茶臼岳

      
茶臼岳登山

    今が2004年だからこの茶臼岳に行ったのはもう10年前になる。末っ子はまだ4歳、上の二人は7歳と9歳だった。那須に行くだけでもすごく遠い気がしたし、実際小さな子にとっては本当に遠いところだったが、ロープウェイで登ればファミリーでも十分頂上につけると思いでかけた。ロープウェイの駅を降りて頂上に向かうルートは火山灰のような地面のため歩きづらく、それでも皆一生懸命登ったはずだったが、ふと気がつくと次女がいない。親父もお袋もいない。おそらくまだ歩くのが遅くて途中にいるのだろうと思いながら、my wife 、子供2人と一緒に頂上を目指すが、半分以上来たと思われるところで後の3人を待てども全然姿を現さない。さらに暫く進んで待つがやはり来ないし、末っ子にもつらそうなのでもう降りることにした。長女は頑張って登りたがっていたのでなんとか進もうという気持ちもあったけれど、末っ子のことを考え、また後に残っている人のことを考えて退却することにした。くだりもやはりあるきづらかったが、途中で末っ子をおんぶして下山。しばしば風に吹かれて霧が押し寄せる。歩きづらい道を降りていくとようやくロープウェイ駅だ。そこに次女が祖父母と一緒にのんびり休んでいた。ほとんど登らず最初からあきらめていたらしいのだが、こういう日常の何気ない行動がその人の生きるスタイルをはっきりとあらわしている。早々と嫌なことをあきらめてちゃっかり自分だけ休んでいるという性質は今になっても当然受け継いでいると思われる。