雄山

    
室堂から雄山に向かう                         霧の雄山頂上

    
みくりが池温泉           一の越山荘              黒部ダム

     前の職場にいるときに夏の旅行の予約をしようと思って近くの旅行社Kツーリストに行く。立山に行きたいと言い、M温泉の予約をしようとしたらそこはもう客室はいっぱいで従業員用の部屋が一つ空いているという。少し安くなるし、そこでもいいと答えたがなかなか返事が来ない。もう一人同じところにアクセスしていて結局その人は安い従業員用の部屋に変えて予約の二部屋を手放したのでこれ幸いとばかりにその二部屋を予約した。ずいぶん遅い時期に予約したのに予約できたのは幸運だったと思う。
     ロープウェイ、ケーブルカー、トロリーバスなどを乗り継ぎ、立山室堂にいたる。かつて来たときはディーゼルバスでトンネル内の排ガスがつらかったが今はもう快適な電気の時代だ。黒部ダムもあまりに有名だが今なら自然破壊反対運動でも起きて作れないだろう。
     3000m級の山に簡単に行けるのは中央アルプスの駒ケ岳と北アルプス南端の乗鞍岳、それにここ、立山の雄山である。昔、薬師岳へのロングトレイルのときにここからスタートしたがそのときはずいぶん雪渓が残っていて慎重に超えて行ったが、最近の地球温暖化のせいか今回はあまり雪渓はない。途中、林間学校の中学生がぞろぞろ登ってきて全クラスが行き過ぎるまで一般登山者は脇によけてしばらく休憩。かなりの時間を要す。頂上でもその中学生たちが昼食。そういえば雄山頂上から小学生が滑落し死亡したのは数年前のことだ。誰でも登れそうで危険は常にあるので気をつけたい。大集団だと先生方も一人ひとりには眼が届かないだろう。朝のうちはいい天気で快適、雄山頂上に着いたら霧で何も見えなかった。下る途中に雨になったけれど登れただけでもよしとしよう。皆ここに来たことを覚えていてくれるだろうか?