大福山

大福山展望台からの眺め

梅ヶ瀬渓谷の断崖 大福山展望台
大福山といわれてもどこにあるのか知らない人も多いだろう。実はこのワタクシもついこの前までは知らなかったのだが、12月5日に養老渓谷に行くために小湊鉄道ようろうけいこく駅に車を止めたとき、もらったパンフレットに載っていたのでいつか登ってみようと思っていた。つまり、大福山は大きく言えば養老渓谷の一角を占めていて、もう少し細かく言うと、養老川の支流、梅ヶ瀬川沿いの梅ヶ瀬渓谷近くにあり、標高285mという市原市最高峰の山である。だいふくやまなのか、だいふくざんなのか迷うところだが、確か地元の人はだいふくざんといっていたような気がする。どっちでもいいのだろうとは思うが。
今日は11時ごろには出発できた。とはいってもそんな時間に行ける所と言えば千葉県内に行くしかない。袋田の滝に行くという案もあったのだが遠すぎると却下される。一緒にいくともなればある程度は妥協しなければならない。家に残してきた面々にはドライカレーを作っておいてきた。自分が食べたいと思うようなできだったが、出かける身としてはそうもいかず、例によって途中のサンクスによって出かける3人の昼食を購入。ETCのゲートが開くのを見た次女は オ〜!と感激していた。でも市原インタを降りたあと気持ち悪くなって、とちゅうのローソンで休憩。一緒に出かけるといろいろなことがある。なるべく無理な運転をせずに養老渓谷駅到着12時半。軽トラが停まっているだけで今日は人気がなさそうだ。
大福山へは駅でもらったパンフレットどおりに歩いていけばいい。行きはすべて舗装道をいく。車で登れるところである。渓谷橋、黒川沼、朝生原隧道から女ヶ倉橋に向かい、見晴らしの道を過ぎれば大福山展望台だ。直下に梅ヶ瀬渓谷無料駐車場あり。女ヶ倉橋からの展望はよいが、下にゴミを捨てる心無い人が多いらしい。車まで下に落ちていた。こういう光景を見ると車道なんて作らないほうがよかったのではないかと思う。車が入るようになるとマナーを知らない奴が入り込んできて荒らされるのがオチだ。ゴミを投げ捨てる前にお前が飛び降りろ、とでも言いたくなる。下から足で登ってくるからこその感動というものもあるはずで、そのために頂上の無料駐車場を使わず、駅で駐車料金500円を払ったような気もしてくる。感動するにもお金が必要な時代なんだろうか。
今日は土曜日だけれど冬なので人は少なく2組のグループがいて昼食中だった。頂上展望台は視界360度。名前もよくわからない低山の視界が広がる。のんびりお昼を食べて2時半梅ヶ瀬渓谷方面に下山開始。のぼりとは違って一転、山道となる。歩きやすく、もみじ谷での紅葉も見られるが、11月頃に来れば紅葉真っ盛りで美しいに違いない。梅ヶ瀬渓谷に降りてからは梅ヶ瀬川沿いに歩く。人の手があまり加わっていないので自然がそのまま残っていて養老渓谷よりもあるって楽しいのは自分だけだろうか。両脇がものすごい大壁になっていてその間を梅ヶ瀬川の清流が流れ、そこを何度も右へ左へと横断しながら下っていく。千葉にもこんな渓谷があるのかと驚く。渓谷自体の高低さはそれほどでもなく、豪雨時はともかく普通は穏やかな浅い流れで夏は小さな子供連れで来ても抜群に楽しめるところだと思う。TDLに大金を投じるよりもこっちのほうが絶対オススメ。
半日での日帰りですでに夕方が近くなり、最後は必死に歩いた(実はせかされて歩かされた)おかげで4時半ごろに渓谷駅に着く。43分に電車が来るのでその写真を撮ろうと思い、鉄道写真に挑戦。あえなくダウン。薄暗くなっているし、電車は動くのでことごとく失敗した。こういう失敗も素人カメラマンの楽しみの一つというところか。さすがに今日は迷うことなく6時10分帰宅。
梅ヶ瀬渓谷は思っていたよりもずっといいところ。だいふく山に行ったら必ず周遊コースを取って梅ヶ瀬渓谷をくだること。