金峰山
川上牧丘林道からの 金峰山五丈岩 |
朝日岳頂上から望む 金峰山全景 |
金峰山五丈岩 上に登る人あり |
金峰山頂上を背景に 記念撮影 |
金峰山から瑞牆山に 登山道が続く |
雲が晴れた一瞬に撮影した瑞牆山 |
右、朝日岳。2つの山の境が大弛峠 |
帰りの登山道。晴れているが雲が多い |
8月27日(土)。いつも忙しく働く我が家の相棒が「自由な時間はこの日しかない」と言うので一緒にお出かけの予定。3時半起床。昨日は準備不足のため起きてからがあわただしい。決断がつかず、カメラを4つ(フィルム一眼レフ2台、フィルムコンパクト1台、デジカメコンパクト1台)ももっていくことになったがあまり考えている時間もない。4時過ぎに出発、コンビ二に寄ったりして4時25分頃四街道インタに入る。さすがに渋滞はなく快調に車は走る。中央自動車道を走ってやや混雑してきた頃に勝沼インタ。ここから140号線雁坂みち(秩父往還)に出るのにいつも迷う。乾徳山に行くときに散々迷ったことがある。見ず知らずの者にとってはこの町はあまりわかりやすい町とはいえない。念のため作った自家製の地図は役に立ったが、恥ずかしながら帰るときは行きと同じ道を戻ればいいのに道標ドウリに走っていたらまたも迷ってしまった。
140号から川上牧丘林道に入っても道標がほとんどなく、本当にこの道だろうかと不安がいっぱいのままどんどん進むとついに焼山峠に出る。道を確認して更に進むとようやく大弛峠。すでに標高2360m、ちょっと半そででは涼しいくらいだ。車が全然走っていないと思っていたのに駐車場はすでに満杯でしかたなく長野県側の未舗装道に駐車。もっと遅れたら路上に縦列駐車するしかない。山梨県側から登る川上牧丘林道は長いが全部舗装されている。長野県側はいまだに未舗装でかつての林道の雰囲気を残している。もし舗装道でつながっていなければここはそうとうの山奥のはず。でもマイカーで来られるようになって日帰り登山コースになってしまった。
一時間ほど歩けば朝日岳頂上で金峰山(2598m)の全景が展望できる。頂上の五丈岩もはっきり見える。金峰山はこの岩のおかげで自分のようなど素人が見てもすぐわかる。今日の天候は雲が多く、展望は当てにしなかったもののこのときは頂上まではっきり見えた。
青空と雲が交互に変わる中、下ってまた登っていくと樹林帯を越えて展望がよくなる。雨が降らなければすべる危険も少なく、岩場を越えていくのも楽しい。朝日岳から2時間で頂上、と思っていたのに意外と早く頂上に到着。五丈岩の前でみんな昼食タイムだ。我が家も(と言ってもワタクシの相棒と二人だけだが)ここで1時間の昼食休憩。遠く瑞牆山はかすんでいて頂上は雲の中に入って見えなくなっているけれども、全体としては晴れていて展望自体は悪くない。五丈岩の上に登る勇気ある(無謀な?)人も一人二人いるけれどこっちは見ているだけでもう十分に楽しい。2人の女性も登ろうとしていたが登れず、さすがに途中で引き返した。カメラ4つに三脚、水筒二つ、これが意外と重くて歩くのに負担だったが氷入りの水は冷たくておいしい。水は十分あるから安心して何杯もガブ飲み。この快感を味わいたいために苦労してここまで運んできたんだよなあ、こんなことで簡単に一つの幸せを手に入れることができるなんて安いもんだよ…などと自分自身で納得。昼食はコンビニ『セブンイレブン』で買った海苔巻きと稲荷ずし。十分においしい。
帰りの登山道。デジカメはもちろん、36枚撮りフィルムも使い切ろうと何度も写真を撮ったせいで我が家の相棒も写真疲れ。写真を撮るから疲れるのよ、などと屁理屈を言い出す始末。以後、風景写真と後姿写真にのみ専念。なんとか3時に大弛峠に帰着。我が家の相棒はいつも駅の階段の昇り降りや駅から職場、駅から自宅までの歩きで鍛えられているせいか、自分よりもずっとタフで歩くのが速いのはさすが。水もたいして飲まず、汗もかかずにどんどん歩いていくのは超人並み?といえるだろう。彼女にとっては歩きよりも車酔いのほうが大問題らしい。
長い林道を下ると、山に囲まれている甲府盆地。義理の母の生まれ故郷だ。多少迷って勝沼インタに入った。少しくらい渋滞してももう慣れっこでたいした問題ではない。新宿4号線から湾岸道路を目指す。途中ラジオから加山雄三とカマヤツヒロシの二人の歌(たぶん『ケンタッキーの青い月』だったような?)がFMから流れてきてそれに聞き入っているうちに前の車につられて渋谷3号線に間違ってはいってしまった。最初何が起きたかわからずこの道路違うんじゃないかなどと話していたら、やっぱり違うことがわかって唖然。なんで道路標識を見ていてくれないんだよ、などと文句を言うと、アタシもその曲を聴いていたの、などと言い出し、2人で途方にくれる。長距離ドライブで多少眠気がさしていたのに、このせいで緊張して一気に眠気が覚めてしまった。首都高の渋谷3号線は東名高速につながる。このまま行けば厚木か大井松田、あるいは御殿場まで行けば絶対に帰ってこれる?冗談じゃない、こんな暗い夜になってそんなところまで長距離ドライブしたくない、どうすりゃいんだとわめく。「アタシ、シーラナイっと!でもなんとかなるわよ」という相棒の言葉で次のインタ高樹町で下りることを決意。カーナビもないのにこんな知らない大都会のど真ん中に下りてしまって、それに暗くて車は多いし走りにくいし、太平洋のど真ん中に放り出された心境と言うのは言いすぎだろうけれど、事故を起こさず走るのが精一杯。目黒からなら首都高速に乗ったこともあると思い、恵比寿方面に左折、広尾の中を走り左折して幸いなことに天現寺インタから目黒2号線に乗ることができてほっと胸をなでおろした。今日の楽しい思い出も、もし御殿場まで走っていたら怒りの思い出に変わっていた?かもしれない。8時帰宅。
大弛小屋の前でテント場あり。鎖場もなく安全に歩け、天候の安定する秋には抜群の展望も楽しめる大人気の登山コース。チャンスがあれば国師ヶ岳方面に登って富士山の展望をゲットできるはずだ。