白馬岳
自分のカメラもない時代でした。白馬岳の写真はもらったこの貴重な3枚だけです。
ホームページに載せる許可を得ていないので小さく載せました。

白馬岳頂上 白馬大池朝日岳分岐 朝日岳
誘われて始めて登山らしき登山に行った。これ以前に確かM氏とともに日光沢温泉から鬼怒沼に登ったことがあるが急遽キャラバンシューズを買って小学生の遠足用のリュックサックを借りての、にわかハイカーだったけれども、このときも赤いザックも貸してもらったもの。ろくな登山用具もなく、何を着ていくか困った。
新宿からの夜行列車だったと思うが夜寝られずつらい。立っている人はもっとつらかっただろうが登山する人ってこんなに居るの!ということだけで驚いた。何がなんだかわからず頭がボーっとしているうちに猿倉に着き、さらに暫く行くと有名な大雪渓だ。登山者が白い雪の上にアリの行列ようにつながっている。雪渓の上を吹く風は真夏とは思えない涼しさだ。途中の昼食休憩以外は休まず一気に登って頭が痛くなり、今考えると軽い高山病だったと思う。それ以後調子が悪くなったがあまり弱音も吐けず白馬山荘で一泊。混雑してつらかった。翌日、ご来光を見るというので早起きして白馬頂上で暫く待つが、寒くてつらい。なんだかつらいことばかりで2日目に突入した。
確か、快晴。縦走を始めるが雪倉岳はとてもいい雰囲気の山で渡されたオレンジを食べながら頂上での展望は抜群だ。でも頭痛が昨日から治らずつらい。さらに樹林帯を朝日岳に登るがここも速く登ろうと思って飛ばしすぎ、頂上間近でダウン。皆に迷惑をかけたが全然自分の体の調子も考えず、早くこのつらさから逃れたかったのかもしれない。台風が近づいているせいで遠くに雲が渦巻いているのが不安だった。朝日小屋一泊。
最終日。再び朝日岳を登り返すが台風のためかなりの強風。めがねが飛ばされてあわてて追いかけた。頂上から蓮華温泉に下る。一箇所、風の通り道があり、ものすごい風が吹いていていくつかのパーティの人たちがそこで止まっていた。ハイマツの中に避難する女性登山者も多し。小さな砂粒が飛ばされてきて顔に当たるので痛い。どうなることかと思ったがなんとかそこをすぎると平和が訪れた。でもかなりのエネルギーを消耗し、いつ果てるともない蓮華温泉への道を歩くガ、疲れ切ってスピードが出るわけもない。結局最後まで頭痛のやむことはなかった。全然登りかたも知らなかった頃の話。