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徒然なるままにひぐらしのゴールデンウィーク。第一日目、我が家の相棒は実家に帰るし、子ども二人はどういうわけか大阪のUSJに行くといって朝4時頃に出て行った。日帰りで行きは新幹線グリーン車、帰りは長距離バスなんだとか。全くのんきなもんだ。でも自分たちだけで切符を手配して喜び勇んで出かけていった。もうそんな年になったのかと少し驚く。
ゴールデンウィーク二日目。自分もちょっと連休気分に浸ろうと思い朝4時に出かける。といっても大阪にまで出かける根性はないので近場の埼玉県。相棒を誘ったのにやることがたくさんあるから行かないというので今日も一人旅だ。暗くて月がまぶしかったのに柏インタに入る前に明るくなった。今日登る棒ノ折山は別名棒ノ嶺とも言って確か頂上の道標は棒ノ嶺と書いてあったと思う。ここではガイドブックのとおり棒ノ折山と書いておくことにする。
棒ノ折山に登るには主に名栗湖から登るコースと奥多摩の奥茶屋から登るコースがある。今回名栗湖から登ることにしたもののそこまで行くには道が複雑な感じがしていまだにカーナビのない自分としてはどうも自信がない。出かける前にちょっとパソコンで地図を見て主な交差点を紙にチェックしておいた。中央道八王子からも行けそうだが、此処はガイドブックどうりに青梅道入間インタから名栗湖を目指した。案ずるより生むが安し(失礼、易しの間違いでした)、道路の標識に従ってあまり迷うことなく有間ダム、名栗湖着。一部土砂崩れの危険から通行止めのため湖を一周して逆から登山口の駐車場についた。登山客だけでなく釣り客も多い。でも登山口にはたった一台の車があるのみ。今日は2番手だ。
登山口には懇々と水が湧き出ている。一口飲んで出発。3番目にやって来た男性二人の登山者はお互い仲間がいるので会話も楽しそうだ。普通の登山ができて帰り高速が込み合う前に柏インタから出られればいいや、という程度に考えていたが、いざ登り始めるとこの白谷沢の渓谷をたどって登るコースは思ったよりもずっと楽しいコースだとわかって感動しながら登っていく。水が豊富で休憩してもそこには必ず渓流が流れているし、新緑の緑がすがすがしい。もしすべってずぶぬれになったとしてもここなら許せる、そんな気がしてきてもおかしくないほどの感動だ。周りが新鮮な緑ばかりで5月の新緑の季節に登るのが絶対のオススメ。秋の紅葉さえしのぐだろう。
その後、岩茸石から権次入峠につく頃には後から登ってきた数グループに抜かれた。峠に到着すると別コースからゼッケンをつけた登山者、というよりも登山選手が次々と現れる。タイムトライアルレースらしくミンナハアハアいいながら頂上を目指している。のんきに写真撮ったりタイマー撮影でポーズとったりしている自分とは比べ物にならないほど真剣。権次入峠から暫く木の階段を登れば開けた頂上に出る。そこが棒ノ折山頂上だ。タイムトライアルレースの人々が次々とチェックを受けて更に別コースを進んでいく。こっちはのんびりと頂上で記念撮影。晴れていて展望はいいけれども春霞で秋や冬とは比べられない。そういう季節なんだから仕方ないだろう。季節を選べば新宿副都心も此処から見えるらしい。とにかく、開けていて展望は良いし休憩や昼食には絶好のところだ。が、トイレはない。
チーズパンを銜えながら写真を撮りまくる。朝もチーズパンだったしなんだか食欲がわかない。でも食べないと下りの体力も持たないので無理やり口に詰め込んだ。ほぼ一緒に登ってきた2人連れの男性はまだ休憩中のところだったが、こっちは柏インタの渋滞に巻き込まれたくないという気持ちに逆らうことができず下山を開始。別コースでも下山可能だがやはり渓流コースが楽しい。途中マウンテンバイクを抱えた外国人二人が登ってきて様子を聞くので、どんどんこれから急坂になるけれどチャレンジしろ、と答えておいた。登山口に戻って休憩していたらそのマウンテンバイクの二人が下山してきた。あきらめたました、と言っていた。そりゃそうだろう。このコースはマウンテンバイク用じゃない。大きな荷物として自転車を抱えて登り体を鍛えたいのならいいけれどそれいがいにたのしみたいならあきらめるのが普通だろう。登山口で湧き水を水筒に入れてお土産代わり。
12時には柏インタだ、と思っていたが、実際は12時に登山口出発。高速は順調で2時間15分くらいでマルヤに到着。アイスクリームを買う。帰宅したら娘二人も無事大阪から帰宅していた。けっこういろいろなものに乗って楽しかったらしい。末っ子は塾にお出かけ。みんなばらばらの連休。でもどっかへ連れて行けといわれたら、この白谷沢コースは日帰りでいけるかなり有力な候補地で、連れて行っても良いかなと思う。
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