三浦富士


三浦富士頂上


砲台山(左)と三浦富士(中央)

   
  武山展望台        千葉県鋸山         武山不動尊

     連休が3日も続くので我が家の相棒を連れてちょっと行ってみるかと出かけたのがこの三浦富士。朝食後大急ぎで洗濯、昼食の準備を済ませて確か10時半頃出発し、四街道インタから三浦半島の佐原インタまで2600円。千葉ではサワラだが三浦半島の地名はSAHARAらしい。砂漠はこんなところにあったのか?(冗談です)。約2時間弱で津久井浜海岸の有料駐車場。1時間300円という数字は高額と思いながら、でも車を置く。津久井浜駅前のスーパーで昼食用のすしを買い込み浅間神社のお参りを済ませていざ出陣だ。
     はじめの急坂を登ると台地の上には広大なキャベツ畑と三浦大根畑が広がっている。トンビも優雅に大空を飛んでいて大きな猛禽類を見るのは久しぶりだ。このキャベツ畑とトンビを見るだけでも津久井浜から歩いていく価値あり。キャベツ畑の向こうにはこれから歩く武山と砲台山、更にその右に三浦富士が見える。
     ようやく登山口から登っていくとすでに降りてくる人たちが多い。もうお昼過ぎだし、朝から登れば降りてくる時間だ。通り過ぎる登山客から「まだこれから長いよ。」と脅かされた。あんたにとっちゃ長いかもしれないが、こっちはまだ現役だ〜い、などと心の中で空元気を出して白アンパンを食べながら暫く登れば武山だ。電波塔と展望台があり遠くからでもよくわかる。東京湾アクアライン方面の抜群の展望。千葉県の双耳峰の富山や形が鋸そっくりの鋸山があんな近くにと思うほどのところにはっきりと見える。東京湾は大型小型数多くの船が行きかっている。武山不動におまいりして弁当を食べようとは思うものの適当なところが無く次の砲台山へと向かった。尾根道なので歩きやすい。
     砲台山はかつて旧日本軍の高射砲が備え付けられていたらしく、その砲台跡が残っている。近くには旧トーチカ跡もあるらしい。当時は真剣だったのだろうが今はなに馬鹿なことをやってたんだと思わされる。昭和60年代にはこの辺にレジャーランドもあったらしいがつぶれてリフト跡なども残っている。対岸の鋸山ロープウェイのようにはいかなかったらしい。いずれにしても「つわものどもが ゆめのあと」の雰囲気で人間のバカさカゲンを味わせてくれる。。今は海上保安庁の電波塔などの施設があるがなんで展望台を作ってくれないのか疑問。お山の頂上は昔はお城だとか軍隊の占有物になっていてそのなごりだろうか。
     三浦富士には電波塔や展望台は無く、遠くから見るとわかりにくい。でも富士山信仰の名残の昔ながらの祠があり狭いながらも3つの山の中では一番落ち着くところ。やっと昼食だ。武山ほどではないが木のむこうに房総半島の富山や鋸山が見える。もう一人登っていてナントカカントカジュリエット、などといいながら無線交信中だった。こっちのカメラのタイマー撮影の音に心穏やかではなさそうで気になっていたようだ。受信の声が聞きづらかったのかもしれない。
     津久井浜まで降りてくると房総半島は本当にすぐ隣という感じで手が届きそうなところ。橋を作ってみたくなる気もわからないではない。が膨大な予算を費やして借金地獄になっているこの国の将来はクライ。景色を眺めるのはタダだからこんな安上がりで楽しいことは無いのに、そこで止めとけばよかったんだなどと思いながら、帰宅。もちろン、アクアラインは高いので使わず、湾岸を通って帰ってきたのはいうまでもない。館山道は千葉から宮野木にかけていつも渋滞するので時間的にも大差ないはずだ。