〜3着を順番どおり>3連勝単式
■複式(MULTIPLE):着順関係なく1〜3着>3連勝複式
■單式馬胆(BANKER):1、2頭固定での3連勝単式
■複式馬胆(BANKER MULTIPLE):1、2頭固定での3連勝複式
■指定位置馬胆(MULTI−BANKER):1着馬と2着馬と3着馬を数頭ずつ選んで着順固定
を購入するマークカードです。
サンプルでは7R(一段目)にて複式(M)を2段目にマークし、3段目10HK$、そして下段で8番6番5番の馬を選んで見ました。1〜3着に順番関係なくこの馬が入ればOKです。
單式(S)も同様のマークの仕方
單式馬胆(BANKER)は2列目の單胆(B)にマークし下段の第一名、もしくは第一名、第二名の両方に固定馬をマークし残りは下段右側の複式のスペースにマークします。<F>にマークすると総流しになります。
複式馬胆(BANKER MULTIPLE)は複胆(BM)にマークを入れあとは單式馬胆同様の記入方法です。
指定位置馬胆(MULTI−BANKER)は定胆(FB)にマークし下段にそれぞれ1着、2着、3着予想馬を複数マークをします。

上記2種のマークカード以外に4種、計6種のマークカードがありました。
■ヲQ(DOUBLE QUINELLA):指定された2レースの連複をあてる
■ヲT(DOUBLE TRIO):指定された2レースの3連複をあてる
■ヲ寶(DOUBLE CONSOLATION):連続2レースの1着を当てる。最初のレースが1着、次のレースが2着だと残念賞がある
■ヲQ(DOUBLE QUINELLA):指定された2レースの連複をあてる
■ヲT(DOUBLE TRIO):指定された2レースの3連複をあてる
■三寶(TREBLE):指定された3レースの1着を当てる。
■ヲ寶(DOUBLE CONSOLATION):連続2レースの1着を当てる。最初のレースが1着、次のレースが2着だと残念賞がある
■六環(SIX UP):指定された6レース(1日6レースしかない場合は全レース)の1着もしくは2着を当てる。すべて1着を当てればボーナスがある。
■ALL UP(過關):獨羸(WIN)、位置(PLACE)、連羸(QUINELLA)などの選択したレースの配当金が自動的に続いて選択されたレースに投資される。




マークカードの記入を終えたら窓口へ、オレンジ色のランプ(SELL)が点灯している場所が購入窓口
そこに紫のランプ(PAY)も点灯していると購入も払い戻しも出来る窓口です。

ここで感じたのは、今日来ていた集団はマナーに欠けている
並んでる列に平気で割り込んで来るではないか
私の番?が来て小窓からマークカードと紙幣を入れようとすると、なんと
既に2〜3人の手が入っているではないか
「締め切間近でも無いのに、いいかげんにせい!!」
言葉が判ればそう怒鳴ったであろう。。
その代弁を売り場のお姉ちゃんがしてくれた
お姉ちゃんが「ЩЙФю#&¶」と怒鳴るとその手はすぐに引っ込められた、が・・・

また違う手が。。



実は初レースでなんと単勝と連複をGETしました
コース内電光掲示板にはWIN(単勝)3番: 12.5、馬番連複 1−3: 26.5の配当が・・・
新聞の見方も判らずに購入した私にとって、これは幸先が良いと思ったのはつかの間
配当金を受け取ってがっくり致しました。

日本では結果が倍率表示(12.5なら100円が1,250円になる)のですが
ここマカオの表示は10ドルが○○ドルになるという表示をしています。
実配当は1/10の感覚です

ALL UP、SIX UPなどを狙わなければ一攫千金は出来ないようです


馬券の種類が多くて最初は戸惑いましたが、慣れてきた頃には三重彩の複式(MULTIPLE)
日本で言えば3連勝複式に夢中になってました。

これからチャレンジされる方いらっしゃいましたら
是非

私が預けた分も取り戻してきてほしい。。。